カメラを片手に

2003年8月の立山トレッキングの回想

今朝からも、もやっとした空気に包まれた春日奥山のまえに、
御蓋山も三角のシルエットで奈良市街を見守られております。
8時

1945年の今日は連れ合いの故郷で「富山大空襲」があった日、
B29爆撃機174機が市街地の99.5%を灰塵にして、死者2737人と
原爆を除く通常爆弾による空襲では地方都市最大の被害となった。
不二越から富山駅まで4km殆ど何もなく、大きな松の木だけが・・・
その松の木も、十数年ほど前には枯れてしまいました。

軍関連とは無関係である民間人殺傷を目的とした空襲は、国際法で
禁止だったのに・・・(現在でもシリヤなどで続いています)。
この犠牲者の鎮魂と戦後復興の願いを込めて、1947(昭和22)年から
毎年8月1日に北日本新聞納涼花火(富山会場)が開催されており、
昨日で72回を数えています。合掌
記憶に残し、戦争の悲惨さを受け継いでいかなければ・・・。

2003年8月1日に立山登拝とトレッキングの写真です。
立山駅(477m)からケーブルカーで終点の美女平(977m)、高原バスを
乗り継ぎ、バスの車内から立山杉などの樹林帯から眺められる一番目の
絶景ポイント「大観峰」、「称名滝」が眺められ、日本一の落差350mを
誇る四段の滝であり、一段目(最上部)が70m、二段目58m、三段目96m、
四段目が126mで、立山駅から車などで滝つぼ近くからも眺められます。


2450mの室堂に着くと、インバウンドの方々でいっぱいですが、少し離れ
玉殿岩屋から引かれた湧水(名水100選)を是非頂いてください。

『みくりが池」を通り、宿泊地へと


地獄谷への分岐点から地獄谷へ、登りかえして


今夜の宿は雷鳥荘(温泉有、手前の「みくりが池温泉」が有名)へ
3度目、30年前それぞれの両親の父母と子供たちを連れ雄山登拝を2回、
今回は15年ぶりで、新設の温泉小屋も。(現在はもっときれいに)

一夜明け、朝から一の越から立山連峰の雄山3003m、大汝山3015mそして
富士ノ折立2999mを通り別山2814m、そして別山乗越の剱御前小屋
そして懐かしいから雷鳥沢へ下り、雷鳥荘へ戻るコース

今朝のみくりが池は静かで水面に映る立山が顔を


一の越への登り道は、緩い登りで整備もされており歩きやすく、
雪渓やイワギキョウなどの花々が目を楽しませてくれます。


一の越から急な登り、浮石も多く大変ですが1時間ほどで立山奥社社務所へ、
そして参拝(有料)もさせて頂きました。


さらに大汝山と富士の折立を縦走し、


やっとひろーい別山頂上


別山乗越の剣御前小舎へ、4度目に
これで、早月尾根から剣・立山・薬師・雲ノ平・双六・槍・北穂高・
奥穂・前穂・上高地へ、30年にして繋がりました。

急な雷鳥沢を今回は下るだけ、

温泉に入りゆったりさせて頂いたことを思いだしました。
今は、こんな元気がない自分に腹立たしい。

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