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二刀流 (大谷翔平と佐々木朗希)

大谷翔平のMLBの試合の感想

ドジャースが佐々木と契約する可能性は「低い」と見られている(レポート)

2024-11-15 | 佐々木朗希
24/11/01(金)[現地] The Athletic  Jim Bowden 2024-25年MLBオフシーズン:ボウデンによる契約、トレードなど25の予想 https://www.nytimes.com/athletic/5890283/2024/11/01/mlb-offseason-predictions-2024-signings-trades/
> (前略) では、来シーズンまでに他にどんな選手がチームを変えるのでしょうか?
  2024-25オフシーズンの大胆な(そしてそれほど大胆ではない)予測を25個紹介します。コメント欄で皆さんの予測を共有してください。

 3. 佐々木朗希は所属チームである千葉ロッテマリーンズからポスティングされていない。この才能ある日本人右投手は、フリーエージェントになってメジャーリーグ入りするにはもう1年待たなければならない。
   これは、オフシーズンに彼と契約したかったドジャース(およびその他のチーム)を失望させる結果となった。



24/11/04(月) 12:32 Francys Romero https://x.com/francysromeroFR/status/1853279037365371145
> 情報筋によると、佐々木朗希は千葉ロッテマリーンズからのオファーを断った。
  23歳のエースの状況は依然として不透明だ。MLBチームとの契約が発表される可能性もあるが、マリーンズとの交渉が続いている可能性もある。

24/11/09(土) 15:00 千葉ロッテマリーンズが佐々木朗希のポスティングを公表。

24/11/15(金) 07:40 MLB これが佐々木争奪戦の決め手となるのだろうか? https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-rumors
 11月14日(木)[現地]:ドジャースが佐々木と契約する可能性は「低い」と見られている(レポート)

  ドジャースは、日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズに移籍した日本人右腕、佐々木朗希と契約する最有力候補の一人と見られている。
 しかし、ジ・アスレチック紙のジム・ボウデン記者(要購読※)はそう見ていない。 リーグ関係者との会話から、ボウデン記者は佐々木がドジャースと契約する可能性は「低い」と見ている。
 そして、ボウデン記者はその理由をいくつか挙げている。
     
  主な問題はお金に関するものだ。佐々木は25歳未満で、海外のメジャーリーグで6年目に達していないため、MLBの国際アマチュア契約金プールの規則の対象となる。
 彼は、ドジャースの山本由伸投手が昨シーズンオフに獲得した3億2500万ドルの契約に近い金額を得ることはないだろう。
 その代わり、佐々木の契約金額は、チームがボーナスプールに持っている金額に制限される。佐々木が1月15日以降まで契約を待った場合、その金額は700万ドル前後になる可能性がある。
 その日には、各チームのボーナスプールが2025年の国際契約期間の開始に向けて補充される。

  では、佐々木は契約外ではどうやってもっとお金を稼げるのだろうか? ボウデン氏によると、答えは簡単、つまりスポンサー契約だ。
 しかし、そこに佐々木とドジャースの対戦で起こり得る問題が潜んでいる。
 「ロサンゼルスでは、佐々木は(翔平)大谷と山本の影に隠れ、スポンサー契約の上限が低くなるだろう」とボウデン氏は書いている。

  逆に、佐々木がパドレスのようなチームと契約すれば、憧れのダルビッシュ有とクラブハウスを共有するだけでなく、23歳の佐々木は
 「日本でのスポンサー契約を最大限に増やし、ドジャースの大谷と山本のチームメイトというよりライバルとして位置付けられる可能性がある」。

  さらに、日本のメディアの膨大な数が毎日ドジャースを報道しており、ボウデン氏によると、「そのレベルの注目は、若く成長中の投手にとって最良の状況ではない」という。
 ドジャースは若手投手の育成に優れていることで知られている。
 しかし、ボウデン氏は、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスなどのチームも強力な投手育成プログラムを持っているため、ロサンゼルスが持つかもしれない利点が打ち消される可能性があると指摘している。
 「私が聞いているところによると、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスはすべて、ドジャースよりも佐々木と契約する可能性が高いと思う。他にもいくつかのチームが候補に挙がるだろう」とボウデン氏は書いている。

※ The Athletic Jim Bowden エースとしての可能性を秘めた有望株、佐々木朗希が必ずしもドジャース行きではない理由 https://www.nytimes.com/athletic/5921465/2024/11/14/roki-sasaki-free-agency-dodgers/

 Jim Bowden 63歳 シンシナティ・レッズとワシントン・ナショナルズの上級副社長兼ゼネラルマネジャーを歴任。
1961年5月18日、マサチューセッツ州ボストン生。マサチューセッツ州ウェストンとメイン州ブースベイ・ハーバーで育ち、
1983年にロリンズ・カレッジを卒業、コミュニケーションと経営学の学位を取得。
1992年10月16日、球団史上最年少ゼネラル・マネージャーに就任。
1999年、ベースボール・アメリカ誌の年間最優秀MLBエグゼクティブに選出。
Joey Votto、Adam Dunn、Aaron Booneら主力選手をドラフト指名。Ken Griffey Jr.、Denny Neagle、Alfonso Soriano などの選手を獲得。
1992年、GMとして初めてインスタント・リプレーの使用を提案。
2009年2月、ボウデンはラテンアメリカ系野球選手の契約金横領に関するFBI連邦捜査に関与。2009年3月1日にナショナルズを辞任。
MLBネットワークラジオのSiriusXM「Inside Pitch」共同司会者。『The Athletic』コラムニスト。以前はESPNで "The GM's Office "というタイトルのブログを書いていた。
Foxスポーツラジオの元ホスト、FoxSports.comの野球アナリスト。


24/11/15(金) 07:55 スポニチ 元レッズGMのボーデン記者、佐々木のドジャース入団の可能性は低いと分析 有力視される球団は https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/11/15/kiji/20241115s00001007055000c.html
> リーグ関係者によれば、メッツの千賀滉大は山本より多くのスポンサー契約を得ており、理由は山本が大谷と同じチームにいるからだとする。

 これはMLBデビュー時期の違いでしょう。
NYMの千賀滉大 [31-290d] は2023年デビュー[29試合 12勝7敗 166.1回 2.98ERA AS, CYA-7, RoY-2]、
LADの山本由伸 [26-090d] は2024年デビュー[18試合 7勝2敗 90.0回 3.00ERA]で、WS優勝。(6/15-9/10の間、怪我で離脱)
常識的に考えて、山本由伸は今オフ、追加のスポンサーのオファーがあるでしょう。LADが優勝し、それに貢献したため、当然、価格も高騰すると考えて間違いない。
だから今の時点でスポンサー契約を比較するのは、切り取りにしか過ぎない。来季の開幕時に比較した方が良い。

