平成27年6月15日
コスモスと言えば秋のイメージ。しかしこの時期、コスモスが咲く寺が奈良にある。
般若寺で初夏咲きコスモスが見頃を迎えているとの事。紫陽花との共演を楽しみに出かけました。
京都から奈良山を越えるところ、奈良坂の古道沿いに般若寺がある。飛鳥時代創建の古い歴史を持ち、都が奈良に遷った時、平城京の鬼門を守るため「大般若経」を基壇に収め塔を建てたのが寺名の始まり。「般若」は仏様の知恵のこと。本尊は文殊菩薩。知恵の寺でもある。般若寺がなぜ「コスモス寺」と呼ばれるようになったかと言うと、寺では春の法要「文殊会式」を彩るため「山吹」の苗を育てていたところ、庭の片隅にまかれていたコスモスが自然と広がり、秋には群落となり咲きだし、以来、花数が増え今では30種類10万本以上の花園となっている。
般若寺のシンボル 十三重石宝塔
般若寺のコスモスたち
八重のコスモス コスモスらしくない。
花びらが袋状。 初めて見ました。
紫陽花と共演