よく駅などの公共トイレの洗面台の前で前髪を濡らして紙縒りを作るように前髪を気にしているガキを見かけます。
そのたびにおっさんは言いたいのです。
「君、顔不細工だしイケテナイし、そんなことしても無駄だし。誰も気にしてねえし・・」
ただ、彼らはまだ中高校生で童貞ですが、将来はモテるかもしれないし、イイ男になるかもしれないのでまあ許してやることにしています。
ところが、前髪を濡らして紙縒り作りに専念してるおっさんもよく見かけます。
おっさんと言っても30代半ばくらいでしょうか。まだ前髪があるので紙縒りは作れるんですね。

私のオフィスのフロアーには5社くらいの外資系企業がありトイレは共同です。
そのトイレにどこの会社で働いているのかは全くわからないのですが、この1年間毎朝トイレで前髪を濡らしている30代半ばの男性がいるんですよ。
まず、朝私がトイレに入ると既に前髪を濡らしていて、横で私がうがい手洗い歯磨きをしていて間も何がどう気に入らないのかずっと前髪を弄っています。
で、私が朝の脱糞のために個室に籠りしばらくして出てきてもなおずっと紙縒りを作ることに没頭しています。
こちらが挨拶しても全く無視の紙縒り野郎です。
で、これがどうにもこうにも女性にモテそうもない顔と雰囲気。
きっと一般の女性とは付き合ったことがないと思います。毎朝毎朝紙縒り創作に余念がない彼。前髪を気にするならもっと気にすべきところがあるだろうと指摘してあげたくなります。
ヘアジャムでも買えばいいのです。巷ではこの手の男性が増えているんでしょうね。