下田・爪木崎水仙まつり １月２３日のこと

以前から「下田の水仙まつりに行ってみたい」などと思っていたのですが、一人で下田に向かうのはちょっと心配
そこで、この度仲間を巻き込んで行ってきました
仲間の力は偉大です
やっぱり下田はずいぶん遠かった




集合は朝の６時に大和市内のコンビニ、まだ夜明け前です
集まったのは
　viperさん
　峠のゴブリンさん
　スレイプニルさん
　それと私
片道150キロを走り抜くには申し分ない顔ぶれですね、私を除いては

ＲＤ不調のviperさんのバイク、さっそくスレイプニルさんの手に掛かればあっという間に絶好調


藤沢経由で海岸線に、あとはそのまま海沿いを下田まで走ります
湘南台あたりで夜も明け早朝の国道を快走しました
富士山も良い感じ　＠湘南大橋

折りしも湘南国際マラソンの当日、Ｒ１の大磯と二ノ宮の間の歩道は会場に向かう参加者で溢れておりました
参加者の付けていたゼッケンの桁数がかなりあったのですが、どれだけの参加者が走るのでしょうか？

先頭を牽くゴブリンさんに、小田原からは少しペースを下げていただきます
そうしないと私途中で終わっちゃいますから
ちょっときつかったけど、何とか熱海到着

午前だったので、ちょっと逆光ぎみで…

さて私は熱海から先を自転車で走ったことはありません
ちょっとワクワクです

牽いてくれているゴブリンさん


３番手のスレイプニルさんとラストのviperさん


南国的な街路樹が特徴の伊東市内

自転車って素晴らしい
空気の冷たさ、潮の香り、そういうあたりまえの事を直に受け取りながら静かにしかも軽快に進んでゆけるのです

しかし今日のコースで大変なのはこれからなんだよなぁ
伊豆高原に向かっての上りをはじめとして、いくつもの上り、そしてのぼりながらのトンネル
路肩の狭いトンネルでは緊張の連続でした

河津ではちょっと寄り道
河津桜はまだのようでした

これは河津桜の原木、ほんの一部の枝だけが開花してました


またまた上り、でも景色はいいから癒されます

これから向かう海岸線が見えました
左端が目指す爪木崎ですね
頑張りましょう
実は、この時すでに疲労困憊しておりまして、先が見えた事で少し安心致しました
そして、このコースを知っているゴブリンさんとviperさんが「もうきつい上りは無いから大丈夫」とのアドバイス
嬉しかったっす

ついに到着、爪木崎　15時でした
予定より１時間くらい遅くなったようだけど、そんな事はどうでも良くなっちゃいましたね
とにかくここまで来たんです


水仙のあまい香りがあたり一面漂ってました


疲れてはいるけど満足顔の４名でした

ひとしきり水仙まつりを楽しんでから下田の中心部へ移動です

下田駅前

この自転車が私をこんなに遠くまで連れてきてくれました
自動車でもなく、鉄道でもなく、自分の脚で漕ぐわずか10kgにも満たない乗り物
素晴らしいですね
サドルの下のほうに付けてある青い物は輪行袋です
一応往復自走の計画ですが、万が一のための保険として装備してきました
実は、輪行はあまり得意としない私なのです
結局自走で帰ってまいりました

ついでに装備について少し触れておきます
夜間走行用にライトをしっかり付けてます

前照灯として強力なＬＥＤライトを２灯、更に小型のＬＥＤライトを点滅で使用してました

ウェアー類は、ヒートテックとスキー用インナーそれに長袖ジャージです
あとは必要に応じてウィンドブレーカーという感じ
下は、防寒タイツ＋ウィンドブレイクのロングパンツ
グローブは今回特にスキー用のグローブを使用

かなりの防寒装備です
日中は汗ばみましたが、朝と夜にはこの装備にかなり助けられました

さて、今まで食事らしい食事はしてません
コンビニ休憩での補給でここまで来てしまいました
で、ちょっと遅い下田での昼食です
ゴブリンさんが以前から立ち寄りたいと思っていた店で、viperさんは何度か利用しているという“一(はじめ)”
なんでもボリューム満点の店だそうな

のっけからびっくりです
初めての客は、有無を言わせずミックスフライ定食にされちゃいます
壁にべたべた貼ってあるお品書きは関係ありません

程なくして味噌汁がお鍋ごとテーブルに、どん！
「好きなだけ飲んでいいから、勝手に注いでね」と店主のおやじ
どう見ても１０杯分くらいはありそうです
始めから豪快だこと

次に出てきたのはご飯
但し、初めての客にはカレーが掛けられてます
カレーライスじゃん
これも、えっ？　ですね

そしていよいよミックスフライ

これ画像ではよく分からないかもしれませんが、とてつもなくいっぱい乗ってます
キャベツの山盛りとその隣にはスパゲティ
あまりの量に、ただただ呆れて笑うばかり

食べ始めてしばらくすると、おやじさんがキャベツの入ったボールを持ってやって来てせっかく食べたキャベツを元通りの量にに補充してくれちゃいます
そんなに食えないってば

さらに「温かいスパゲティもどうだ？」とボール

あはは～、とても無理！
私は自分用のミックスフライも食べきれずスレイプニルさんに助けてもらいました
スレイプニルさん、あとで腹を壊したとか…
この所為でしょうかね？

さて満腹になって、時間は４時半
このあとどうやって帰るかはそれぞれが思惑をもっております
翌日の都合も人それぞれ
ならばと、ここ下田で解散になりました
あとは勝手に帰りなさい、です

私は、もとより自走のつもりでしたからそのまま自走で

viperさんは、輪行で帰ったものの体調が良くなり熱海で自走に変更
しかし、雨降りにより小田原から再び輪行に切り替えて帰宅

ゴブリンさんとスレイプニルさんは、取り敢えず自走で戻り伊東か熱海あたりで状況をみて輪行か？
その後、スレイプニルさんは体調不良(腹痛？)で熱海から輪行
ゴブリンさんは物凄い速さで自走を続け私より１時間半も早く帰宅したようです

自走組　＠下田市内

このあとすぐに、この二人から置いてかれちゃいました
いいんです、それのほうが
この二人について行っちゃうと、家までたどり着けなくなる

一人旅だから写真も自由さ　＠白浜海岸

ビキニの女の子は居ないのね
１月だし…

今朝も喧嘩してたような…、この二人

で、この写真を撮った頃から雨が降り出して、小田原あたりまで降られました
真鶴道路ではタイヤが水を巻き上げる状態にまでなってましたが構わず走っちゃいました

小田原でメールのチェックをすると、ゴブリンさんが自走で飛ばして、すでに平塚まで戻ってる
12時前に帰宅できそうだとか、速いですね
viperさんとスレイプニルさんは輪行中

現在、時間は10時40分
私の帰宅予想は１時頃かな？

そうこうしてたら小田原で雨はあがり、国府津あたりまで来ると路面もドライ
しかし、同時に気温がぐっと下がり始めました
充分な防寒対策がここで大いに役立ち、寒さでの問題は発生せず

疲れ果てて、やっとの帰宅
時間は1時15分、予想よりちょっと遅れたものの無事帰れました

自分の中では遠い場所であった伊豆半島
今回のツーリングで少し近い場所に変わったかも知れません
でも厳しいコースである事をはっきりと認識する機会でもありました
この経験が近いうちに役に立つよう頑張ってゆこうと思います

あぁー、太腿が痛い…


下田往復
走行データ無し(サイコン紛失)、推定320km