ウチんクケンチクケイカク

家造りプロジェクト進行中!

風呂作りプロジェクト 

2010年10月25日 | 家造り
旅行の事を書いていた間の風呂作りプロジェクトの途中経過。

直炊き浴槽用の築炉ユニットは浴槽と一緒に購入済みだが。
旅行前に土間コンを打っていたので、その上に耐火レンガで火床作り。



耐火レンガを耐火モルタルでならべていくのだが、どうもモルタルの施工性が悪い。レンガが水分を吸ってしまってぼろぼろ。
ネットで調べてみると、本当の耐火モルタルならそうゆう問題は起きないはずらしい。ガーデンコーナーで買ったのがいけなかったのか?
ちなみに耐火レンガに水を吸わせておくのは厳禁らしい。
もう一度お店にいってみると、ありました本物ぽいのが。

早速使ってみる。
確かにさらさらでうす塗りも可能。使いやすい。壁塗りで使ったかくはん機も再登場。
しかし、この耐火モルタルは、高熱になって初めて硬化するものらしい。
だから今は粘土のように乾くとひび割れてポロポロはがれてしまうのが難点。

それでもなんとか火床を作って築炉ユニットをのせてみる。
仮置

炉の内側に塗りまわし


次の課題は浴槽の据え付け。なにしろ鋳物で重いので人手が必要だと考えていたのだが、実際に作った人からのアドバイス。チェーンブロックを使えば一人でも施工可能、むしろその方が微妙な調整が出来るので良いとのこと。
水平移動はどうするか?色々考えた結果パイプ足場でチェーンブロックを吊ることにした。
足場の組み立て。水平垂直を見ながら。

つり上げたチェーンブロックは荷締めバンドで横移動。
微妙な位置の調整がけっこう難しい。
位置が決まったら慎重におろしてモルタルで固定。

築炉ユニットの2段目を組み立てる。

ひとまずここまで

秋祭り

2010年10月17日 | 色々
秋祭りの時期である。
我が家の米作りプロジェクトも先週稲刈りをして、はざかけして干している状態。


収穫を祝うお祭りにはどうやら間に合った。


快晴の秋祭り日和。

去年までは借家で住んでいた所のお祭りに参加していたが、何年かぶりに地元の自治会の獅子組の一員として参加。
息子も2週間ほど前から獅子の練習をしていたが、週末だけの練習なのであまり憶えられなかったようだ。



神事の後各自治会一斉に獅子をつかう。
鐘を木槌で鳴らすのだが、力いっぱい叩くので頭が欠けたり柄が折れたりするほど。
終わった後、一時的に難聴気味。


公民館に帰ってから「ふりこみ」で1回つかう。
その後、「胴やぶり」の宴会。
来年はうちの自治会が「とうや(陶屋)」なので大変らしい。
12、3年ごとに廻ってくる。
前回は東京からこっちに帰ってきてすぐだったはずだから、もうそんなに経ったのか。
早いのう。

北欧旅行その11

2010年10月09日 | 旅行
9月2日 北欧旅行10日目

今日は終日ヘルシンキ市内。

朝食をマーケット広場にある屋内のオールドマーケットで。

そしてお土産を物色。
嫁が気に入ったのはフェルトのトナカイ。体長15センチくらいで10ユーロ。
もう1つほしくて食事のあとまた買いに行った時には小さいのは売り切れ。
仕方ないのでもうひとまわりおおきいのを買った。


屋台でフレンチフライを食べていたら、隣のテーブルで東洋人の男性がおいしそうなスープを食べている。

話しかけてみると、サーモンスープがおいしいのよ、と。ちょっとおネエっぽい仕草で教えてくれた。香港からビジネスで滞在してるそうだが。
早速注文。サーモンとベジタブル。

