花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

双六岳・三俣蓮華岳のつもりが・・・・・。

2017年09月16日 | 北アルプス

 

 

小屋泊まり二泊分のザックをを背負い

新穂高の登山口から相棒と二人

双六岳、三俣蓮華岳を目指した。

 

 

車中泊した新穂高の登山者用🅿は

大きな駐車場だが

翌朝にはほぼ満車になっていた。

駐車場奥の連絡歩道を登って行くと

新穂高センターに着く。

蒲田川を渡り舗装道路を緩やかに登って行くと

登山ポストの有る車両通行止めのゲート。



新穂高の登山者用🅿



新穂高センターに向かう。

センターには

奥穂高温泉郷観光案内所

登山指導センター

24時間使用可能の公衆トイレが有る。



車両通行止めのゲート

右側に登山ポスト

 

 

ここから小池新道まで

林道歩きが始まる。

林道沿いには

ソバナ等が花を付ける。



ソバナ

 

 

ヨツバヒヨドリ



サラシナショウマ



左俣谷に沿って緩やかに登って行くと

笠新道の登山口。

急登が続くと言う。

やがて、わさび平小屋。

周辺はブナの原生林。

心地よい風が吹き抜ける。



笠新道登山口

横に水場がある。

 

 

わさび平小屋。

 

 

林道沿いにも立派なブナの木。

 

 

小池新道の入口は林道が左俣谷を渡る橋のたもとにあります。

明るく開けた左俣谷沿いの登山道は

小さな沢を渡り

やがて雑木林の中を

高度を上げて行きます。

登山道は良く整備され

歩きやすく、急な登りも

苦になりません。

 

 

小池新道入口

 

 

小さな沢をを渡る。

 

 

ヤマハハコ



シモツケソウ



登山道は階段状に石が詰まれ

非常に歩きやすい。



焼岳と乗鞍岳



穂高の稜線



槍ヶ岳



急な登りをこなすと

秩父沢の出合。

沢音と吹き抜ける心地よい風に

ホッと一息。

此処からは

イタドリケ原、シシウドケ原まで

更に急な登りが続きます。



秩父沢出合



ミソガワソウ



ジャコウソウ



大きな岩が転がるチボ岩を通過。



ゴゼンタチバナ

 

 

ミヤマアキノキリンソウ

 

 

登山道



草原状のイタドリケ原



エンレイソウの実



登山道



ハクサンフウロ



登山道沿いは草原の様。



カラマツソウ



サンカヨウの実



シシウドケ原に着きました。

小さな広場にベンチが有ります。

少し早いが昼食・☕タイムにします。




登山道はここから右手に角度を変え

トラバース気味に進みます。

傾斜も緩い登りに変わりました。



カニコウモリ



突然前方が開け

木道の敷かれた湿原となります。

その先は、熊のおどり場です。



ミヤマナルコユリの実 ❔❔❔

 


鏡平まで500m

後、僅かな時間

ガンバ



鏡平山荘まで5分と書かれた道標に導かれ

湿原に敷かれた木道を行くと

突然、鏡池のテラスに飛び出します。




鏡池のテラスからは槍ヶ岳とその稜線が望めます。

風が有るため逆さ槍は映りません。



木道を少しの時間で鏡平山荘に着きます。

山荘前のテラスでは、登山者が思い思いに過ごしています。



我々も受付を済ませ

名物のかき氷をいただきます。

火照った体に仕込みます。

 

 

早めの到着なので時間はたっぷりと有る。

付近を散策したり

☕を楽しんだり

まったりとした時間を過ごす。

 

 

オヤマリンドウ

 

 

 

 

再度、鏡池へ。

槍の穂先が映り込んでいる。

 

 

山荘前のテラスから見える槍ヶ岳は

薄い雲がまとわりつき

徐々にその姿を隠していく。

天気は下り坂のようだ。

夜に見る槍ヶ岳は

槍ヶ岳山荘の明かりがチラチラ光っている。

雲が取れたのか。

真夜中

雨の音で目が覚めた。

明日の予定は朝になってから考えよう。

今は寝ることに集中しよう。

9月6日

雨は降り続いている。

明日の予報も雨の様。

無事に帰り着いてこそ登山。

双六岳も三俣蓮華岳も

天気の良い日に訪れることにして

下山することに決定。

雨に煙る登山道を

慎重に下り

無事、駐車場に到着。

立より湯と昼食を済ませ

車を奈良へ走らせる。

 



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