> 2つ目はドジャースには日本の報道陣が25~35人と非常に多く常駐しているため、発展途上の若手投手にとっては必ずしも最適な環境とは言えない

  実際のところ、LADの日本メディアは大谷翔平を追いかけているのがほとんどであり、今季、山本由伸がそのプレッシャーに苦しむというのは見受けられなかった。
 仮に佐々木朗希がLADに加入した場合、キャンプは大騒ぎになるだろうが、開幕から数カ月は他の大卒のトッププロスペクト同様、マイナーで経験を積むことになるでしょう。

> パドレス[西]、レイズ[東]、メッツ[東]、ブレーブス[東]といったチームも優れている。    []は投稿者注釈

  これに関しては、LAD[西] の劣位性はないですね。
 あと奇妙な点として、近年若手投手の育成と健康の維持に成功したAL西地区のマリナーズが入っていないことです。
 SEAは先発投手が揃っていますが、SEA板では球団として佐々木への売り込みを準備しているという情報がありました。

> 特にダルビッシュ有のいるパドレスは理想的と言える。
 ダルビッシュは日本の若手投手にとって「ゴッドファーザー」のような存在で、今38歳だが28年まで契約している。
 佐々木が成長する間、指南役となり、佐々木がチームの柱となるべく準備ができた時には、その役割を引き継ぐ。その間、佐々木は日本でのスポンサー収益を最大化できる可能性もある。

  これに関しても、ダルビッシュ有[38-091d] (&松井裕樹) の優位性はありません。
 41歳まであと4年契約が残っていますが、怪我で引退、成績低下で引退、構想から外れTrade、最悪DFAとなってもおかしくない、不安定な年代です。
 LADは、大谷が働き盛り、山本がピーク年齢、そしてレジェンドのカーショウが現役続行ですからね。大谷からSL、山本やカーショウからCUVを学ぶのも良いでしょう。
 逆に、なぜ一部の米国メディア/関係者は、SDP推しなのか・・・、とても奇妙だ。。


「ドジャースが佐々木選手に興味を示しており、業界関係者の中にはドジャースが佐々木選手獲得の最有力候補だと宣伝する人もいるが、私はそうは思わない。
 実際、リーグ関係者との会話に基づくと、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスが佐々木選手と契約する可能性が高いと思う。」
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1grg2vk/bowden_although_the_dodgers_are_interested_in/

当該記事に関する各球団ファンの反応
LAD:https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1grlv09/jim_bowden_claims_roki_is_signing_after_jan_15/


  これがいわゆるクリックベイト目的の“逆張り”記事です。
 (要約すると)「あー、佐々木朗希がDodgersに行くと、つまんねーなー」っていう内容の記事が、既に複数の記者からすでに出ています。


24/11/09(土) 16:11 Dylan Hernández https://x.com/dylanohernandez/status/1855146166926950576  
> "マリーンズが発表した声明の中で、佐々木朗希は「世界最高の選手になりたい」と語っている。 それはドジャースが彼を獲得するチャンスにとって何を意味するのだろうか?
 もし彼が一番になりたいのであれば、大谷の仲間入りをするのではなく、大谷を打ち負かす必要があるのではないだろうか?

LAD Reddit:ディラン・ヘルナンデス(*1)は貧乏人のプラシュケ(*)だ。 2017年、彼は実際にダルビッシュ有に向かって“吊り目”のモーションをするユリ・グリエルを擁護した。
(*1) ディラン・ヘルナンデス ロサンゼルス・タイムズのコラムニスト。1980年7月7日生、44歳。エルサルバドル人の父と新潟県出身の日本人の母を持つ。UCLAで歴史学を専攻。
(*2) ビル・プラシュケ 〃 大谷に「PSに中継ぎとして復帰しろ」と主張。

  この日本人の血を引くという日系米国人のディラン・ヘルナンデスは異常者です。地元メディアのLA Timesに所属しながら、「LADに移籍するな」と言っているんだから。
 過去一年見てきた中で、大谷翔平の一平スキャンダルの際も、LAA関係者を取材せずに、大谷翔平に疑問を呈していた胡散臭い野郎です。(その割に日本メディアに登場し小金を稼ぐ)


24/11/11(月) Baseball America J.J. Cooper 佐々木朗希がドジャースと契約することに反対する理由 https://www.baseballamerica.com/stories/the-case-against-roki-sasaki-signing-with-the-dodgers/
  ドジャースは、佐々木朗希 [23-012d] が米国に来ることになったときに、彼を獲得する最有力候補と見られている。理にかなっている。
 ドジャースを選べば、佐々木は毎年ワールドシリーズ優勝を争うべきチームでプレーすることになる。 ロサンゼルスは過去12シーズン中11シーズンでNL西地区を制している。
 最後に負け越したのは2010年。 リーグ優勝決定シリーズには過去20シーズンで9回出場している。

  ドジャースは、選手育成、分析、スカウティング、スポーツパフォーマンス、その他野球のあらゆる面で卓越している。ほとんどのチームが考えもしないような動きができる給与体系を持っている。
 毎年、ワールドシリーズで優勝しても、優勝を逃しても、ドジャースはオフシーズンに次のシーズンに向けてさらに良い成績を収めるという使命を帯びて入る。

  これらはすべて、組織にとって印象的でうらやましい特徴だ。だからこそ、野球ファンとして、私は佐々木がドジャース以外のチームでプレーすることを願っています。
 ドジャースへの憎しみが残っているからではありません。前の2つの段落で述べたように、非常にうまく運営されているドジャースは称賛に値します。

  彼がドジャースに合わないからではありません。適しています。ドジャースは佐々木を必要としていないからです。そして野球は他のチームに佐々木を必要としています。
 彼がロサンゼルスに入団すれば、すでにスポーツ界最大のスター(大谷翔平)、もう2人のMVP(ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマン)、日本人の第一線先発投手(山本由伸)、
 そして野球界で最も優れたファームシステムの1つを擁するチームに、さらに大きな補強となります。
 佐々木が20以上の他のチームのいずれかと契約すれば、彼はそのチームの見通しを変えるでしょう。

  野球では、大谷とマイク・トラウトがエンゼルスで示したように、1人の選手がチームをプレーオフに導くことはできません。
 しかし、若くてエキサイティングなスターを加えることで、チームとそのファン層の認識を変えることができます。
  レッズは2022年に1試合あたり平均17,500人のファンを集めました。
 Elly De La Cruz [22-309d] が2023年に加入し、チームはより良くなり、2023年と2024年には1試合あたり平均25,000人のファンを集めました。[+42.9%]

  Paul Skenes [22-170d] の加入がパイレーツをどれだけ後押ししたかがわかります。
 ピッツバーグは、Skenes が登板したホームゲームでは、登板しなかったゲームと比較して約4,000人多いファンを集めました。
 佐々木は Skenes のデビューに匹敵することはできないかもしれませんが、彼が選んだどのチームにもオフシーズンの大きな後押しを与えるでしょう。

