カメラを片手に

富山県水墨美術館で鏑木清方など福富太郎コレクションをみる

このところの不安定な大気、昨日も夕方の急な雷雨に驚かされ、夜も窓を閉め
エアコンを動かしての就寝、ほぼ熱帯夜状態も相まって、疲れが取れない。
今日の最高気温は35.0℃と猛暑日になっている。
      10時半、32.0℃、61%

先日は4泊5日で富山へは墓参りを兼ね、白山登山・連れ合いの旧友や妹夫婦と
の会食をした。
連れ合いの旧友との待ち合わせは3日目の午前10時、「富山県水墨美術館」で
どこかでランチをするのでと、送らされついでに館内に入れば・・・
企画展「コレクター福富太郎の眼:昭和のキャバレー王が愛した絵画」前期
      

富山県美術館は、平成11年に日本文化の特質を世界に発信する和風の美術館
として、日本の近代以降の水墨画、特に時代を超えて受け継がれる水墨画の
深奥な精神性に満ちた世界を、さらに水墨画に限らず広く日本の美も紹介す
るために開館された。
      

駐車場から入れば・・・


建物は和風の平屋造りで、庭園や茶室(墨光庵 )を配し、豊かな自然のなか
心静かに鑑賞出来るように考えられている。


企画展『コレクター福富太郎の眼:昭和のキャバレー王が愛した絵画』
戦後最大のコレクターで、鏑木清方の作品11点をはじめとする美人画から
時代を映す黎明期の洋画、そして戦争画に至るまで、72点の作品をとおして
今も息づくコレクションの魅力と、作品とともに歩まれたコレクター人生を
振り返っている 。


Ⅰ  コレクションのはじまり 鏑木清方との出逢い 11件
Ⅱ-1 女性像へのまなざし 東の作家 16件
   渡辺省亭、尾竹竹坡 池田輝方 竹久夢二「かごめかごめ」 伊藤深水
Ⅱ-2 女性像へのまなざし 西の作家 9件  
   上村松園「よそおい」 北野恒富 島成園
Ⅲ-1 時代を映す絵画 黎明期の洋画 10件
   川村清雄 中村不折 五姓田義松 モーティマー・メンペス
Ⅲ-2 時代を映す絵画 江戸から東京へ 12件
   岸田劉生 村山槐多 佐伯祐三 小磯良平
Ⅲ-3 時代を映す絵画 戦争画の周辺 4件
   向井潤吉 宮本三郎
      

常設展示室では竹内栖鳳、横山大観、平福百穂など近代の優れた水墨画を
系統的に展示され、本県ゆかりの『篁牛人たかむら ぎゅうじん』が3件、
「がま仙人」「西王母と小鳥」「四睡の図」が正面にありました。HPより


一番奥に「下保 昭かほ あきら」砺波生まれで京都にて日本画の制作に取り組み昭和50年代後半からは独創的な水墨山水画を描かれ、150点所蔵している。
特に自然界のエネルギーを東洋的な無常観の世界に昇華させた精神性の高い
作風をご覧下さいと。
「称名双瀑」や「黒部幽谷」は想像が膨らみました。
HPより

ゆっくり見て回れました。
なお喫茶や呈茶はコロナ禍で営業されていない。

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