のんびり専業主婦日記 

旦那の転勤で関西に来ました。日々の思いを綴っていきます。

たこ焼き

2021-06-30 14:39:11 | グルメ
関西に越してくる前、たこ焼きは滅多に食べなかった。近所にお店が無かったというのもあるがそこまで食べたいとは思わかった。一方関西出身の旦那は小学生の時の土曜の昼は、吉本を観ながらたこ焼きを食べるのが定番だったという。

関西の人は本当に粉物やソース系が好き。知り合いは1週間に一度は必ず焼きそばなどのソース味を食べないと気が済まないと言っている。スーパーに売っているソースの種類も多い。たこ焼き屋もいたるところにあり生地やソースの味がそれぞれ違う。店内で飲めるお店も多い。

関西人ではない自分は年に数回美味しく頂く程度。カップラーメンと同様、たまに食べればいいという感覚だ。

昔は一家に一台たこ焼き器があると聞いた事があるが今はそうでもない気がする。これだけ近所に何軒も安くて美味しいお店があれば、わざわざ材料を調達して家で作ったりはしないのではないか。たこ焼き屋の前を通ると主婦らしき人もかなりの数を買っている。子供のいる家ではチーズを入れたりして楽しんでいる人もいるとは聞くが。

子供の頃からの好きな物は一生変わらないのかもしれない。うちではどんなに小さなソースを買っても使い切らないうちに賞味期限が切れてしまう。それくらいソースの出番は少ない。

ちなみに我が家の定番ソースはブルドック。こちらに来て色々試してみたけれど結局これに戻る。

今日のたこ焼きはお昼に知り合いのお好み焼き屋さんで作ってもらった。夜は外出するため旦那に塩焼きそばを持ち帰り他のおかずも作っておいた。本人は夕飯にお好み焼きやたこ焼きだけ、というのでも大丈夫らしいがそれでは申し訳ないと思ってしまう。10年経ってもまだ関西人の感覚にはなっていない。

仲良くなった人が実は・・・

2021-06-30 13:10:00 | 日記
近所の居酒屋でよく会う女性がいる。少し歳下で明るくて愛想がいい。ご結婚されているようだが旦那さんは見た事がない。話の感じでは一緒に住んでいる様子もないので単身赴任か何かかな?と勝手に思っていた。

先日いつものように一人で飲んでいると別のテーブルで彼女も常連さんと盛り上がっていた。3人での会話になり、なんとなく次に行こうという事になった。個人的に飲みに行くのは初めてだった。

二軒目で対面で座って話している時、彼女の胸元に黒っぽいものが見えた。「あれ?(タトゥー)入れてるの?」と聞くと、「そうなんですぅ。若い頃サーファーの間で流行ってた時に入れちゃって。腕にもちょっと入ってるんです。でも悪い人(893)じゃないですよ!」と無邪気に腕をまくって見せてくれた。

いや、それちょっとじゃなくてガッツ入ってるでしょ。墨が入っている人は結構見た事があるのだが、みんなそれなりの風貌だ。彼女のように普通のOLさん風の人が入れているのは意外すぎてビックリしてしまった。

後日たまたま彼女と共通の知人に会う機会があり彼女が何をしている方なのかそれとなく聞いてみた。「あの人の旦那さんは刑務所に入っている。彼女自身も何度か起訴されてるみたい」と教えてくれた。特に隠してもいないらしく周知の事実のようだった。

そっか…。話も合うし「また飲みに行きましょうね〜」なんて言い合っていたのだが、もう行けない。近所なのでまた会う事もあるはずだが、挨拶だけはきちんとして適度な距離を保っておこう。

うちの家庭の場合、旦那も含め身内に堅い職業の人間が多いため人との接触には非常に気を付けている。町内でゴルフや忘年会などの行事もあるが、反社の噂が少しでもある人が参加する場合は欠席にしている。その噂がどこまで真実なのかは分からないが。今回は女性ということもあり油断していた。迂闊だった。

このような考えは差別になるのかもしれないが、自分や家族を守るためには仕方ない。

墨を入れるのは個人の自由だと思っている。海外などでは警察官でも入れている人もいる。ファッションの一部でもあるだろう。しかし自分が古いのか。国内ではやはりアノ方たちとの繋がりを連想しまう。

中学の時、1980年代中頃は世間的にも不良と呼ばれる人が沢山いて友人の中には卒業後極道の道に入ってしまった男子もいた。高校、大学はある程度家庭の経済状況や環境が似たような子ばかりだったので道を逸れる事もなかった。企業に入って毎日遅くまで仕事をしていれば、社内以外の新しい知り合いなどできない。幸いソノ道の人たちとは関わらずに過ごしてこれた。

大人になってからの新しい人間関係は難しい。外見だけでは分からないからリスクも伴う。寂しい話だが見た目に惑わされず今後はよく相手を知ってから個人的な付き合いをしなければ。

