あいの風リレーマラソン大会

マラソンチーム「オンザロード富山」は、今年も”あいの風リレーマラソン大会”に参加した。今年からは、ネットのみでの申し込みになるので自分で懸命に頑張ったが難しくて、チーム内の若い衆に頼んだら何とかエントリーできた。

中年には、振込みや直接持参が簡単でいいのだが時代なのだろう。こんご何でもそうなるとこまるなーと思うのは僕だけじゃないだろう・・・・僕だけだったりして。

さて、今年は２０代から３０代４０代５０代と総勢１２名でフルマラソン４２．１９５キロをタスキでつなぐのだ。一人ひとりの汗がしみこんだタスキを落とさずにしっかり渡したいものだ。女性が紅一点参加した。去年も一周２．１キロを完走してくださった。

その女性は、今年はマラソンに力が入っており、練習も真面目にこなして成果が発揮できたようである。自己ベストも出しており、実に素晴しい走りをするのであった。と云うのは、去年は僕がタイム的に勝っていたのだが今年は見事に負けてしまった。

情けないが練習不足であるのは眼に見えている。体重も去年は、６８キロで挑んでいたのに、今年は７１キロでの挑戦であった。３キロ重いとその分走りも遅くなるし、当然胸の苦しさも倍増して足も重くなるのである。でも、気持ちだけは先走っているのだが、それではどうにもなら無い。

先頭は、いつもスリムな洋ちゃんでスタート１０分ぐらい前から最前列に並んでいた。僕ら一行１１名は応援に、カメラを片手に並んで見守った。残り時間が縮まって来ると放送で、３分前、２分前、などと徐々にアナウンスするのでランナー以外も全員が緊張してくる。

その緊張感がまたいいのだろう！１０秒前、９・８・７・６・５・４・３・２・スタートで全員がダッシュしていく姿は圧巻であった。この大会初参加の若い衆は、凄い！速い！などと興奮して奇声を上げていた。洋ちゃんが真っ先に飛び出して先頭を走っていく姿は凛々しくも思えた。

でも、最初だけで気が付くといつもの魚津の連中や毎日練習しているツワモノがダントツ集団になっていくのであった。今年は洋ちゃんは凄い記録を出すと期待していたが、結果的には普通であった。でも、楽しませてくれたので参加した意義が十二分にある。

小学生の子どもを連れての参加でしたが、いつの日にか子どもと一緒に走る日が来るのだろうね。そんな訳で二番手走者にタスキがつながれ、三番手四番手と１２番手まで順番が来るまでだいぶ時間がありますが、それはあっという間に過ぎて行き、自分の番が来るのであった。

僕は、８番目だったがタスキをもらうと調子に乗り全力で走り出して、気が付くとスターバックルあたりでいきなり辛くなり、おっと速すぎるなと思ったがもう遅い！心臓がバクバクして辛くなる。でも、子ども達や女性など本当に老若男女がたくさん頑張っているので、負けられない。

下り坂のカーブでは、芝生の中を走り近道などしたがほんの五メートルも短くなったのか、それほど苦しかったのである。かん水公園は賑やかでほぼ満員状態だ。公平に応援してくれるギャラリーがありがたいと余裕もあったのだが、苦しいのには変わり無い。

途中木道を走るところや、ビルの中の暗いところを走るコースに、砂利道の急登でも無いのだが、ランナーにとっては急登に見えてしまう。そんなハニカンダこのコースは飽きが来なくていいコースでもある。

ところがこの日の午前中はずっと強風が吹いており、テントが倒れたり旗がひっくり返ったりと尋常じゃない風が吹き続けて僕らを悩ますのであった。こんなに強い風が吹き続けるのは異状気象である。まー、これもいい経験だったが・・・・。

初参加の皆様方が頑張ってくれた。これは非常に嬉しくも思い、また頼もしかったし感謝で一杯である。こばちゃんは、元野球部だけにチームベストを出し続けて全体を好タイムにしてくれた。

また、久保ちゃんももうすぐインドに行くようだが、全力で頑張ってくれたし、おぎちゃんも近々アメリカに留学行くが凄い走りっぷりを見せてくれて感動した。それぞれがずっとチームにいてくれれば幸いだが、それぞれの人生、事故や怪我の無いように健やかに異国の地でも過ごしてもらいたい。

そんな彼らの親分も、足の故障が若干あったのだが２周も走ってくださり感謝でした。小柄ですが、僕よりも若干早く走ってくれて練習不足のようでしたが、無事に完走してくださいました。今度の慰労会では、しっかり飲んでもらいたいと思います。

わが息子はと云うと、金曜日は高岡で飲み会があり、土曜日は上市町で飲み会があり、練習などは程遠く連日残業や飲み会で全く走っていなくて、１周のみでの参加でした。当然１０分を切ることは出来ず、それでも僕よりも速かったから何も云えないのでした。

同じ校区のこばさんは、４０代半ばですがやはり練習不足でしたが、参加することに意義がある！で、１周頑張ってもらいましたが、残念ながらビリの記録で１１分台でありました。これを機に次回からは練習の賜物で挑んでもらいたいものです。

先週ほたるいかマラソンで疲れていた細井ちゃんは、一周のみでしたがさすがに鋭く、また練習の成果も出ており７分台を出して皆さんを仰天させました。足の故障も少々ありまして、二回は断念しましたが皆さんの励みにもなり感謝でした。

そして大ちゃんは、今年は例年よりもたくさん走っており体重も高校時代と変わらないくらいに痩せて見事な走りをしてくれたのでした。５０代にも関わらず、９分台前半で２周を見事に完走するのはさすがですね。

今年リレーマラソンは、過去最大のエントリーで４８０チーム以上が登録されており、その中で僕らのオンザロード富山は暫定３５位までは分かっていたのですが、最終結果は今日の新聞に載る予定です。富山新聞をコンビニで買ってこなくては・・・。

まー初顔の方もたくさんいたのですが、この大会に参加して一気に親睦が深まり午後からはほのぼのとランチをみんなで愉しく頂いたのでした。それにしても、今朝は体が少々痛いのだ。

二キロを全力で自分なりに走るとは、心地のよい痛さが伴うのである。少々、ＳやＭがある人たちの集まりでもあるのだろうか！？それにしても風が終始強くて凄かった。来年も全員が集うように健康でいたいものだ。お疲れ様、そして有難うございました。