シュラ吉旅日記

定期更新型ネットゲーム「DARK KINGDOM3」のキャラクター視点日記。プレイヤーの呟きもたまにあるかモ。

何時まで続くのか。

2007-04-27 16:08:29 | キャラクター視点
イブラシル歴686年4月



第二砦での戦闘は、思っていた以上に辛いものだった。
第三砦のように全員が倒れる事はないものの、必ず誰かが倒れて
しまうのだ。 前はオレが。 今回はリリ姐さんが。

倒れた時のダメージが回復しないまま戦闘に挑むからか、また誰か
が倒れてしまう。延々と続く悪循環。
オレもここ最近は体調が復調しない。受けた傷がいつまでも治らない
のだ。リリ姐さんの癒しの術を受けたとしても、すぐに闘いで傷を
負ってしまうから。

何度かの戦闘で懐も少し余裕が出来ている。
そろそろ街に戻るのもいいのかも知れない。



野営地で飯を食いながらたわいもない話をする。

アルトはまぁ・・・色々とややこしい奴だと思った。
オレの国でも術師の家は色々と面倒な決まり事が多いが、コイツの
場合はそれ以上にややこしい家訓があるようだ。
(リーゼに言っていたカレーを食ったらいけない とか言うのは
 あからさまに大嘘だろう(笑))
人とも必要以上に距離を取るのは レギオンの家の者全てがそうなの
か、アルトだけがそうなのかはわからない。
それでも・・・リリ姐さんとは良い関係を作っているような気がする
んだがな。 ガキじゃないんだし、大人の関係になっていたって全然
おかしくはない。
偏屈なアルトと陽気なリリ姐さん。結構お似合いだと思うんだが…。


リーゼからはリーゼの父親の話を聞いた。
前の大戦で父親が大ケガを負った事…それでも何事も諦めないと言う
考えを持っていたと。そしてリーゼはその考えが間違っていたとは
思わないと。

「乙女は欲しい物を諦めないんです! だからカレーだって胸だって!」

リーゼは鼻息荒く自分の心意気を語る。
あいかわらず元気な奴だ。まぁ いつかその心意気が叶う日が来れば
いいな と・・・。




皆 誰もが 何かを目指してこの旅を続けている。
ニコ爺もウーお嬢もリリ姐さんも。





・・・オレは?
オレはこのまま何処へ行くのだろう?

先は何も見えない。


遠い記憶

2007-04-20 03:13:15 | キャラクター視点
イブラシル歴686年3月



身体中が痛い。

気がつくと身体を拘束されて動けないでいた。
ここはどこだろう? 暗くてじめじめした石造りの地下牢のような
場所のようだ。しかも嫌な匂いもする。
ぼんやりとした頭で何があったのかを思い返す。

そうだ。武術の鍛練の帰りに何かに襲われて・・・
何体かは斬り伏せたんだ。だが、発動した術に身体を縛され、その
後の記憶が無い。


ふと人の気配を感じ視線をやる。そこに立っていたのはオレの父親と
同じ陰陽師。うちと同じぐらい古くから続く一族の次期当主だ。
ああ そういえば最近陰陽師同士で何やら揉めていると噂になって
いたっけ…(行方不明者も多数出て問題になっている)
だが、ここの一族はうちと敵対関係にはない筈。

「オレは草薙家の後継でもないのにどういうつもりだ?」

立っていた次期当主に、ふてくされた顔をして質問を投げかける。

「草薙も何も・・・我が一族以外の陰陽師どもが目障りでな。」

死んだ魚のような目でそいつは笑った。

「陰陽師の血を引く者は 皆邪魔なのだよ。」

何かに取り憑かれていやがる! 魔力を持たないオレですら感じる事
の出来る妖気を発しながら、そいつは手に持っていた白い肉をオレの
口に突っ込んで無理矢理飲みこませやがった。
吐き出そうとしたがもの凄い力でねじ込まれては…身動きの取れない
状態のオレにはどうする事も出来なかった。


「ナニを喰わせやがった!」

肉を飲み込まされた後、咳き込みながら相手に問うた。
どうせロクなモンじゃねぇ事は分かっている。
が、聞かずにはいられなかった。

「お前の周りにいる者と同じく、異形の化け物になるがいい」

次期当主はそう言って灯りをかざす。
オレの周りには…魚と人の混じった異形の化け物の死体が転がって
いた。 さっき喰わされたのは・・・!

