翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

F1+中田

2006-07-04 01:41:39 | スポーツ大好き
みんなは、忘れているかもしれませんが、俺はF1の人でもあるんです。最近、全然これに関しては書いていないけれど。

だって、アロンソ強すぎ…。
俺は、彼があまり好きじゃないから、興味わかないんですよね。

でも、昨日はM・シューマッハーが快勝。
しかも2位、マッサの、フェラーリ1・2フィニッシュ!!

ん~、フェラーリファンでもないんだけれど…w。

だって、俺の愛するマクラーレンは、モントーヤが、ライコネンに突っ込む展開…。しかも多重クラッシュだし…。

さらに我らが拓ちゃんは、拓ちゃんらしいカミカゼ特攻を果たし、リタイア…。結局完走が9台だったわけだから、拓ちゃんにとっては最大のチャンスだったのに…。

レース展開は、つまらないの一言。だって、シューマッハー・マッサ・フィジケラが全然変わらないんだもの…。ラルフがアロンソを差すかもしれないときはちょっと興奮したけど、結局リタイアだったしね。

ということで、なんも感動のないUSAグランプリでした。


で、blogが終わっちゃなんなので、中田の引退のことを。
やっぱ、日本の柱でした、中田は。
小学生の頃にJリーグが開幕した俺たちの世代にとって、最初はカズとか武田とかシジマールとかアルシンドとかビスマルクとかそれこそ福田がヒーローでした。でもこれらのヒーローはどこかで精神論的な強さを発揮するタイプ。でも、中田は違った。
中田は、昔からクールなサッカー選手だった。サッカーにスタイリッシュって感覚を持ち込んだんですね。おかげで、俺たちサッカー少年もクールなサッカーが気になり始めた。FWよりも実はトップ下が熱いんじゃないか?とかよく話していたなぁ。
中田が、高校時代から化け物だと言う話はよく出ていて、そりゃぁJ入団の時は注目でしたね当時。だけど、ベルマーレ。で、いきなりセリエAですからね。
後になって知ったことだけど、ベルマーレが唯一海外移籍を認めてくれた球団だったそうで。ってことは、中田は高校生でJリーグのチームを選ぶときにすでに海外を目指していたんだなぁってことです。やっぱ、スケールが違うなぁって思いました。
中田がペルージャに移籍したことで、いきなりセリエAのテレビ放送も始まったし、スポーツニュースで中田が決めた!!みたいなことがよく出てきましたよね。毎日やっている野球ニュースよりも、中田の活躍の方が先に報道されて、俺みたいな人間にとっては、日本人がついに野球からサッカーに転換する一大契機かもしれないとか、考えていましたもんね。
それになんて言ったって、ローマ時代がすごかった!!記録はペルージャや、パルマ時代のほうがすごいのだろうけど、ローマに行ってから、トッティとのポジション争いが面白くって仕方なかった!!トッティが負傷するたびに、中田が次の試合で出てきてしかも結果を残すのを見て、来年こそは中田がローマのトップ下だよ!とか友達と言い合っていたもんね。俺は、小学生の頃はユベントスファンで、その後インテリスタになったわけだけど、中田のいるローマだけは別格だった。日本人でも、世界の超一流と争うんだって感動した。NAKATAがローマで戦うとき、それは俺の夢も一緒にピッチに上がっているような気がしたものです。
パルマ移籍も、セリエAのチームのナンバー10を背負う選手になったわけだから、それがなんとも嬉しいことだった。
紆余曲折はあったけど、今年のロンドン旅行、最後までチェルシー戦を見るか、中田のボルトン戦を見るかで悩んでいました。結局、2月の頃は中田がレギュラーではなくかつ、ボルトンはホームではなかったからチェルシーを見たのだけれど。でも、チェルシーと同じくらい中田の試合を俺は見たかった。

それともう一つ中田に関しては思い入れがあって。
俺は、経済学関連の某メーリングリストに小学生の頃から参加していて、中学生の頃にはそのおかげで経済マニアレベルに達し、高校生の頃にはいっぱしにケイザイを語り始めたのだけれど、中田はそのメーリングリストにかなり初期の頃から参加していたんです。で、中田公式HPの運営を通じて中田が考えるインターネットとか、中田.netカフェの経営についてとか、中田が考えるブランドの価値とか、それこそサッカーの経済効果とか、いったい日本人ってなんなんだとか、海外での経験からくる『国』とは?みたいな話をよくしていて、オンザピッチのサッカー選手だけじゃない・中田英寿を身近に感じられる存在でした。だから、今回の引退発表も記者会見とかをするのではなく、HP上でやるあたりが中田らしいなぁと思っています。こうやって、この国や、この世界のシステムに一石を投じるサッカー選手でした。

でもね、決して、めちゃめちゃ好きなわけじゃないんですよ。それこそ日本代表なら俺は恒様派だし、小野の方に可能性を感じるし。だけど、それを凌駕する中田の存在意義が、あるなぁって思うわけですよ。

俺は、現状を続けていって、この国のサッカー文化が夏の甲子園を上回れるとは考えていません。で、そんな中途半端な日本のサッカーが世界に通用するとは思っていないんですよ。だって、ブラジル人はサッカーボールとともに生まれてくるのだし、オーストラリアは背が高いわけだし、コートジボワールは足が速いわけだし、ヨーロッパには鉄の組織論があったりするわけだから。だけど、いつかはW杯で輝く日本代表を見てみたい。

それにはやっぱ、カマモト的な感じで中田には日本代表に関連していってもらうしかないんじゃないかと。今後、デザイナーやっても失敗するからw、サッカー選手のマネジメント会社でも作ってそうやってサッカーに関連し続け、行く末は国会議員になり、日本政府が創設したサッカー全権大臣の初代大臣兼終身大臣になって欲しいとねがうんですね。もう、日本でサッカーしたければ、とりあえず中田に話を通さなきゃならない、みたいな感じでw。

で、Jリーグと日本代表を世界レベルに押し上げて、40年後にはついにジュールリメ杯をゲットできる国になるといいな。

だって、Gガンダムみたいに、世界大統領をガンダムの対決で決めるわけにはいかないけれど、究極の世界平和は全世界対抗サッカー選手権を行い、優勝国が世界大統領に就任するような時代になるかもしれないのだから!!

絶対に、ならねーヨw!!


今後、中田英寿は日本サッカーの指標となるでしょう。そして、全国のサッカー少年が中田を超えることを目指すのです。だから今後も、指標たりえる、サッカー選手であって下さい。お疲れ様でした。

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