  また、彼は国際契約金プールの規則に従って渡米するため、MLB全30チームが容易に支払える金額で契約することになる。
 ​​そして、これが佐々木とドジャースのペアリングがスポーツにとって理想的ではないもう一つの理由だ。私たちは、収益の大きいチームと小さいチームの格差が拡大している時代に生きている。
 ドジャースは年間3億2000万ドル[約496億円]の地元テレビ契約を結んでおり、増え続けるコードカット傾向の影響は(今のところ)受けていない。
 また、レッドソックス、ヤンキース、メッツをはじめとする収入の多い球団は、多くのMLB球団が直面している、
 地元テレビ局からの収入が激減している、あるいは先行きが不透明であるという問題も回避している。

  一部のチームは、5000万~7000万ドルのローカルテレビ契約が疑問視されている。2025年にどれだけの収入があるかわからないため、給与を削減する可能性が高い。
 ドジャースが佐々木のような類まれな若手スターを獲得したことは、ウォーレン・バフェットが宝くじに当たったようなものだ。 すでにすべてを手にしているチームが何を手に入れるのか?
 2025年に佐々木がパイレーツ、ナショナルズ、ロッキーズの帽子をかぶる姿を見ることはないだろう。
 しかし、野球界にとっては、彼がドジャース・スタジアムよりも、もう少し期待されていない場所で終わるのを見るのは素晴らしいことだろう。

 J.J. Cooper ベースボール・アメリカの編集長。

24/11/14(木) MLB Anthony Castrovince オフシーズンの熱い話題7選 https://www.mlb.com/news/bold-predictions-for-mlb-offseason-2024-2025
> 7. 佐々木朗希は僕の好きな球団と契約すべきだ。

  ドジャースじゃない。 それはフェアじゃない!


 Anthony Castrovince スポーツジャーナリスト、コラムニスト。主に2004年からのMLB.comで活動。オハイオ大学卒。 BBWAA会員: 2016年から全米野球記者協会(BBWAA)会員だが、殿堂入り投票者ではない。


 いやー、本当にクソですね。
 ジ・アスレチックのジム・ボウデンの記事の要約の根拠としているものは、

・数億ドルを捨てて、渡米する佐々木朗希が、所属するチームの関係でエンドースメントを気にするだろうか? という矛盾した点と
 
・24年WSを制したドジャースに所属した方が、最も「広告価値/商業価値」が高くなる、という点を無視していることです。

> 「ロサンゼルスでは、佐々木は(翔平)大谷と山本の影に隠れ、スポンサー契約の上限が低くなるだろう」

  というのは完全に勘違いであり誤りです。日本で最大のメディア露出は大谷翔平だから、そこに乗っかるのが一番いい。日本のスポンサーならなおさらです。(相乗効果が見込める)
 LAD以外の他チームに所属しても佐々木専属の日本人記者は付くでしょうが、二刀流の大谷翔平、先発の山本由伸の比でないでしょう。むしろ、メディア露出が下がってしまう。
 一緒のチームに所属した方が取材しやすく、各自に意見を求めることも可能で、記事も書きやすい。他チーム所属なら (先発登板時のみの) 添え物扱いになりかねない。

  米国人記者の根本的な勘違いというのは「チームに貢献する」「チームに貢献するためには何が必要か」などといった「for the team」の精神、日本人的思考が理解できず、
 (少人数の5人で試合をするバスケの) NBA的思考「最強を倒して最強になる」という英雄志向から、このような間違った結論となってしまう。
 「“最高の選手”である大谷翔平を倒すために、別のチームに所属する」というのは、日本人にない考えです。(アンチ大谷ならともかく)
 また、ファンによくある「25歳まで待てば、FAで莫大な契約金が貰えるのに、理解できない(愚かなこと)」という考えも同様です。(米国では金銭評価=選手の評価)

 “友情・努力・勝利” の「共闘関係」の日本  vs ライバル関係を煽る「対立関係(炎上商法)」の米国 です。

  特にSDP界隈のダルビッシュの佐々木朗希に関する影響力は過大評価であり、(移籍する根拠として、そこにすがるしかないわけですが) 異常と言えるでしょう。
 本来は、LAD一択です。佐々木朗希がLADファンなら、LAD 99.0%、SDP 0.2%、その他球団 0.1%・・・・、といった所でしょう。
 
  Baseball America J.J. Cooperの記事は、佐々木朗希の「職業選択の自由」を完全に無視している。
 外国人である佐々木朗希が、なぜ、経営努力をしない(金を出さない) MLBの米国人オーナーの犠牲に、野球人生のピーク[~29歳]を捧げないといけないのか。 
  我々日本人は、大谷翔平のLAA移籍とともに、LAAの試合を見ることになったわけですが、6年間最悪の経験をした、苦い思い出しかないわけです。
 どれだけ努力をしてもWS優勝どころか、PSにすら進出できない、それどころかシーズン勝ち越しすらままならない。挙句の果てに、ピーク年齢と選手生命を犠牲にしてしまったわけです。
 大谷は悲惨な状況を同情されるどころか、間違ったチームを選択した嘲笑の対象であり、LAAに落とした日本マネーは最悪の組み合わせとなってしまった。
 「MLB最高のキャッシュカウ 大谷翔平 X MLB最悪の (無能) オーナーの一人アルテ・モレノ」

  それが今季、大谷翔平はLADへ移籍することで、野球人生の大逆転を果たした。
 
  LADが佐々木朗希を求めていない、戦力として必要ない、などということは絶対にない(編成本部長、GM、監督や球団幹部、熱意はおそらくMLB最大)し、
 中立的な日本人が、PSのLAD vs SDP戦を視聴したら、SDPはマナーが悪い、クソみたいな球団だな、と感じたことでしょう。(NYYとは別の意味で)
 Tatis Jr.の相手チームの観客を煽る仕草、Machadoのベンチへのボール投げなど、SDP戦はLADが勝っても負けても嫌な気分になる、そうまるで日本代表の韓国戦のよう。
 あのチームカラーに佐々木朗希は合っているのか?! LADの方がはるかに好ましい。これは日本のスポンサー視点でも。