身体の奥で何かが変化し始めて熱くなる。熱さで頭の中がぼんやりと
して・・・こんな所でオレは死ぬのか?
オレは床に倒れてそのまま意識を失った。












冷たい。

誰の手だろう? 額に当てられた心地よい手の感触。
シャナ? いや 母さん?








目を開けるとそこにはリリ姐さんとリーゼがいた。心配そうにオレの
顔を見ている。 少し向こうにある焚き火の側にはアルトやニコ爺、
ウーお嬢の姿も見える。
ああ そうだ ここはイブラシル大陸だったな。
第二砦の闘いでオレは2度続けて倒れてしまったのだ。身体のあちら
こちらに傷があって血が滲んでいる。

リーゼがオレの顔を見て何か言っていた。
熱のせいだろうか、リーゼの言葉がよく聞こえない。
そのまま目を閉じる。

自分の側に仲間がいる。少し安心して気が抜けたようだ。




ここはあの暗い石牢ではない。
あの忌まわしい場所なんかじゃない。




ここは西方の異国、今のオレの居場所・・・。


どうにもこうにも

2007-04-15 00:52:36 | プレイヤー雑記
第三砦で全滅して以降、シュラさん死ぬ事が多くて全く育ちません。
攻撃を出すのが遅い事もあり、ボーナスも入らず・・・死にまくりなので
経験値がガスガスと減る一方。 スキルをとりたくてもこれでは何ともならん。

壁役としては責務を全うしているとは思うのですが、このまま1人経験値が
減るばかりだと少し辛いなぁ。 あまり使いたくはなかったけど、残っている
CP1を「マイナーヒール」に当てるしかないか。
第二砦も結構攻撃がキツイので、リリさん1人の治癒術に頼らずシュラ吉自身も
マイナーヒールを使う方が良いのかも知れない。
(雀の涙程度の効き目だろうけど!)

また 次回も体力がないトコロから始まるしなぁ。


ここんトコ続けての死にっぷりに泣けて来た。
(一ヶ月ぐらい死んでばかりのような気がしまス)
攻撃強化を諦めて、防御強化に鍛練方針変えちゃおうか。
とか思ってますが・・・。許されるかなぁ?



・・・中の人 ちょっと凹み気味。

メモ?

2007-04-10 19:43:19 | キャラクター視点
イブラシル歴686年2月



(殴り書きでいくつかの言葉が書かれている)

●マイティの取得
●武器(攻撃力)の強化(宝箱の中身に期待したい)
●手数を増やす為の手段(チェイン可能技の取得)
●羅喉丸の召還なしで戦闘を考える。
 (知性ではなく、物理攻撃に有利な部分の強化の為)




●下級兵士(魔導師)のヘソクリは一律575シリーン


マイティの威力

2007-04-03 18:39:23 | キャラクター視点
イブラシル歴686年1月



今の戦力では第三砦は辛いと判断し、第二砦へと向かう。
アムスティアはバルバシアの砦に囲まれている街だ。北西に第一砦、
東に第三砦、南に第二砦がある。
第一砦は上位の軍人達が護る砦で、とてもじゃないが今のオレ達では
撃破出来ねぇ。第三砦ですら越せない今の俺達に残されたのは、下位の
軍人が護っている第二砦だけだった。


1戦目は難無く撃破。
2戦目でとんでもない目にあってしまう。

第三砦での経験から魔法妨害に重きを置いていたため、物理攻撃の
スキルを甘く見すぎていた。
下級重装兵がマイティを唱えた後にラッシュで攻撃を重ねて来たのだ。
一撃の重さがハンパじゃねぇ。しかも3撃のうち2撃が必殺技。
体力を一気に2700近くもぎ取られてオレは意識を失った。




痛みで気がつくと、またリリ姐さんに膝枕されて治療して貰っていた。
どうやら他の皆は誰も倒れる事なく戦いを終える事が出来たようだ。
連続で倒れてしまったツケがきたのか、身体中が重くて痛い。
リリ姐さんが治療してはしてくれたものの、全快・・・は出来なかった
みたいだ。

野営地で早々に床につき、荷物袋からガイドブックを出して読んでみる。
重装兵の使った「マイティ」はどのレベルのものなのか。
今 使っている「狂戦士の力」と、どちらが戦闘に有利なのか。
いや 自分が使ってあんなに威力があるだろうか? 

それでもチェインが出来るのならまずは取る事も視野に入れるべきかも
知れない。手数の少ないオレにとって、一度の行動内で手数を繋げる事
が出来るのは有り難い。




今回は壁役としての役目を果たせたとはいえ、倒れた事が悔しくない訳
じゃない。 まだまだ修練が足りない。もっと強くならなければ・・・。