今朝は12.8℃と平年よりは温かな朝、北寄りの風は冷たく、雲間から指す
日差しはあるが、最高気温は昨日から8℃ほど低い16.3℃止まり。
昨日の暖かさが嘘に様、しかしこれで平年並みです。
久しぶりにはっきりと見えた春日奥山(最高峰は花山497m)、
紅葉も少なくなったようだ。
11時
若草山342mの頂上下の紅葉も終わり、枯芝に覆われて一重目の山焼き用に
残されたススキが銀色に光る。
右隣の優美なお山は、春日大社の神奈備山『御蓋山(春日山)』283mで、
山頂にある浮雲峰は768年(神護景雲2年)、春日大社の祭神「武甕槌命」が
藤原氏により勧請され、白鹿に乗り降り立った場所とされている。
春日鹿曼荼羅 鎌倉時代14世紀 奈良国立博物館所蔵
よく知られる歌は古今集巻9 406 阿倍仲麻呂
『天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも』
今の季節は、万葉集10巻 2212 作者不詳、
『雁がねの寒く鳴きしゆ春日なる御笠の山は色づきにけり』
この歌が合いそうだが、少し遅いようだ。
我が家の小庭の一本の『ドウダンツツジ・満天星躑躅 』日に日に色が・・・
『満天星の毬のもつとも紅葉濃し』 川崎栗堂
お稽古で障子を開けて頂けそう。
でも灯篭の火口越しはコンクリートの擁壁が近く、陽に照らされ暖かいのか
まだ青葉が・・・地球温暖化は深刻かも