佐々木朗希に関する記事の流れ
24/11/09(土) 15:00 千葉ロッテマリーンズが佐々木朗希のポスティングを公表。
“移籍先としてLADが本命”  数多くのメディア
  ↓
佐々木は投手育成に優れた小規模市場を志向 24/11/11(月) 00:09 Jim Allen https://x.com/jballallen/status/1855810009965400534 デイリー・ヨミウリの元野球コラムニスト、作家。
  ↓                         > ドジャースは佐々木朗希と契約することは確実ではない。彼は短期的にも長期的にも自分にとって最善だと思うところに行くだろう。
  ↓                         > 佐々木に近い情報筋は、堅実な育成体制と計画を持つ小規模市場のチームが最適な行き先かもしれないと語った。
  ↓                  24/11/11(月) Jim Allen 佐々木朗希の将来は不透明 https://jballallen.com/roki-sasakis-future-uncertainty/
  ↓                          > 私の個人的な希望は、佐々木がドジャースではなくサンフランシスコ・ジャイアンツに入団することだ
  ↓                  以降、他球団のファンが “取らぬ狸の皮算用”
  ↓
LADが佐々木と契約する可能性は「低い」と見られている 24/11/15(金) 07:40 MLB これが佐々木争奪戦の決め手となるのだろうか? https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-rumors


  基本的に米国メディア、あるいは米国人記者は、12月以降の佐々木の正式なポスティングまで「間を持たす」必要性があり、
「佐々木はLADが本命」だとLADファンしか関心が持続せず、他球団のファンは無関心になり記事をクリックしないので、「佐々木は、他球団の可能性もある」という逆張りの構成に。
 
    World Series Champion
 「大谷翔平 ―     山本由伸      ― 佐々木朗希」     LADにとって3人を獲得することは、最初からセットであり、周到に計画していたことなんですよ。
  deferred   3億2500万ドル+5000万ドル 6年拘束/最低年俸 

               “計画通り”

いよいよ佐々木朗希のポスティング!!

2024-11-09 | 佐々木朗希
24/11/09(土) 15:00 千葉ロッテマリーンズ https://x.com/chibalotte/status/1855128329357340835
> #佐々木朗希 投手について、ポスティングによる米国メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することにいたしましたので、お知らせします。(後略)

15:15 スポニチ 佐々木朗希 マイナー契約しか結べない25歳ルールとは?ボーナスプールの最多はドジャース https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/11/09/kiji/20241109s00001007139000c.html

15:20 日刊スポーツ 【ロッテ】佐々木朗希「感謝しかありません」球団がポスティングによるメジャー挑戦を容認 https://www.nikkansports.com/baseball/news/202411090000631.html

    デイリー ロッテ 佐々木朗希との“密約”は否定 交渉経緯を説明 「一日も早く行きたい」朗希直訴に「5年間を判断して」松本本部長が明かす https://www.daily.co.jp/baseball/2024/11/09/0018323328.shtml

18:30 NHK ロッテ 佐々木朗希のポスティングでの大リーグ移籍を容認 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241109/k10014633801000.html


 本来ならば、ワールドシリーズ優勝や、パレード、大谷選手の左肩の手術など、書くことは沢山あったはずですが、放置していました。

 いよいよ来ましね。ここ数日、この話題でニュースを収集していました。(日本メディアではスポニチが初期から最も早く報道していた)
24/10/15(火) 03:00 スポニチ ロッテ・佐々木朗希 大谷の道!今オフにポスティングでメジャー挑戦へ ロッテ容認検討 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/15/kiji/20241014s00001173388000c.html

 ソトなんかどうでもいいよ。彼は守銭奴です。7億ドルの価値はありません(NYMは払うだろうが)。LADには必要ありませんし。。

 一報を受けて、内容を精査していませんが、まずは良かったですね。佐々木朗希がこのオフ最大の全30球団のターゲットです。

      現在  3年後   6年後   9年後
 大谷翔平  30   33    36    39  二刀流選手の野球人生は予測不可能だが、大谷翔平は人生を野球に捧げているため、一般事例よりも長寿が期待できる。
 

 山本由伸  26   29    32    35  基本的に野球選手のアスリートとしてのピークは 25-29歳 と思われるが、一流選手は30代前半も競争力を維持。超一流になると、30代後半でも維持。


 佐々木朗希 23   26    29       基本6年拘束。最初の3年はメジャーに昇格しても最低年俸、後半は年俸調整の対象に。大谷同様、エンドースメントで補填されることに。


  LAD移籍が成功すれば、3歳おき程度に、世代間の日本のスターがLADに揃うことになり、(怪我による長期離脱がなければ) 3年後までは、確実に“黄金期です。Redditも現在、大騒ぎだよ!!
 発表のタイミングも良かったです。ソトの案件は決定まで大きく遅れることになるでしょうから。
 この件を米国側で発信していた記者の人は、米国側の代理人から情報をもらってリークしていたと思われます。(「近日中に決定。今週内にも」)

24/11/07(木) 22:52 Francys Romero https://x.com/francysromerofr/status/1854522218786537541 
Baseball/Sports Reporter. BBWAA Member.

> 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に対する決断は、数日中に発表される見込みだ。複数の幹部は、早ければ今週中にもなるのではないかと見ている。

 GM会議で集まったGM達もそのリークの正確度を知っていたようですし。
 これで移籍が叶わなかったら、とんだ恥さらしになってしまいますからね。

/r/baseball/
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1gn3owd/npb_chiba_lotte_has_approved_roki_sasakis/

LAD
https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1gn3pwl/npb_chiba_lotte_has_approved_roki_sasakis/
 LADファンにとっては、契約日は、一足早い “サプライズ” のクリスマスプレゼントになるでしょう。

 自分としては9割方、Dodgers、“佐々木朗希はドジャースファン” というのが正しいなら、99% Dodgersと契約、と見ています。


  佐々木朗希 [23-006d] のMLB挑戦のタイミングは、今オフが最適。

・LADが(先発不足で)下馬評が低かったPSを勝ち抜き、WSを優勝し、日米双方に最大のプレゼンスを獲得した直後。
 ルーキーの山本由伸がPS/WS登板でチームに貢献し、1年目にリング獲得。

・LADが2025年、大谷翔平の二刀流復活で「6人ローテーション」で先発投手陣を組むタイミング。
 他に怪我から復帰する先発投手(Glasnow、Gonsolin、May、[Kershaw、Sheehan、Ryan] など)が多いため、この戦略は合理的で負担が少ない。(Stoneは25年全休)
 今季、LAD先発は怪我で苦しんだが、最も休養重視のローテーション日程を組んでいた。また、レギュラーシーズンよりも、PS時の健康状態、コンディション、成績を重視している。

・25歳で高額FAで渡米しても、日本での登板過多、潜在的怪我など、健康状態に不確実性がある。1年目に怪我で手術した場合、メディアの失望、ファンの反発は大きくなっていただろう。
 逆に、FAシーズンに、日本で手術しリハビリ中だった場合、大幅に安く買い叩かれ、不利な契約になってしまう。(怪我のリスクで相場より安い契約となった、前田健太、千賀滉大)

