久しぶりに感動した、映画『永遠の0』

映画「永遠の０」を観てきた。
原作を読んでいたせいか、始まった途端に泣きそうになってしまった。
その後も油断するとすぐに泣きそうになる（笑）
何なんだ、この映画は。良い映画だ。
原作の雰囲気を壊さずに良く表現していると思う。
映像も綺麗で、最近の邦画は凄いと思う。ハリウッド映画より全然イイ。そもそもハリウッド映画を見ていないが。。。

原作を購入したのは結構最近の事で、かなり前から気にはなっていたが、何故か買うまでには至らなかった。
読んでみて驚いたのが、感動したのはもちろんだが、この内容の本がなぜこんなに売れるのかということだった。
面白いし感動する内容である。しかし、有川浩のような快活な面白さでは当然ない。
映画もヒットしているようで、どうも日本人の中で大東亜戦争に対する何かがちょっとづつ変化しているような気がする。

映画の最後は岡田准一演じる宮部久蔵の特攻シーンで終わる。最後に岡田の微笑みで終わるのだが、あのシーンでは一番泣いてしまった。
どれほど無念だったろう。その気持は分からないし、到底理解など出来ない。でも最後はやはり、鬼の形相でアメリカ軍の戦艦に特攻したのではなく、あのほほ笑みを浮かべて散華したように思う。


映画『永遠の0』2013年12月21日（土）公開 特報