今朝も寒気の影響が残り、最低気温は7.6℃と昨日と同様にやや冷えんだ奈良
乾燥して陽射しも強いのに、昨日同様気温は上がらず平年より低い20.7℃に。
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28日からの富山への帰省、一日目は氷見温泉郷で三姉妹家族が集まり楽しい
一夜を過ごしたが、二日目は前半の三連休でもあり、一家一族が集まるため
慌ただしく家に戻っていき、取り残されてしまった。
天候も直ぐ前線が通過し大荒れのとの予報、美術館なら一度行きたかった
石川県七尾美術館へ行くことに決まった。
海岸沿いの国道160号を北上すれば、海を眺めながらの気持ちの良い道です。
でも雨の降らないうちにと七尾大泊ICから能越道(無料)へ
七尾市街への下りで七尾の街の向こうに能登島も見られたが、七尾ICから少し
走れば、雨粒が落ちてきて急に荒れた天候になり七尾美術館の駐車場に着く。
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雨と強風の中傘をさし向かう。
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入り口です。
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『長谷川等伯展〜水墨・濃淡の妙VS着色・彩りの美〜 』が
4月23日から5月22日まで開催中でした。
ここ七尾は桃山美術の画聖と讃えられる長谷川等伯生誕の地で、七尾美術館
では能登にゆかりのある作品を中心に収集展示され、毎年「長谷川等伯展」が
開催され、27回目は18作品からです。
(コロナ禍で一昨年は中止、昨年は期間途中で中止に)
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検温と消毒を済ませ、入館料800円(能登食祭市場で100円の割引券配布有)ビデオコーナー
受付
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第一展示室への通路で、その先に第二・三展示室への降り口がある。
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テーマ1「水墨・濃淡の美」等伯50歳頃から寺院への水墨画の依頼が続く
幽玄なる水墨の濃淡や線描の使い分けによる妙が見られ、松林図屏風複製も
「山水図襖」部分(重文)、長谷川等伯51歳筆、京都市・圓徳院
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パンフより
「松林架橋図襖」、長谷川等伯筆、京都市・樂美術館蔵
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パンフより
県指定有形文化財「松竹図屏風」部分、長谷川等伯筆、石川県七尾美術館蔵
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テーマ2「着色・彩りの美」、若き信春時代の仏画、等伯時代の金碧画
「四季柳図屏風」右隻、長谷川等伯筆、個人蔵
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パンフより
「松・桜図襖」重文 長谷川派筆、京都市・妙蓮寺蔵
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パンフより
「四季花鳥図屏風」左隻、長谷川等伯筆、個人蔵
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テーマ3「長谷川派の着色・金碧画」、等伯没後息子や弟子は、長谷川派を
受け継ぎ、新たな表現を模索している。
「李白・陶淵明図屏風」左隻、長谷川宗宅(等後)筆、京都市・北野天満宮蔵
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パンフより
長谷川等伯は素晴らしいの一言です。
見終わり、ビデオを見ているとお腹が空きました。
お寿司屋さんを探すが、予約のみと・・・
仕方なく「能登食祭市場」へ雨風の強い中向かう。
入り口のベニズワイガニ半身入りの味噌汁300円を見送り、
七尾地魚定食(鯵の塩焼き、甘海老・フグとマグロの刺身)1500円を。
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雨で入場客も少なめらしい。
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外は風雨が強く、海は白波が立ち、能登島もうっすりと。
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もう一つの美術館、「石川県能登島ガラス美術館」で開催中の日本ガラス
工芸協会創立50年記念『’21日本ガラス展』は諦めた。
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今夜の宿へ大荒れの道を。