カメラを片手に

ベルギー旅16、コーレンマルクト広場でシャボン玉が舞う

今朝の奈良は2.9℃まで冷え込み、雨が急に降ってくる不安定な天気模様、
9時

東の春日奥山の谷筋から水蒸気が昇っており、高円山461mの向こうの大和高原を
観れば白いものが。あの雨は標高500m以上では雪になったのですね。


ベルギー旅16、ヘ(ゲ)ント小旅行④聖ニコラス教会とランチを
             (長くなっていますが、お付き合いを)       
ヘ(ゲ)ント」はケルト語で「合流する」と意味で、スヘルデ川と
レイエ川が合流する地にあり、北海へと繋がる内陸港が開かれ交易と毛織物産業で
発展した。16世紀には神聖ローマ皇帝カール5世の誕生した町として彼の庇護のもと、
パリに次ぐ都市となり黄金時代を迎えた。だが現在はアントワープにその座を譲るも
旧市街に中世の雰囲気を残し、フラワーショウが行われ花の都ともいわれる。


コーレンマルクト広場に建つ3つの建造物は見どころで、今まで聖バーフ大聖堂で
「神秘の子羊」聖壇画
、世界遺産のヘ(ゲ)ントの鐘楼からの眺めをみて、残るは
ステルデ・ゴシック建築の聖ニコラス教会へ立ち寄ました。


横から


コーレンマルクト広場から


「聖ニコラス教会」の聖ニコラスは猟師と船乗りの守護聖人で、サンタクロースの
起源とされる。教会は11世紀から13世紀に建てられ、北海に近い港のため船乗り
たちが航海の安全祈願を祈った。その後~18世紀にかけ建て替えられており、
大小3つの塔がそびえる左右対称の美しい外観のステルデ・ゴシック建築となり、
トゥルネー地方産の青味のある石が幻想的な美しさを際立させ、柱と窓が多く、
壁構造の少ない、瀟洒で華麗なゴシック様式教会となっている。
内部も明るくてきれいな祭壇やパイプオルガンが


副廊にはステンドグラスが




その上部には、絵が描かれ、光があふれている。




コーレンマルクト広場でランチの店を探していると、・・・強い風の中、シャボン玉を






ランチを探すも・・・有名なワッフル屋さんMAXも気に入らないそうで・・・
旧の郵便局で、ハンバーガーとかの店が




トラムがやってきた。


天候もよくないし、3日目で歩く距離も多く、70歳前後で皆なんだか疲れている。
帰ろうと相談がまとまった。
ところが・・・乗ったトラム・・・500m程進むと止まった。電気系統の障害発生
電気が消え、みんな降りてしまった。払い戻しはない。
あと2Kmも歩いてGent-Sint-Pieters駅まで戻ることになった。
とぼとぼ歩くも雨が・・・
ここを左折すると、ゲント美術館、ファン・エイク展がやっている。
やはりあまり歩きたくなく、直進へ。


Gent-Sint-Pieters駅のひとつ手前の駅付近で直ったのかトラムがやってきて
抜かされてしまった。あー嫌になる。腹が立ってきたと同時に空腹に気付き、
近くのフランス料理The Ramblerへ。

ランチメニューは終了で、ワーテルゾーイを食べたかったが・・・
ビールと無難なボロナーゼのパスタを注文!
細かいチーズが山盛り出され、これを全部かけて頂くのがベルギー流だそうだ。
おいしかった。


でもGent-Sint-Pietersの駅で乗り遅れそうになった。
5分前までは10番線だったのに、ホームへ上がる途中に、大勢の学生が
ホームを降り出していた。ホームに上がると誰もおらず、駅員さんに教えられ、
やっと気がついた。12番線に変更だと。
大慌てで下り、12番ホームに上がると、列車が入ってきたのだった。
40分ほどでブリュッセルに5時過ぎに到着、雨が強く降りだした。
休憩後、買ってきたスープとサラダなどで食事をして、雨だし、席も悪いし、
連れ合いは着物、私はスーツをやめて、普段着で行くことになった。
夜7時半からの王立モネ劇場でオペラ「ドン・ジョバンニ」です。
コシファントッテと同じ舞台セットだ。チケットも良い席が取れず、
10€の最後尾、座席が狭く脚の置き場に困るほど。
  Don Giovanni :BJÖRN BÜRGER
  Donna Anna  :SIMONA ŠATUROVÁ
  Donna Elvira  :LENNEKE RUITEN
  Leporello   :ALESSIO ARDUINI   ・・・等


雰囲気だけは伝わるが・・・、疲れもあり、前半は集中力が切れる。
休憩で最後尾の人が半分ほど帰ったようで、後半は足を広げて観ることができた。


終わったのが11時過ぎ、よく遊びました。長ーい雨の一日が終わり、
明日は昼からアントワープへの小旅行です。晴れると良いのですが・・・?。

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コメント一覧

tkgmzt2902
ベルギー、十分に楽しんでおられますね。
NHK神秘の子羊の修復は私も見ました。修復前は館内も自由に観ることができました。私には、修復前の方が「神秘的」な羊に見えますが(^_^;)
写真が綺麗で、追体験を楽しませてもらっています。
なぜかベルギーでは二度も道に迷い印象的な街歩きでした。
角次郎
https://blog.goo.ne.jp/kumonoyukue
デジタルアート・版画WEV美術館へ来館ありがとうございました。
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