・MLB挑戦で、大谷同様、将来の殿堂入りを目指すならば、渡米は早い方が良い。

・MLB挑戦で将来のMLBでの高額の年金受給の条件を満たす [MLB契約で10季] なら、渡米は早い方が良い。
18/05/29 杉山貴宏 イチローがもらえるMLBの年金額が凄い! 満額支給の日本人選手も https://dot.asahi.com/articles/-/99329?page=1
> 現在のメジャーリーグの年金制度では、43日以上のメジャー登録 があれば、受給資格が発生する。シーズンを重ねるごとに受給額も上がっていき、10シーズンで満額支給
 支給年齢は一般的に 62歳 から(前倒しも可能)で、もちろん生涯年金であり、死去するまで支給される。一般的な年金のように積立金も必要ではない。
> 支給額はメジャー歴10年以上の選手ならば、最高で 年間 21万ドル

・日本に留まる期間が長いほど、米国でのMLBでの現役生活は短くなってしまう。

・LAD移籍を想定しているならば、「大谷―山本」のバスに、佐々木朗希が乗車するには、契約期間のタイミング上、今が最適。
 2年遅れれば、即、結果を残さないといけない。今なら、大卒のトッププロスペクト相当で (1-2年の) 猶予期間がある。
 最悪、渡米後に怪我で手術となっても、球団側は金銭的にノーリスクであり、メディアやファンに批判される恐れはない。

・米国での最先端のトレーニングおよび、医療技術に接し、自身のポテンシャルを最大限発揮するチャンス。

・大谷翔平がそうだったように、肉体改造の余地は十分にある。身長比でまだ線が細く、筋肉をつける余地はある。彼自身にとって最適な身体バランスを調整可能。

・技術的な怪我の予防やフォームの調整、球種の最適化も可能。 (球速や回転数などスタッツ重視ではなく、コントロール重視の方が良い)

・今オフ後のMLB挑戦は、仮に来季1年をマイナーで過ごしたとしても、全く問題ない。ピーク年齢でどれだけ安定的に活躍するかが重要。
 マイナーで過ごしていても、先発陣に怪我人が出れば、成績次第で昇格する可能性はある。
 マイナーでは投球数が厳格に管理され、身体的負荷は段階的に調整され、球団によって大切に育成されることになるだろう。
 その点、ボールへの適応、ストライクゾーン(審判)への対応、ピッチクロックやピッチコムの対応、フォームや癖の修正、捕手とのコミュニケーションなど、時間をかけることが出来る。

・米国生活に適応するには、語学や習慣の面でも、可能な限り若い頃に渡米した方が良い。

・結婚してからより、独身の身軽の方が良い。結婚して子供がいた場合、住居や就学、生活面での配慮など、野球以外の面で考慮する条件が出てくる。
 (夫人の好みやライフスタイルにもよる)

・独身の場合、(オープンリレーションシップでない限り) エンドースメント契約で “女性人気” を考慮でき、有利だ。(大谷翔平は既婚者だ!)

・LADに移籍すれば、大谷から7年間の経験値、山本からルーキーとしてのノウハウを共有できる。また、語学面でチーム内で孤立することは全く無い。
 “史上最高の野球選手” 大谷翔平の投球や打席をダッグアウト最前列(特等席)から山本と共に観戦できる。(これは野球人生で同僚の身分でしか享受できない特権)

・LAD内の3人の先発右投手として、相手打線の攻略、細かなニュアンスを、英語の壁なく共有できる。これはシリーズ単位では大きい。
 (かつてのHOU先発陣、NYYに対するTOR先発陣など)

・先発登板時、MLB有数の強力打線から援護点を貰える。(Freeman あと3季、Betts あと8季、大谷 あと 9季、Smith あと 9季 と長期契約で固定)
 
・キャリアとしては最晩年に移行したレジェンド投手の Clayton Kershaw [36-238d] から教えを請うことも出来る。(持ち球としてCUVを習得)

・LADは大谷移籍前から日本人選手の受け入れ準備[大谷-山本-佐々木]を進めており、過去のノウハウも豊富だ。(中村以外は全て投手)
 野茂英雄 (95~98年、02~04年)、石井一久 (02~04年)、木田優夫 (03~04年)、中村紀洋 (05年)、斎藤隆 (06~08年)、黒田博樹 (08~11年)、前田健太 (17~19年)

24/11/10(日) 09:14 MLB Jonathan Mayo 佐々木のサインプロセスについて知っておくべきすべて https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-faq?t=mlb-pipeline-coverage
> MLB全30球団は、選手がポスティングされてから45日以内に交渉することができる。
 その期間内に合意に至らなかった場合、その選手は来季のNPB球団に復帰し、翌オフまで再ポスティングされることはない。
 正式に契約する時期にもよるが、彼の契約は12月15日(日)に終了する2024年の国際契約期間か、1月15日(水)に開始する2025年の契約期間のいずれかに該当する。
 12月2日(月)より前にポスティングされた場合、45日間の交渉期間が'25年の契約期間の開始前に終了するため、彼は2024年の期間にしか契約できません。
 12月2日(月)から15日(日)の間にポスティングされた場合、どちらの期間でも契約できますが、'24年の期間の契約交渉は12月15日(日)までしかできません。
 
 12月1日(日)までにポスティング   14日間+の交渉期間      '24年の契約期間の契約交渉は 12月15日(日)まで

 〃2日(月)~15日(日)にポスティング 最長14日間の交渉期間     '24年の契約期間の契約交渉は 12月15日(日)まで
            どちらか選べる↑↓
                   45日間の交渉期間       '25年の契約期間        1月15日(水)に開始~

・LADと契約する場合は、12月15日までに契約し、インターナショナル・ボーナス・プールに残金を残していたLADに低額で報いるのか、
 プール金がリセットされる1月15日以降に契約し、一旦、全球団を対象とし、他球団も含めて契約するのか(契約球団は来年の海外契約[中南米の16歳]に影響)、
 今回のポスティングのニュースが予想より早かったので、前者のような気がするが・・・。

 (24年LADは韓国遠征で開幕が早まり、バッテリー組の集合日は2月8日[木]。25年も同様に日本遠征があり、1月15日以降の契約ならば、集合日まで 3週間程度 と慌ただしい。
 全ては千葉ロッテマリーンズ次第だが、山本由伸のように、本人が複数の球団を訪問・面接ならば、メディカルチェックを経て少なくとも契約までに数日はかかる。
 ただし、意中の1球団としか交渉せず、12月15日までに決まれば、年末年始は移籍先が決まった状況で過ごせ、集合日までの日程にも余裕がある。
 昨年FA契約で移籍し米国居住だった大谷は、12月からドジャースタジアムや大学で自主練習していた。ただ、今オフ、ドジャースタジアムは大規模な改修工事中)