しかし…彼女、ほんとに穏やかで楽しくて外見も派手にしているわけではない。誰とでも愛想良く話して老人にも優しい。これ以上親しくなれないのは残念。でも人生で不安要素は少しでも取り除いておきたい。自分と家族を守るためには仕方ない。

「エスター」久しぶりに恐ろしい映画を観てしまった

2021-06-27 18:24:00 | 映画
以前から口コミなどで評価の高かった「エスター」をようやく鑑賞することができた。

DVDのパッケージは一見エクソシスト系か?という感じだがそうではない。現実にいそうな嘘つき、サイコパス、人間関係クラッシャーといった悪意を一気に集めた一人の少女の話だった。内容は違うが「ゴーンガール」の不気味さと同じ感覚を味わえる。

夜中の1時に見始めて半分で寝ようと思っていたら3時まで一気観してしまった。それくらい引き込まれ、続きが気になってやめられなかった😨

あらすじは裕福な夫婦が孤児院から9歳の女の子エスターを引き取り、次々と不可解な出来事が起こる。徐々に家族(特に母親)が孤立させられ追い詰められていくという話。終盤に近づきエスターの驚愕の正体がわかる。

この映画の後アメリカで「リアルエスター事件」が起きた。これまた映画とそっくりな話で恐ろしい。これから観られる方はネットなどで検索せずに何の知識もなく視聴してほしい。ネタバレを読んでしまったらこの映画は意味がない。

ここに出てくるエスターのような人は身近にいそうだから怖い。いや、実際いた。人によって態度や言動を変えるのでターゲットにされた以外の人からは「いい人」だと思われている。その「いい人」を避けようとしている者が、おかしいとか意地悪だとみなされ敬遠されてしまう。

前のパート先でリアルエスターのおばさんに出会ってしまった。彼女は一回り年上で、事務職として採用された役所で半年ほど先に働いていた。会った時から違和感はあった。個人情報の質問がやたら多い。前職は何か、結婚しているのか、どこに住んでいるのかなど。職場であまり個人的な話はしたくないのだが、直接教えてもらうのが彼女になる。無難な受け答えをした。

一通り質問を終えると「私はバツイチなの。独身で働いてきてても年金は主婦と一緒なんだよね」と不満そうに呟いた。額が同じなんて、そんな筈はないのだがそう信じきっているようだった。ああ、ここにもいたか。専業主婦を毛嫌いする女性が。でもデスクも隣同士、共同でする作業も多い。なんとかうまくやっていかないと、とこちらは愛想良く振る舞った。

たまにランチに行くと彼女の結婚していた時の話が始まる。子供がいなかったからイタリアをはじめヨーロッパによく旅行に行っていた、と。いや、先週は離婚した原因はお金がないって話じゃなかった??本人は自分が話した事を忘れてしまっているのか毎回矛盾した事を言う。だんだんと話の殆どは嘘だと分かってくる。そもそも本当に婚歴があるのかも謎だった。

ある日別の事務所の40代の職員が仕事で運転していた際に、トラックに追突されて亡くなるという事件が起きた。幼い子供2人のために寄付を募るメールが配信された。彼女はそれを読みながら周りには聞こえないようにこちらに向かってそっと「結婚している旦那さんが亡くなっても退職金と生命保険と遺族年金で奥さん万々歳だよね」と嬉しそうに囁いた。頭の中に赤信号が灯った。彼女の近くにいてはいけない。

その後もサイコパス的行動や言動が毎日のように繰り返された。いつも左側から嫌味、人の悪口などを聞いているうちに左耳の耳鳴りが始まり耳鼻科に通うまでになってしまった。

彼女以外には不満もなかったのだが次の更新時に契約はしない事にした。同じ空気も吸いたくなかった。最終日、職場を出た瞬間に何かあった時のためにと交換していた連絡先を受信拒否設定した。幸い退職してひと月程で耳も改善されていった。

スマホには彼女から送られてきたパワハラめいた言葉や他の職員さん達の悪口を書いた数々のメールが残っていた。自分が正職員だったら戦っていただろう。しかし後から入ったパートの身で、職員には裏の顔を一切見せない彼女をなんとかする事などできなかった。

今後このようなサイコパスに出会ってしまったらどうすれば良いのだろう?今まで自分が幸運だったのか世間知らずだったのか、あんな悪意を持った人に会う事はなかった。会う確率としてはとても低いものだろうが、社会に出るのが怖い。

映画で母親がエスターに違和感を覚えたように、自分の中に「もう無理!」という直感があったとしたらそれを信じるしかない。母親も自分も何かがおかしいと感じても「そんなはずない」と対応が遅れて病院に行く事になってしまった。逃げる🏃‍♀️。それしかない。

「エスター」は過去の体験を客観的に見せてくれた。まるで追体験したかのように、映画の中に入りこんでしまった。お気に入りには絶対ならないが、生涯忘れられない一本になるだろう。



