22日
昨日の強風もおさまり、太陽の光にわずかな温もりを感じる穏やかな朝でした。
モカの散歩をしていたら、急にどこかへ出かけたくなった。
しばらくぶりの思い・・・
3~4時間で行けるところ・・・
そうだ! 「やきもの散歩道」 へ行ってみよう。
10年くらい前に行った事があったけど、最近ちょっと気になっていた。
道案内はカーナビにお願いして、阿久比経由で45分。
陶磁器会館で「やきもの散歩道マップ」をもらって、Aコース1.6キロを案内板番号順にスタートした。
曲がりくねった路地を進むと
黒い板塀の家や工場が点在して、一昔前に迷い込んでしまったような不思議な感覚。
趣のあるお店にはかわいい焼き物や小物たちが並んでいた。
散歩道のいたる所で
土管や焼酎瓶、当時作られていた焼き物や窯の材料が
坂道や土手の斜面補強に使われていて、
常滑らしい景観を醸していた。
「登窯」・・・国の重要有形民俗文化財。
ここだけ時が止まっているかのような空間
昔使われていた「窯」がそのまま残っていた。
やきもの散歩道は住民の生活道路にもなっていて、
1000年の昔から延々と今につながっている道でした。
この道を歩き続けてきた人たちに思いを馳せながら帰路についた。