花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

湖南アルプス3山周回 その3

2016年09月20日 | 湖南

 

平成28年(2016年)9月9日

不動寺本堂に寄り添う影向石。

胎内くぐりができる。

矢筈ケ岳を後に出合峠から先、アップダウンはあるものの、登山道はよく踏まれ歩きやすい。

しかし、樹林帯の中展望は無く、黙々と足を進める

出合峠先で今日初めての登山者と少しお話をした。

堂山へ登るつもりが、天神川の水量が多く、対岸に渡れなかったらしい。

この方が今日の山旅で唯一逢った登山者となった。

不動寺参道に合流。

此処は右へ、不動寺に向かう。

雑木林の中、緩やかに高度を上げる。

やがて道は二尊門を潜る。

門を潜ると両脇に、制多迦童子(考え事)と矜羯羅童子(願い事)の2童子が立つ。

優しいお顔になぜか(´▽`) ホッとする。

寺に向け、花崗岩が露出する参道を更に上がる。

本堂は境内の奥、巨岩に寄り添うように建つ立派な舞台作りで、山岳寺院の雰囲気。

太神山の頂上は、本堂の更に奥、奥之院の手前に有った

登頂後、境内のベンチで昼食を取る

聞こえるのは風が木々を揺らす音と、鳥のさえずる声。

静かすぎる。

食事後、樹林内の登山道を緩やかに高度を下げていく。

泣不動を通過。

丁石の数か減っていく。

登山道に落ち葉が堆積し、足に優しく歩きやすい。

木々の間から西側の展望が時々開けるようになると。

花崗岩むき出しの登山道となる。

時には両手も使い、慎重に足を運ぶ。

不動橋を渡ると林道は近い。

橋の上は、心地よい風が吹き抜ける。

林道に出た。

ここが、太神山への登山口。

林道歩きで駐車場所に向かう。

舗装道路は、ふかふかの登山道と違い足に堪える。

富川道の登山口に戻ってきた。

車はすぐそこ

自分にお疲れさま。



今回の山行中に逢った登山者は結局1人だけで、静かな山旅となった。