> 2024年の契約期間中のインターナショナル・ボーナス・プールの全リストは以下の通り:  NL西地区のチーム RedditのURL=各球団ファンの反応
 Dodgers : $2,502,500  https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1gn3pwl/npb_chiba_lotte_has_approved_roki_sasakis/
 Orioles  : $2,147,300  https://www.reddit.com/r/orioles/comments/1gngd2u/roki_sasaki_the_star_pitcher_out_of_japan_will_be/
 Yankees : $1,487,200  https://www.reddit.com/r/NYYankees/comments/1gn3zqs/japanese_star_pitcher_roki_sasaki_will_be_posted/
 Giants   : $1,247,500  https://www.reddit.com/r/SFGiants/comments/1gn48vs/npb_chiba_lotte_has_approved_roki_sasakis/
 Red Sox  : $990,000   https://www.reddit.com/r/redsox/comments/1gn4q2w/passan_the_chiba_lotte_marines_are_posting_roki/
 Rockies  : $857,800
 White Sox: $740,000
 Cardinals: $672,200
 Tigers  : $620,000   https://www.reddit.com/r/motorcitykitties/comments/1gnjbln/sasaki/
 D-backs : $559,300  https://www.reddit.com/r/azdiamondbacks/comments/1gn4m7k/this_is_exciting_but_we_all_know_where_he_will_go/
 Royals  : $462,300
 Marlins : $337,500
 Mets   : $314,000  https://www.reddit.com/r/NewYorkMets/comments/1gn3xvt/npb_chiba_lotte_has_approved_roki_sasakis/
 Astros  : $287,500
 Cubs   : $237,200  https://www.reddit.com/r/CHICubs/comments/1gnc8kr/brad_wakai_roki_sasaki_will_officially_be_posted/
 Angels  : $212,200  https://www.reddit.com/r/angelsbaseball/comments/1gn3rek/sasaki_is_getting_posted/
 Guardians: $114,300  https://www.reddit.com/r/ClevelandGuardians/comments/1glgwdb/roki_sasaki/
 Nationals: $112,500
 Brewers : $110,500  https://www.reddit.com/r/Brewers/comments/1gnadmy/roki_sasaki_being_posted_lets_pick_him_up/
 Pirates  : $89,800
 Phillies  : $42,200   https://www.reddit.com/r/phillies/comments/1gndknm/report_phillies_expected_to_pursue_japanese/
 Reds   : $35,000
 Athletics : $33,000
 Mariners : $19,500  https://www.reddit.com/r/Mariners/comments/1gokpts/jim_allen_the_dodgers_are_not_a_lock_to_sign_roki/
 Twins  : $17,500
 Blue Jays: $12,200  https://www.reddit.com/r/Torontobluejays/comments/1gn88tb/passan_japanese_star_rhp_sasaki_to_be_posted_to/
 Padres  : $2,200  https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1gn4gv2/mlbnetwork_roki_sasaki_will_become_an_mlb_free/
 Rays   : $0
 Braves  : $0
 Rangers : $0    https://www.reddit.com/r/TexasRangers/comments/1gp7za2/could_the_rangers_land_roki_sasaki_dont_overlook/

 2025年の契約期間中のインターナショナル・ボーナス・プールの全リストは以下の通り:

$7,555,500 CIN, DET, MIA, MIL, MIN, OAK, SEA, TB
$6,908,600 ARI, BAL, CLE, COL, KC, PIT
$6,261,600 ATL, BOS, CHC, CWS, LAA, NYM, NYY, PHI, SD, TEX, TOR, WSH
$5,646,200 HOU, STL
$5,146,200 LAD, SF

24/11/09(土) 15:47 ESPN Jeff Passan 千葉ロッテマリーンズ、佐々木朗希のMLB移籍を発表 https://www.espn.com/mlb/story/_/id/42280725/chiba-lotte-marines-post-japanese-star-roki-sasaki-mlb
> インターナショナル・アマチュアのボーナスプールには上限があり、2024年のトップチームは710万ドル強、市場規模が大きく高額なチームは460万ドル、その他はその中間となっている。
 チームは、他チームのボーナスプールの資金と交換することで、割り当てられたプールの60%まで追加することができる。
  国際フリーエージェントの契約期間は毎年1月15日から12月15日までであるため、ほとんどのチームはすでに2024年のボーナスプールの大半を使い果たしている。
 正式なポスティングが12月中旬まで遅れれば(通常、手続き完了までに数週間かかる)、佐々木は2025年の国際期間が1月15日に始まったときに契約する可能性がある。
 ボーナスプールは上位が約750万ドル、下位が約510万ドルだが、国際的なボーナスのためにトレードをしたり、中南米諸国のティーンエイジャーと交わした拘束力のない約束を守らないことで資金を確保したりすることもできる。(自動翻訳)

結論:各球団が支払うインターナショナル・アマチュアのボーナスプールの (最大約3.7億円の) 多寡は、(FA契約の数百億円を放棄した) 佐々木朗希にとって、移籍先を決める重要事項ではない。
   また、関係者、情報筋などの不確かな周辺情報よりも、“本人の意志” が最も重要。


 佐々木朗希LAD以外に移籍した場合

  まず、候補として挙げられるのが、Darvish [38-085d] (残り4年契約)と松井が所属しているSDPだが、この場合NL西地区で地区優勝の壁となるLADが問題になる。
 砂漠のARIや北西で寒いSFG、高地のCOLも同様だ。
 PSで投げられるかは、LADの成績(12年連続PS進出)、およびWC次第となる。この不確実性を受容できるかどうかだ。

24/11/19(火) 08:30 AJ Cassavell (14th season at MLB.com • 9th as Padres beat reporter) https://x.com/ajcassavell/status/1858653919804879203
> Paul Skenes (22) が2024年ナショナルリーグ新人王に選ばれた。Jackson Merrill (21) は2位で、104票を獲得、 Skenes は136票だった。
 パドレスは1987年以来 (37年間)「新人王」受賞者を出していない。これは野球界で最も長い「新人王」不在期間だ。メリルは数々の惜しい受賞候補の最新の例だ。

24/11/25(月) 19:31 USA TODAY Bob Nightengale MLBの噂: フアン・ソトとの契約が迫るGMからの情報 
https://www.usatoday.com/story/sports/mlb/columnist/bob-nightengale/2024/11/25/mlb-rumors-juan-soto-latest-news-trade-market/76556552007/

 4. サンディエゴ・パドレスは今、勝利を切望している

  パドレスに挨拶しましょう。
 サンディエゴは昨シーズン、年俸総額を 9,000 万ドル削減しましたが、NLDSでドジャースに勝利し、ワールドシリーズの優勝候補になるにはあと 1勝というところでした。
 2025年は勝たなければなりません。さもないと、アメリカで最も素晴らしい都市ですぐに醜い結果になるかもしれません。
 2024年、有望株のほとんどを賭けて優勝を狙ったパドレスは、今、選手の大幅な昇給と、トップ先発投手 2人が契約最終年を迎えるという状況に直面しています。
 ディラン・シースとマイケル・キングは、今シーズン終了後にそれぞれフリーエージェントとなり、球団の他の契約が膨れ上がっているため、サンディエゴが投手を引き留める可能性はほとんどないかもしれません。