おいしくて体があったまった~。

歩いてウスペンスキ寺院へ。

手前にはアアルトの建築。外観だけ見学。

ウスペンスキ寺院はそれほど大きくはないが、内部の装飾がすごい。
人々の思いのようなものが伝わってくる。


さらに歩いてヘルシンキ大聖堂へ。
肝心の大聖堂の中は見学不可の時間で見れず。
前の広場に世界各国からのクマのオブジェがならんでいる。



トラムでアラビヤ(陶器メーカー)の工場へ。

アウトレットでお土産を探すため。イッタラやマリネッコも同じグループ会社なのでまとめて買って送ってもらう。
セイナッツァロで使った皿とカトラリー、グラス。

アアルトの花瓶は迷ったけどパス。日本でも買えるしね。
実はお茶の道具で水指として見立てて使えないかと考えているのだが。

夕方、U村先生とストックマンの前で待ち合わせして食事に連れて行ってもらう。

フィンランド料理のお店「シーホース」はガイドにも載っている有名なお店。
僕はトナカイ肉のステーキ、嫁はサーモンのグリル。

おいしかった~。

16年もフィンランドに住んでいる先生のお話は、旅行者としての視点では見えてこないことを教えてもらって勉強になった。
冬が暗くて寒くきびしいからこそ、夏は陽気にはしゃぎまくるのだそうだ。
一年のなかで、躁鬱の状態にあるらしい。
移民や格差の問題もかかえている。これはヨーロッパ全体共通の問題だが。
そして若者が日本に興味を持つきっかけはやっぱりマンガやアニメなのだ。
キオスクでふつうにONEPECEやNARUTO、銀牙(犬の世界での格闘系?マンガ。ぼくらが小学生頃のだったと思う)なんてのも置いてたし。
確かに日本のマンガはすごいと思うし、僕も好きだけど、それをきっかけにもっと日本的なるものを知ってほしいとも思う。
でも、もっと日本的なものって?それを僕ら自身が知ることから始めないと。

北欧旅行その10

2010年10月03日 | 旅行
9月1日 北欧旅行9日目

朝、噴水の音で目覚めたと思ったら、雨音だった。

食事をして、後片付けもきちんとしてたらもう10時。

タウンホールのオフィスで支払い。

昨日見学できなかった議会場などを見学。



アアルトの赤の時代の代表作だけあって、レンガを多用している。
何よりレンガは緑に合う。雨の日は植栽がきれいに見える。
土や木といった自然の素材は時間が経っても古びてしまうことはない。

セイナッツァロから更に橋をふたつ渡ったところにアアルトの夏の家(コエタロ)がある。
コエタロとはフィンランド語で実験住宅を意味する。
これについては中村好文さんの本のなかにおもしろいエピソードが書いてあるので興味のあるかたは読んでみて。

見学のツアーの時刻まで時間があったので、近所の住宅地を散歩する。

軽井沢の別荘地を歩いているような感覚だが、別荘ではなく普段生活している住宅の方が多いようだ。
敷地は道路から少しひっこんでいて、平屋建ての母屋に広いポーチやガレージなど屋外の作業スペースが設けられている。
生活する事を楽しむ暮らしをしている。
大事なことだと思う。

バスがついたらしく、ガイドツアーに参加する人々がやってきた。
ストックホルムとヘルシンキで会ったお姉さんに再会。
やっぱりみんな廻るところは同じ。

ガイドツアーが始まり、門から敷地に入り森の中を歩く。

アアルトが建てた当時は船で行き来していたそうだ。

改修中だったので足場やシートがあって本来の姿を見る事はできなかったが、森と湖に囲まれた夏の家の過ごし方は感じることができた。


ちょっと寒かったけど。

レンタカーを返却するのはヴァンター空港。
その前にガソリンを給油。セルフなのはいいが、支払いが機械の所でできないので、店員さんに聞いて店内のレジで支払い。
空港のレンタカーの返却場所を聞いたり、重い荷物を背負ってカウンターをさがしたりですっかりくたびれてしまった。
バスで市内にもどりホテルに着いた時にはすっかり暗くなっていた。

エレベーターがこれまた内扉無しでびっくり。
部屋のバスルームにはこの旅初めてのバスタブ付き。

いわゆる洋風バスではなく、奥行きの小さい段差のある浴槽。
そういえばコエタロの風呂もこれだった。

お湯に浸かれるってのはやっぱりいいもんだ。