将門ブログ

このブログは、歴史上の人物『平将門』公を探求する、ポータルサイトです。

あきる野・福生(東京都)

2006年11月22日 | 縁地探訪(東京都)
今年五月、東京都あきる野市、福生市周辺の将門伝説を巡ってみました。

【阿伎留(あきる)神社】あきる野市五日市
武蔵五日市駅から南西1.5㎞。正式には延喜式に載るとおり阿伎留神社と書きますが、三代実録には「畦切」と書かれており、建武五年銘の懸仏には「秋留」と刻してあり、いずれも「あきる」と読みます。また、鎮座地により松原大明神ともいわれています。社伝によると藤原秀郷は将門征討に際し、山城国乙訓郡小塩山の大原野明神をこの地に勧請して、戦勝祈願したといわれています。また、天慶年間中、平貞盛と藤原秀郷が三島神社に奉納した将門調伏の祈願文を、この社が所蔵しているという。
http://risshi.web.infoseek.co.jp/cubkh30.html
《参考:阿伎留文字》興味のある方はどうぞ↓
www.page.sannet.ne.jp/tsuzuki/pdf/akiru.pdf

【二宮神社】あきる野市二宮
五日市線東秋留駅の北東すぐ。社伝によれば、藤原秀郷は自分の生国の近江国山王二十一神中の「二宮」を特に崇敬しており、将門の乱に際してこの地の二宮神社に戦勝を祈願したとされ、乱平定後報賽として社殿玉垣を造営し社領百町を寄進したといわれています。
http://risshi.web.infoseek.co.jp/cubkh20.html

【陵明神社】福生市福生
往昔、将門を祀る文を彫った石が掘り出され、俗に「傘石」といわれ、この社の御神体となったと伝えられています。ただし、福生市内で「陵明神社」を探したのですが見当たらず、確信はありませんが「神明社」ではないかと思われます。「神明社」は福生駅の西方すぐ。
http://rover.seesaa.net/article/13338271.html

【阿蘇神社】羽村市羽加美
羽村駅から西方1.5㎞。阿蘇神社は、多摩川を望む崖の上に鎮座し、社伝では推古天皇9年(601)の創建と伝えられる古社です。伝説には平将門の造立とも、将門を討った藤原秀郷の再建ともいわれています。将門の乱ののち、秀郷がこの社に椎の木を植えたといい、今も本殿横に植え替えた古木が聳えています。
http://risshi.web.infoseek.co.jp/cubkh26.html

【阿豆佐美天神社】瑞穂町殿ヶ谷
八高線箱根ヶ崎駅より南東2㎞。青梅街道の「殿ヶ谷」バス停下車。この社は、寛平年間、高望王(将門の祖父)の造営。宝庫には、太刀と二股の鞭竹が納められていて、これは鎮守府将軍平良将(将門の父)が東夷征討に際して、この社に祈願して勝利を得たので、奉納したものだといわれています。

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/取材:源六郎/平将門関連書籍将門奉賛会


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