途中から雨の“フジ５５”

75kmあたりからは雨の中を走りました
それでも無事完走
チラッと見たゴールの時間は確か3時間05分くらいだったかと
公式リザルトが待ち遠しいです





目標だった３時間には僅かに及ばず
それでも自分の力を出し切った手応えは感じております
辛かった雨のレースも、終わってみれば満足感
いい一日でした


一緒に参加した仲間たちは
　　スレイプニルさん(160kmソロ)　　　　
　　Ｙさん(100kmソロ)
　　SLENDERさん(100kmソロ)
　　そして私(100kmソロ)

２台の車に分乗して現地には５時半頃に到着していながら、駐車場に入れたのは７時でした
レース開始前から出場者にストレスを与える様な大会運営には疑問を感じますね
結局コース試走(６時半から７時半まで)は出来ないままに本番を迎える事になりました

ピットのスペースも不十分で、結局は外の軒下

まぁ、我々グループは全員がソロの出場者でしたから単純に荷物さえ置ければOKでしたが・・・

競技前のピット及びメインスタンド

天気はくもり、いつ降りだすか分からない様な雲行きでした

その後、大会運営の乱れから約４５分遅れでレースが始まります
かなり後方に陣取った私達が動き出したのは、スタートの号砲からほぼ１分後
あはは、市民マラソン並みですね

この先レース中の写真はありません、悪しからず

この大会、参加者を集め過ぎじゃないの？って言うくらい行けども行けども集団の中
その所為か、接触による落車事故をあちこちで見ました
ビジネスとして成り立っているレースである事は承知しておりますが、競技としての質にも配慮が欲しいところです

それでも、降りそうでなかなか降りださない雨雲の下で一周4.5キロほどのコースをどんどん周回してゆきます
３周目かな？早くも先頭集団にラップされてしまいます
先導するオートバイがけたたましくホイッスルを鳴らして、遅い周回遅れの自転車を左に追いやります
その直後に、物凄い数のチェーン音がひとつに混ざり合って「シャァーー」っという様な騒音になって後方から迫ってまいります
毎度の事ながら、トップ集団は見ているだけでも興奮致しますよ
密集したまま猛スピードで駆け抜けて行きます

４周目には、何と160ｋｍソロに出場のスレイプニルさんにラップされてしまいます
先へ行った背中がすぐに小さくなって、やがて人混みに見えなくなってしまいました
速っ！

私は自分のペースをキープです
ケイデンスを100～105あたりにしてくるくる回し続けました
これこそ練習の成果かな？
100kmノンストップの予定なので敢て無理は致しません

それでも距離40kmあたりになると、太ももや脹脛などに攣りかかる症状が現れ始めて私を悩ませます
「んー、これで100kmもつのか？」、「もしや・・・DNF?」　などと心配になったり致しました
はい、ここでこそサプリメントですね
それまでにも少しずつ飲んではいたのですが、ここでREPLENISHのドリンクを大量摂取
更にamino VITALゼリーを走行しながら飲み下しました
「よしっ、これでいける！」　とまずは気持ちから回復
やがて攣りかかった症状も改善し、何とかピンチを脱出できました
んー、サプリの力、凄いですね
秘かに計画していたのは40kmと80kmでゼリーの補給、この点でもほぼ計画通りでした

先ほどにも少し触れましたが、落車事故が多かった様に思いました
そしてその近くには大抵ボトルが転がっていたり、小さな部品が落ちていたりします
私も落ちていたボトルに一度危うく乗り上げそうになり、ぎりぎりで回避しました
出走者が多いので、落下物の発見が直前になる事が多くて怖かったです

中盤になると自分のペースも安定してきて順調に周回を重ねてゆきます
平地であれば巡航は35km/hあたりで快調に走り続けます
スレイプニスさんに一度ラップされた以外には仲間とまったく会いません
たぶん同じ周回を走っているのでしょう
みんな頑張っているかな？

75kmくらいで雨が降り始め、80km頃にはついに本降りになります
出走前は初めからの雨も覚悟していたので、終盤まで持ち堪えてくれたのには助かりました
あと５周ほどだ！雨だけど頑張りましょう

しかし、ウェット路面の結果として落車事故が増えました
一つの落車が後続に急ブレーキパニックを引き起こし、更に落車が発生みたいな事が頻繁に起きていた様に思います
幸い、私や仲間は巻き込まれずに済みましたけど

中盤の周回でラップタイムを計測したところ８分３０秒くらいでした
「これなら行けそうだ！」と気を良くしていたのですが、ラスト２周という辺りで目標としていた３時間には届かない事が判明
それでも集中は切らさずに、最後の２周はダンシングも取り入れて何とか燃え尽きる事が出来ました
ゴールラインのずっと手前からフィニッシュレーンが設けられておりまして、競技を終える走者はそこへ入って行きます
このフィニッシュレーンに進入した時の満足感は格別でしたね
あの演出はgood！

今回のフジスピードウェイ、終盤まで垂れずに走りきれた事は大きな進歩？
まぁ100kmだったからね
ゴールの直後に確認した時計は、確か３時間０５分くらいだった様に記憶してますが・・・

私がゴールしてからも、まだ走り続けている160kmと250kmの走者たち

コース上の密集は随分解消された様です

160kmソロのスレイプニルさん

頑張ってます

そしてスレイプニルさんもゴールし、レースが終わったいい顔のみんな

リザルトが発表されないので、結果を見ずに会場を後にしました
どうなっているのでしょうか？
7/2(月)10:00現在もまだ発表なし

駐車場から見下ろしたコカ・コーラコーナー

私が一番ノリノリで走り抜けていたコーナーです
このコーナーでライバル達を何人抜き去った事か
そして、この先の上りで抜き返されておりましたが・・・


帰り道、御殿場市内のファミレスでしばらくレース談議に花を咲かせてから帰路につきました

今回のレースは生憎の空模様でしたが、私個人的には内容の良いレースとなりました
結果はともかくとして、最後まで垂れずに走りきった事にとても満足です
もし次があるとしたら、３時間切りが目標だな

一緒に参加して下さった皆さん、楽しい時間を有り難う御座いました
そして応援して下さった皆さん、大いに励みになりました
有り難う御座います
とてもいい６０歳の記念でした