クマ学習

５月２４日(水)、知床財団の方に来て頂き３年生と５年生でクマ学習を行いました。



３年生の「クマ学習」では、クマの食べ物や走るスピードなど、映像をもとにたくさんのことを知りました。


子ども達からは、「熊は足がとても速くて車と同じくらいのスピードで走ることができる」「鼻がとてもよい」「季節によって木の実や、虫や、はちみつ、クジラやサケなどの海の生き物を食べる」ことがわかったとお話がありました。


また、もし熊にあってしまった時、見かけた時には「あ、さ、は、ゆ、き」を守ることが大事と知りました。学習の振り返りでは、「あわてたり、騒いだりすると熊もパニックになってしまうこと」「走ってしまうと熊はおいかけてくること」「ゆっくりさがって、熊と距離をとること」「どんな熊だったか、どこで何頭、何をしていたかなどきちんと大人の人に知らせること」など大事なことをまとめました。





また、実際に熊の毛皮などに直接触れる体験もさせてもらいました。「ふわふわのところと、ざらざらのところがある」など、熊の毛の特徴や耳や鼻の形のちがいに気づくことができました。


5年生では、羅臼町で行っている対策や、自分たちができることについて「ヒグマ新聞」にまとめました。子供たちからは、「羅臼で行っている草刈りやゴム弾など対策を知れて面白かった。ごみをポイ捨てしないなど予防対策をしていきたいです。」との言葉がありました。



自分たちの近くに棲んでいる「熊」と共存していくために気を付けていくことなど、多くのことを学ぶことができました。知床財団様、ご協力ありがとうございました。