  チケット販売とテレビ放映で収入を最大にした後、サンディエゴはワールドシリーズ出場ではないにしても、10月に好成績を収めて、追加の資金流入を得る必要があります。
 彼らが今後直面する状況は以下のとおりです。

 マニー・マチャド   : 契約は残り 9年、年俸3億3,400万ドルで、今年の年俸は1,300万ドル、2026年には2,100万ドル、2027~2033年には3,500万ドル
 フェルナンド・タティス: 契約は残り10年、年俸3億 600万ドルで、今年の年俸は2,000万ドル、2026年には2,000万ドル、2027~2028年には2,500万ドル、2029~2034年には3,600万ドル
 ザンダー・ボガーツ  : 契約は残り 9年、年俸2億2,500万ドルで、2033年まで年俸2,500万ドル。


 考えるだけでも恐ろしい」とある幹部は語った。「彼らは多額の金銭的負担を抱えている。本当にひどいことになるかもしれない

参考:FANGRAPHS サンディエゴ・パドレス選手年俸 [2024~2030](佐々木が加入した場合の6年間の推移) https://www.fangraphs.com/roster-resource/payroll/padres?season=2024
        年俸[24年比]
Machado     2.29倍
Tatis Jr.     3.13倍
Cronenworth   1.69倍

 佐々木の契約最終年の2030年まで契約が残っている Machado (37)、 Tatis Jr. (31)、 Bogaerts (37)、Cronenworth (36) の 4人で $113,545,454を占めることに。
一方、LADに加入した場合は、大谷 (35)、Betts (37)、山本 (31)、Smith (35) の4人で $151,083,334 で、[1.33倍] となる。問題は佐々木FA時の支払い能力です。

LAD3,250億ドル以上の資産を管理するヘッジファンドが球団を所有。代表オーナー Mark Walter の純資産は 61億ドル [2024年] (Forbes)。
   年間 約 3億4,000万ドル [約521億円] の収入がある地元テレビ契約。パドレスがMLB制作のテレビパッケージで得ている金額の最良の推定値の10倍以上。
   大谷翔平との契約に直接関連して、業界の専門家が推定する 1億ドル以上 のスポンサー収入。

  https://www.sandiegouniontribune.com/2024/12/11/padres-depart-winter-meetings-with-sights-set-on-getting-better-for-less/

  LADはMLB No.1の放映権収入と大谷スポンサー収入があり、佐々木のFA時、引き止める事は可能。(FAになる前に結果を残せば、球団フレンドリーな長期契約を提案されるでしょう)
 一方、SDPは不可能です。最も価値の高い段階で、必ずTradeに出されるでしょう。


24/12/01(日) 23:00 MLBTR Nick Deeds パドレスは Luis Arráez をどうすべきか? https://www.mlbtraderumors.com/2024/12/what-should-the-padres-do-with-luis-arraez.html
> パドレスが給与を削減し、スーパースターのフアン・ソトをヤンキースにトレードすることで球団の方向性を根本的に変えたオフシーズンから1年が経ち、サンディエゴは再び財政難に陥っている。
 同球団は2024年から2025年にかけて給与水準を維持すると予想されている。RosterResourceによると、それは1億6,900万ドルの予算と、最初の基準値(2025年には2億4,100万ドル)を下回る贅沢税給与額である。
  しかし、その給与水準に到達するのは言うほど簡単ではないかもしれない。パドレスの現在の予想給与額は2025年に2億1,000万ドル弱、贅沢税給与額は最初の基準値をわずかに上回る2億4,400万ドルである。
 そのため、同球団は今冬に給与を約4,000万ドル削減することを検討している可能性が高く、その削減にもかかわらずチームに人材を追加したいと考えていることは間違いないだろう。
  パドレスは、この冬、ディラン・シース、マイケル・キング、ダルビッシュ有の3人に加える先発投手を少なくとも1人追加する必要がある。
 ジュリクソン・プロファーの退団で左翼手に穴があき、役割を担うデビッド・ペラルタとドノバン・ソラーノの離脱で、DHとベンチのラインアップが弱まることは言うまでもない。
 もちろん、給与削減のためにチームが手放す選手は、必ず新たな穴をあけることになるため、A.J.プレラーとチームのフロントオフィスは少々困った状況に陥ることになる。

24/12/14(土) 00:00 friarsonbase.com Drew Koch パドレスのオフシーズンのローテーション計画は、財政的な逆風がいかに強いかを浮き彫りにしている 
https://friarsonbase.com/padres-offseason-rotation-plans-highlight-how-strong-their-financial-headwinds-are
 やれやれ!

> サンディエゴ・パドレスは、MLB ウィンター ミーティングから、多くの不安な噂以外には何も得るものがないまま去っていった。
 パドレスの野球運営部長は自らは語らなかったが、多くの記者や関係者は、サンディエゴが最高の選手たちを移籍させる案に前向きであると考えている。
  ニューヨーク ポスト紙のコラムニスト、ジョン ヘイマンは、11日(水)遅くに、パドレスが Dylan Cease (28)、Luis Arráez (27)、さらには Xander Bogaerts (31) のオファーを検討していると報じた。
 Ceaseは明らかにこの 3人の中では最も有名で、この右腕を獲得してからまだ 1年も経っていないのに、トレード交渉で彼の名前が挙がるのはかなり意外だった。
 しかし、それにはいくらかメリットがある。Ceaseは調停期間の最終年を迎えており、パドレスはこの元オールスターと契約延長を結ぼうとしているが、サンディエゴは財政難に陥っているようだ。
  パドレスのオフシーズンのローテーション計画は、財政的な逆風がいかに強いかを浮き彫りにしている
  Ceaseを失うことは、たとえパドレスのファームシステムが改善されたとしても、厳しいだろう。
 結局のところ、サンディエゴは来シーズン、トミー・ジョン手術からのリハビリと回復中のJoe Musgrove (31) なしでプレーすることになる。
 ワールドシリーズチャンピオンをほぼ追い出したローテーションからCeaseとMusgroveの両方を外すのは、大きな後退のように思える。
 さらに、The Athletic のデニス・リンの報道が正確であれば、Ceaseがいても、パドレスはすでに疑問のあるローテーションでシーズンを迎えることになる。
 リンは、プレラーが、 Adrián Morejón* (25)、Stephen Kolek (27)、Bryan Hoeing (27) がローテーションの最後尾を埋めるパドレス内部の候補者であると示唆したと述べた。何だって?!

