カメラを片手に

ユキノシタがひっそりと咲く

「母の日」は曇り空、最低気温は17.6℃と暖かな朝、雨粒も時折見るも降らず
気温は午前10時過ぎには25.1℃迄上がり、日中何とか持った天候も、夕方前
から雨が降り出すようです。
なお夜半から明日午前中にかけて本降りになりご注意が必要ですね。
      10時、23.6℃、53%

140年前1884年のこの日、チェコ音楽の創始者で作曲家・指揮者・ピアニスト
「ベドルジハ・スメタナ: Bedřich Smetana 」60歳の忌日
スメタナの生誕200年と没後140年が重なるメモリアルイヤーですね。      

特徴としてチェコの民俗舞踊のリズムを多用し、民族主義とリアリズム、
ロマン主義な音楽性から叙情的な作品群が多い。
よく知られているのはプラハの春音楽祭のオープニング曲となる連作交響詩
 「わが祖国」、特に第2曲ホ短調『ヴルタヴァ』(モルダウ) ですね。
第79回を迎える国際音楽祭「プラハの春」 は今日5月12日、我が祖国の全曲
演奏は現地時間20時、ペトレンコ指揮のベルリンフィルで始まり、6月3日迄
50ほどのプログラムから成るそうです。

音楽祭好きの我にとり、12年前に計画したことがあったのですが、バイロイト
音楽祭に数年間申し込んでいて抽選であたり、計画倒れに・・・。

さて西の隅で咲きだした花は「ユキノシタ・雪の下」です。
湿った半日陰が好きな多年草の常緑植物で、細い花茎をのばし円錐状の花序
を作り、花は多数でまばらにつくのが特徴となる。
和名の由来は諸説あり、「雪が積もってもその下に緑の葉が見える」説と、
「雪のように白い花の下に緑の葉を広げる」説が有力らしい。

花は5枚の花弁を持ち、下側の2枚は白色の長い花弁で目立つ。一方上側の
花弁3枚は短く、白色で赤い斑紋が入り、根元には濃い黄色の斑点がある。

雄蕊は10本、雌蕊は1本で花柱が2本あり基部は黄色い花盤に取り囲まれる。
雄蕊は雌蕊より先に熟して花粉を放出する「雌雄異熟」で自粉を避けており、
よく見れば花柄と萼片には、紅紫色の腺毛もある。

花言葉は「深い愛情」で、ユキノシタの葉のしぼり汁は中耳炎やひきつけ
などにも効能があるとされ、民間薬として用いられていることからとされる。
      

さらに「葉の形が虎の耳に似ている」ことから「虎児草・こじそう」として
葉を干す生薬名で呼ばれており、てんぷらなど食用としても有用です。
その他の別名として「鴨脚草」「鴨足草」「金糸荷」などと・・・ 
なお俳句では「鴨足草」と書いて「ゆきのした」と読むことが多いと。

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