19歳の女の子が23歳になるまでの4年間のお付き合い。
普通に考えたら，1番楽しくて1番キラキラな時期に、あんなおじさんに騙されてたなんて、可哀想にね。
その子が電話の時に教えてくれたけど，他にも浮気してる女の子，いると思いますよ って、、、いてもおかしくないことはわかってるけど、わかってたけどもさ、てことは一時期は３股してたわけだし、計算すると，前に品プリで会った女の子ともお付き合いがカブってた可能性が高い💦
気持ち悪いね……
それまでは何年も何年も迷ったり考え直したり，だけどうっすら、このまま仮面夫婦やっていくしかないのかもな、と思いつつも、まるで諦めが悪い私は，離婚をするために相手の粗探しをしているような、離婚の決定打を待っちゃうような，そんな状態だったんだなぁと改めて思います。
そしてその決定打と言えるようなことが何度かあっても、踏ん切りのつかなかった自分。
そうさせたものは何だったんだろうか。
結局私は，気持ちを言葉にするのが苦手だったり，言葉にしようとするとすぐ涙が出たり，親とか子供とか親戚とか 周りの大事なもののことを1番に考えちゃって，自分の気持ちは奥の方にしまってしまったり。
で、その、周りのことを考えてしまう というていで、自分の気持ちから逃げていたというか、自分で結果を出すのが怖かった臆病者だったと思う。
でもこういうことは、後から自分なりに分かったことで，その時の自分はとにかく、自分の気持ちさえもろくに決められない，考えられない、どうしようもない自分だったと思います。自分のことも好きではなかったと思います。
いつから、自分軸のない、自己肯定感もない、自分ではどうしようもなくなっちゃう私になったんだか。お前はダメだとか、なんでそんなこともわからないんだとか、泣くくらいなら客観視する練習でもすれば、というようなことを言われ続けていて，だけど陰で自分は酷いことしてたじゃないか‼️と責めても、なんにも響いていかない、だから繰り返すんだ。明らかに心のない男だったなぁと思う。
さて。
400万の借金を背負ったAに対して，なんで私が自分達の生活を切り詰めながら(そもそもこれまでの生活だってあんたの借金に付き合ってきたというのに)不倫相手の慰謝料を払っていかなきゃならないんだ⁈と思ったらもう、一気にスーッとすっかり全てが馬鹿馬鹿しくなった。
金の切れ目が縁の切れ目
これ、ほんとだなーと思ったわ。
一瞬にして、もうコイツは要らん となったんだよね（笑）
私が私ではないような人間に変わった瞬間でした。
まずは、内容証明のことや女の子のことをAに話しました。バレたか…みたいな顔をしてたかどうか、実はもう面と向かって会ってないから，顔があんまり思い出せないんだよね（笑）そして私は，あちらの両親と私の母を呼んで、今までのこと全てを話した。
今回は私の母がいたこともあって，やや緊張してたAが言い訳がましく、今までの不倫した言い訳をあれこれ言ってる途中で、うちの母が"不倫は不倫‼️"とキレたのを覚えていて，すごい心強かったと記憶してます。
そこで初めて私は，みんなの前で離婚の意思を話しました。全員すごく驚いていた。Aなんて目を見開いて絶句してたもん。この時の空気はよく覚えてる。私から，"離婚"のワード(それも親の前で)が出てくるとは思ってもなかったんだと思う。今回も，内容証明と不倫の件で怒られればそれでオワリ とでも思っていたと思う。
私から"離婚"を言い出せるわけがないだろうと、常に見下してきた結果がこれだったわけだ。
ま、結局、あちらのご両親は頭下げっぱなし，うちの母は情けないAに対して涙ぐんだりしてたし，もうほんとに、"離婚"を現実として実行するときが来たワケだ。
これが、2012年の1月くらいだったかなぁ。
そうなると、1秒でも長くそこに居たくないと思えてきて，長男が小学校、長女が幼稚園に行っている5〜6時間くらいの間に，次男をおんぶして地元に帰ってアパートを探して，2回目行ったときには母を呼んで保証人になってもらって3月からの賃貸契約をして。
今の小学校と幼稚園にも事情を話して，新しい小学校にも連絡して、4月からお世話になりますとお伝えし。
家にいる間はずっと荷造り。この二ヶ月間くらい，ほんとに寝ていなかった。一日2時間とか。子どもが寝てる時にしか荷造りできないから。でも全然大丈夫だったの。これから自由になれると思ったら頑張れた。
VIVA‼️行動力‼️
ただ、いろんな決め事はしなくてはならないでしょ？
いつも口の上手いAに有利になる離婚には絶対させないわと思って，とにかく話し合うときには、なるべく第三者を置くようにしてた。
大体が、義妹か母。
この頃の義妹は年子で2人目も生まれてて，実家に入り浸る時間が長かった。
この話し合いでね、私は，Aが色んないちゃもんをつけて戦いに来るだろうと思ってたんだけど、Aは全部私のいうとおりにするって言ったの👀
お前に養育権は渡さないからな
と前に脅してきた人と同じ人とは思えない。
ほんとに離婚するんだとなったら、ものすごい弱い面が出てきたんだよね。でもそれは私からしたら，同情買って離婚を回避しようとしてるんじゃないの？ってくらい、もう全然信用してなかったから、ほんとに自分の思うように話を進めました。
この決め事は，公証役場を挟んで決めました。
1番はやっぱり子供のこと。
できればもう会わせたくないし，汚い手で触って欲しくないんだけど，特に長男は8年もパパと一緒にいたから、無駄に寂しい思いをさせるのは違うなと思って，子供が会いたいと思った時には会えるようにしました。最低でも月に1度の面会，それ以上のことは子供の意見を尊重すること。
アメリカの映画とかでもよくあるように，毎週水曜日はパパのところに泊まるんだ〜とか、運動会みにきて欲しいな〜みたいな、それくらい近い関係であっても，良いと思った。なぜなら、今はパパのことが好きな子供達でも、父親の本質に気づく時がいつか必ずくるだろうと確信してたから。
(案の定、いまの子供達はみな、父親のどうしようもない部分に着々と気づいているし，長男に至っては今一緒に住んでいることもあって，"クソ親父"だと思っているようだし)
それから養育費のお値段のことはめちゃくちゃ細かく設定させてもらったのよね。払わない時には面会させない という決まりも作った。
タダじゃ会わせねーよってことで。
また、払わなかった時には、私→公証役場→Aの会社(つまりは、給料差し押さえの強制執行) に連絡がいくようにもした。Aはプライドが高くて自分がデキる男だと思ってるから，社会的立場の自分をつっつかれるのを1番嫌がる ということを知っている。
ふふふ。
A部長って養育費未払いなんだって👄，という噂が会社でたてば、死ぬほど恥ずかしい思いをするだろう。
ただ、離婚してから，お金に困ったことが3回ほどあったようで，私のメールの返事が遅いとか，予定が合わずに息子に会えなかった月があったこととかで何かといちゃもんつけて養育費が払われないことがあったけど、私は優しいので、公証役場には連絡しなかった。連絡してもよかったんだけど，なんかその言い訳が情けなさすぎて哀れで仕方なく。
慈悲だね。
ありがたく思えよ？
そんなわけで、2012.4.1離婚成立となりました。
続く