同窓会〜ラブ•アゲイン症候群 再放送

2021-06-26 10:45:00 | テレビ
昼ごはんを食べた後、そのままなんとなくラブアゲインを観ている。

10年前の放送当時は観ていなかった。題名がダサいし中年の恋愛も興味がなかった。ドラマは好きな女優が出ているかどうかが決め手だが、黒木瞳や斉藤由貴は好きでも嫌いでもない。

題名どおり45歳の男女が同窓会で再会し、様々な恋愛模様を繰り広げるという内容。それぞれ家族、リストラ、病気など問題があり若い時のように純粋に好きなだけではうまくいかない。。というベタな内容。

現実ではこんなの無いよなって思う。数年前、卒業してから30年という事でうちにも同窓会のお知らせが来た。実家に届いたのだがわざわざ親がこちらに送ってきた。

遠方なので欠席したが、幹事が当日の写真を特設サイトで公開してくれた。団塊ジュニアの同級生は15クラスもあったので相当な数になる。懐かしい顔を何人か見つける事ができたが殆どは知らない顔だった。容姿が相当変わってしまった人もいたのかもしれない。

女性はまあ綺麗にしてきている。男性は気にしないのか、頭が薄くなっていてもお腹がでていてもみんな堂々と写真に写っていた。8歳上の旦那よりもずっと老けている人も見受けられた。いいお父さんなんだろうな、という感じ。

同窓会をきっかけに恋愛が始まる…う〜ん、自分に関しては絶対ないと確信した。もし高橋克典みたいな人がいたとしても、ない。それに45歳って忙しい。家族にも家にもお金がかかる時期。自分が保守的過ぎるのかもしれないけれど、失うものが大き過ぎる。若い頃のように感情に流されるような恋愛はできない。というか、45歳で恋とか愛とか考えている暇はなかった。

ドラマでは同窓会の後も都合よく偶然道で出会ったり子供同士が仲良くなったりする。主人公達の配偶者は嫉妬に燃える。本人達は悲劇のヒーローとヒロイン状態。あと残り3話くらいあるので急展開もあるかもしれないが、5段階評価で2くらい。内容としては1だが高橋克典がカッコイイのでギリギリ☆2つ。

しかし、、黒木瞳、不倫の役多い。男性の夢なのか。現実社会にはあんな人はなかなかいないと思うけど。個人的には斉藤由貴の方が魅力を感じる。また現実でも何かやらかしてくれれば面白いのにww


タレントへ誹謗中傷する人の心理

2021-06-25 10:48:00 | 日記
堀ちえみさんのブログに159回の誹謗中傷コメントを書き込んだとして、45歳の女が逮捕された。

明菜派なので堀さんには興味が無いが癌の手術をされた事、ブログに頻繁にスイーツが登場する事などはyahooを通して知っていた。

有名人のSNSはネットニュースで興味のある話題が上がった時だけ、たまに覗いている。お弁当や旅行、行きたいお店など。参考になる事も多い。

タレントなどのSNSに悪口コメントを書く人というのは何かコンプレックスがあるのだろう。きっと自分がしたくてもできない事を簡単にやってのけてしまったり、欲しいものを手に入れたりするのが悔しくてたまらないのだ。欲しいのは物に限らない。友達や恋人、家族、美、仕事、立場などさまざま。人の幸せが許せない。誰でもそういう気持ちはあるだろうが、今回捕まった人のコメントは「死ね」「癌が再発しますように」など常軌を逸していた。

ここまで人に嫌な気持ちを抱いた事は無いが思い返せば自分もSNSをやっていた頃、人の投稿を読んでモヤモヤしてしまう事があった。

同窓生で会社を数年前に起こしキャリアアドバイザーとして活躍している女性がいる。ある日、彼女が遠方への出張の投稿をしていた。当日は子供の部活当番だったため、早朝から3回ご飯を炊いておにぎり50個を作ってから出てきたとの事だった。

これを読んだとき素直に「いいね」を押せなかった。キャリアと家庭の充実。それは若い時の目標だった。でもできなかった。

同じ大学の同じ学部を出た彼女が仕事も家事も全力でこなしているのを見て、自分が責められているような気持ちにもなってしまった。何よりも嫉妬を感じてしまう自分が嫌だった。

それが大きな原因ではないが、心の安定のためその後SNSはやめた。

堀さんに攻撃していた女性は最初はファンだったのかもしれない。毎日ブログを読んでコメントを書くなんて余程興味がなければできない。何度も結婚して沢山子供がいて癌の手術後も楽しそうにグルメの話をしているのが気に入らなかったのだろう。

冷静に考えれば人間ずーっと幸せな時期だけなどありえない。どんな人にもいい時期と低迷している時期があり、特に有名人ならブログにはいい事だけを書くものだ。話だって多少盛って書いている部分もあるだろう。だが嫉妬の感情に取り憑かれている人間はそれすらも気づかない。いずれ嫉妬が憎しみに変わる。

マイナス思考になっている人は悪い方に考えてしまう。そんな時はSNSなどしない方がいい。

堀さんの傷ついた心が早く回復されることを願う。そして自分も他人の幸せを喜べるような余裕のある人間になりたい。