移りゆく季節のなかで

私は何を思うだろう
       

大和に十三仏を訪ねて 第三回

2012年12月04日 | 日記

                 11月23日 三回目の大和十三仏巡拝ツアーに行ってきた。

                 家を出るときにさしていた傘もバスを降りる時には不要になり

                 雲におおわれた空も、つかの間太陽が顔を出して、期待通りきれいな紅葉が見えました。

 

                 長岳寺では「秘宝・大地獄絵特別開帳」と「閻魔の嘆き」地獄絵解き説法を受けた。

                 冥界の入り口である墓地から始まり、心凍る八大地獄まですさまじい情景が描かれていた。

                 すべての人、一人一人の心の中にもこの地獄図の世界が内在していると言う・・・・・

                 第九軸は様相が一変して阿弥陀如来様が極楽往生する人を迎えにくる聖衆来迎図となっていた。

                 當麻寺・中之坊では地獄から一転して、「當麻曼荼羅」の極楽絵解き説法を受けた。

                 行った事の無い、帰ってきた人のいない死後の世界の存在を信じるか?信じないか?・・・・・

                 私たちの先祖がその存在を信じ、捉え、それによって日々の生き様にどう生かしてきたか・・・・・

                 それを知ることは、今の自分自身を見つめること。

                 時に流される日常の中で、自分を見つめ直すきっかけを頂いてきました。