  「A.J. プレラーは魔法使いなので、シーズンのどの時期でも、ぶら下がるつもりだ。」
 @JLEWFifty が、#Padres が Dylan Cease で現在の先発投手市場をどう活用できるかについて語る:#FightForTheFaithful 
 🔗https://t.co/fGPbvbjGlC pic.twitter.com/CZMO9iJNOf — MLB Network Radio on SiriusXM (@MLBNetworkRadio) 2024年12月12日(木)

  そう、2024 年に Friars のブルペンで活躍したあの Morejon、Kolek、Hoeing だ。これは、ピーターを奪ってポールに支払う状況の1つだ。
 Padres のリリーフ陣は、来シーズンすでに Tanner Scott (29 FA) を欠くことになり、Robert Suarez (33) は昨シーズン終盤に苦戦した。
 パドレスのファンは昨シーズンの成功を上回る成績を残せると信じたいが、オフシーズン中にささやかれた噂はバラ色の見通しを描いていない。
 状況は急速に悪化する可能性があり、最近のうわさはパドレスのファンにあまり自信を与えていない。


  SDPにWS初制覇の時間は残されていません。先発2人はFAで25年限り。しかも、Joe Musgrove [31-358d $20,000,000] はTJ手術を受け全休
 MachadoとTatis Jr.の年俸が高騰する契約で、2027年(および2029年)以降は、総年俸を圧迫することになります。
 彼らに加えて、Jake Cronenworth (30)の契約が、2030年の36歳まで['26~ $12,285,714]あり、加齢による衰えとともに身動きが取れなくなっていくでしょう。(23年以降、平均以下の成績)
  この主力選手の長期契約が、SDPが佐々木朗希を切望する強い理由となっています。(ある意味、LADよりも切実)
 おそらく佐々木がSDPに加入しても、マイナーでじっくり育てるということはやらず、キャンプの適応次第で即戦力として開幕から投げさせるに違いありません。
 なぜなら、2025年シーズンしか、現有戦力でWS初制覇が期待できないからです。
 そして、昨オフ加入した松井裕樹* [29-033d 64G 62.2回 4-2 2.90xERA 0.8bWAR/0.3fWAR 110ERA+] のRS中の酷使、PSのロースターに入れながら起用しない(干した状態)と、投手起用に懸念があります。


  他に候補に挙げられている東地区や中地区のチームは、基本的に春先と秋は寒く、天候が不安定で雨天延期や中止も多い。
 また、NY、BOS、PHLのメディアやファンは辛辣だ。結果が出なければ、犯罪者のように扱われ、結果を残せば、英雄となる。この “手のひら返し” に契約期間中、耐えられるかだ。
 特に米国はスポーツ賭博が盛んになっているので、夫人/婚約者/恋人などパートナーも批判を浴びる恐れがある。家族にも注意が必要だ。
24/06/10(月) 10:16 スポニチ 「お前なんか最低だ。金を失った。お前の家族も…」スポーツ賭博で攻撃的になるファン 米記者が現状警告 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/06/10/kiji/20240610s00001007226000c.html


  移籍先のチームとしての中長期的見通しは、いくつか記事がある。

過去15年のチーム成績 https://x.com/Brooks_Gate/status/1868870430846808280

2010年以降[15年間]の各チームの1位と最下位の回数  https://x.com/Brooks_Gate/status/1879019124090896744

直近5年のチーム成績(スタッツヒートマップ)  https://www.reddit.com/media?url=https%3A%2F%2Fi.redd.it%2F3w9hqtlcvo0e1.png

24/03/09(土) 09:00 MLB 全30ファーム・システム・ランキング https://www.mlb.com/news/farm-system-rankings-2024-preseason

24/11/27(水) Fangraphs Farm System Rankings https://www.fangraphs.com/prospects/farm-system-rankings

24/09/05(木) 20:00 ESPN Kiley McDaniel (MLB Insider) 最も才能のある選手を揃えているのは誰? MLBの30人のコア選手をランキング 
https://www.espn.com/mlb/insider/story/_/id/41123970/mlb-rankings-core-most-talent-locked-2024

24/11/09(土) MLB Mike Petriello 現時点でのMLB全30チームのランキング https://www.mlb.com/news/where-every-mlb-team-starts-2024-2025-offseason

24/11/19(火) 10:11 BrooksGate 2020年以降、MLB各球団がフリーエージェントで費やした金額の総額  https://x.com/brooks_gate/status/1858679489762652357

24/10/26(土) theScore Travis Sawchik あなたの好きなMLBチームのオーナーは、どれくらい気前がいいのか、それともケチなのか? https://www.thescore.com/mlb/news/3107553

24/12/23(月) 21:00 ESPN David Schoenfield MLB 不満を抱えるファン指数: 2024 年に最も不満を抱えるファン層トップ 10 
https://www.espn.com/mlb/story/_/id/43062978/mlb-2024-10-most-frustrated-fan-bases-angels-mariners-cubs-cardinals

25/01/03(金) 02:00 ESPN Bradford Doolittle MLB の新年版 トップ 10 先発ローテーション 
https://global.espn.com/mlb/insider/story/_/id/43225363/mlb-offseason-2024-2025-ranking-starting-pitching-rotations-right-now

25/01/03(金) B/R Zachary D. Rymer 2027年までに MLB が直面する 10大悪夢の契約を予測 https://bleacherreport.com/articles/10149214-projecting-mlbs-10-biggest-nightmare-contracts-by-2027
>1位. 3B Manny Machado, San Diego Padres
>5位. SS Xander Bogaerts, San Diego Padres

25/01/07(火) 06:23 BrooksGate 過去5年の選手総年俸、勝利数 https://x.com/Brooks_Gate/status/1876378989050139097

25/01/14(火) 14:00 MLB Will Leitch どのチームが地区優勝を再び果たす可能性が高いのか? ランキングで紹介 https://www.mlb.com/news/mlb-chances-to-repeat-division-titles-2025-ranked


  ファームの充実度や主力選手の年齢、および契約期間や内容を調べたら、FAになった際、自身に払う金銭的余裕がないチームがあるのも理解できると思う。
 長期契約で高額年俸を払っているのに、結果が出ていない選手が複数いるチームは、注意が必要だ。

  また、PSと縁が無いチーム、再建中のチーム、実質的に再建中のチームも、PSで登板したければ、移籍候補から外すべきだ。
 
  毎年、PSに進出し、WS優勝を目指したい、となれば、候補先は数チームしかない。
 特にあれこれ考えたくない場合は、LADがオススメだ。LADは大谷移籍時、LAAよりメディアやファンが辛辣かな?と思っていたが、寛容だった。(LA Timesには頭のおかしい記者が複数いるが)
 積年の通年WS優勝を果たし、広い心で 佐々木朗希 を暖かく迎えてくれることだろう。


 最後に、今オフ、佐々木朗希を送り出してくれた「千葉ロッテマリーンズ」に感謝する。