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二刀流 (大谷翔平と佐々木朗希)

大谷翔平のMLBの試合の感想

4月15日(火) COL(H) 第2戦

2025-04-16 | 試合の感想
https://www.mlb.com/gameday/rockies-vs-dodgers/2025/04/15/778302/
https://baseballsavant.mlb.com/gamefeed?gamePk=778302
https://sports.yahoo.com/mlb/colorado-rockies-los-angeles-dodgers-450415119/

    xBA HH% RISP 残塁
COL .244 37.9 1/10  19 5:Farmer             3:Veen          2:Tovar、McMahon、Goodman、Amador
LAD .232 47.8 4/12  23 5:大谷Taylor(GIDP*1)      3:Betts、Edman、Muncy 2:Smith

  昨日に続き、T.Herが欠場し TaylorはRyan Feltnerに対し、.400[.1.500 1HR 4打点] 2/5 相性が良かったため、K.Herの入る位置に起用されたと思われる。
 今後も、K.Herの出塁率が向上しない場合、Taylorに打席を与えたほうが良いだろう。
     
大谷の打席 回 点差 投手(*左腕)  状況  カウント[球数](初球B/S)
第一打席 1回裏 0-0 Feltner   先頭打者 0-2[3]☓ ①内角中高4S[94.6] E S ②内角高CUT[88.9] E 空振り ③外角低CH[86.8] E 空振り三振[76.9⚡️]☓

第二打席 3回裏 1-0 Feltner   先頭打者 3-2[6]◯ ①内角低CUV[80.7] B*3 ②内角低CH[85.1] B*1.5 ③外角中4S[93.8] F☓ ④内角高4S[93.3] B*1.5 ⑤外角中高SL[88] F☓ ⑥外角低4S[95.6] B*3 四球□
第三打席 3回裏 5-0 Bird    2out満塁 0-0[1] 外角低SNK[93.6] B*1.1 二塁左ゴロFO[69.7 87 -5 19]☓

第四打席 6回裏 5-2 Alexander* 0out 一塁 3-2[6]☓ ①外角中(高)SL[82.9] S ②外角低SL[85.1] B*欄外 ③外角低SL[83] B*5 ④ど真ん中SNK[91.9] 空振り☓☓☓ ⑤外角低SNK[91.6] B*2.8 ⑥外角低(高)SNK[91.9] 空振り三振[78.5⚡]☓☓

第五打席 8回裏 5-2 Halvorsen  0out 一塁 0-2[3]☓ ①外角低SF[92.1] B*1.5 空振り☓ ②外角低SF[92.2] B*1 空振り ③外角中SF[92.6] B*4 当てただけの投手ゴロ[57.7 66.8 -21]FO☓


第一打席 課題の内角を異なる球種の2球でEdgeを攻められ、最後は理想的な外角低めCHで空振り三振。

第二打席 ボール先行の2-0から打ち損じ、なんとか四球で出塁。1out後、Freemanの打席で1-0から二盗を決め、相手先発にプレッシャーをかける。Smithの3点HRで生還

第三打席 相手投手の今日の制球も分からない状態で、初球の外角低めの難しい球(B)に手を出し、注文通りの二塁ゴロ。痛恨の打席となった。HRなら9-0と試合を決定づけた場面だったのに、本当に情けない。

第四打席 直前に交代のSNK/SL 2種の左腕[35°]に対しSNKを捉えられない。初球から3球続けてSL。初球以外ゾーンを大きく外れ、2-1カウント。この場合、ヒッティングカウントで待つ球は? 正解:直球系(SNK)。  
     2-1 #4 ど真ん中SNK[91.9] 空振り☓☓☓ #5 外角低SNK B この場合、フルカウントで待つ球は?  正解:直球系(SNK)。
     #6 外角低(ど真ん中寄)SNK[91.9] 空振り三振☓☓ 球筋を見極められてないだけでなく、カウントによる球種の予測もできていない。 
     直球系と変化球の両睨みで待っているので、直球系が来た時、対応できない。カウントから次に来る球種を予想して待っていれば、ドンピシャで合っていたはずだ。相手は1打席中2球も失投しているのに、振り遅れの空振りとなっている。
     ちなみにこの左腕の試合前の成績は、Scott Alexander* 35歳 [AA 35°] 10.38ERA(9.46FIP) 46ERA+ 1.846WHIP 球種:SL [82.2mph](56.7%) SNK [90.3mph](43.3%) だった。

第五打席 球速が100mphに達する右腕。球種は4SとSFのみ。全くSFに合っていない。簡単に空振りを繰り返し、最後は外角のB球に当てただけの投手ゴロFO。Bettsの打席で、二盗をしかけ Run & Hit のようになり、結果DPを防ぎ二進。
     Freemanのタイムリーで本塁生還(貴重な追加点【6-2】)。



今日の大谷:一日でこうも変わるものかという打撃不振。特に甘い球の打ち損じが目立つ。第一打席で完璧な教科書通りの攻めをされ、以降の打席に悪影響を及ぼしたと思われる。
      今日は、下位にTaylorが入り、Mucy 2出塁、Taylor 1出塁、Pages 2出塁と役割を果たしたのに、大谷は2out満塁から、左腕の初球 外角低 SNK B球に手を出し、二塁ゴロ。LADファンが今夜悪夢でうなされるような打席となった。
      満塁で回ってくる打席は、今後、数週間ないかもしれない。
      昨季、ロバーツ監督から(得点圏打率の低さに)「チャンスで初球に手を出すな」と言われていたが、我々大谷ファンは「大谷は初球の打率が高い。積極的に行くべき」と擁護していたのに、今回の惨事となった。
      初球、打ちに行っていいのは「ど真ん中」「ど真ん中周辺」の甘いコースだけだ。あるいはヤマを張った球種のみ。 (3回裏:満塁HRなら【9-0】で、今季初の10点以上の大量得点も大いに期待できた)
      仮に今日のゲーム、COLに追いつかれて敗戦していたら、大谷は猛烈に批判されていただろう。ヤンキー・スタジアムなら、その場で大ブーイングだったはず。

今季の大谷:インプレーになった打球の質は高いが、球種予測(苦手というより、全くしていない。そういうスタイル) や 振りに行く球の判断に誤りが多い。少なくとも打者有利のカウントになったら、球種を予測すべきだ(ヤマを張るべき)。
      球種予測が合い「待ってました!」とばかりに、長打を打つ大谷の姿は、これまで殆ど見かけない。「振ったら、当たった、飛んでいった!」という偶発性。
      また、昨季から続く左腕に対する過度なオープンスタンス(内角が広がり悪球に手を出す、外角に手が届かず腰が引けた“手打ち”になる傾向)、
      外角への直球系(4S/SNK)と変化球(SL)の見極めができず、両対応で(甘い)直球系に振り遅れが目立つ。



◯ ポジティブな点を挙げると、SFGが試合前に負け、同時進行だったSDPも延長で負け、LADが勝利したこと。これらのチームはいずれ時間の経過とともに成績が平準化するでしょう。
  COLシリーズはLAD打線全体がB/Sをよく見て、粘り強く対応し、ファウルで粘るなど8連勝中に好調だった頃の、アプローチに戻ったようです。
  6.Edmanの打席は、ど真ん中の甘い球を2球、見逃さず5-4。下位打線のセットアップに成功しました。(①9球 ②7球 / ③3球 ④1球 ⑤5球) 先発相手に計16球も投じさせている。
  下位もなんとか大谷につなごうという意識が感じられ、全体的にチャンスが増えています。

☓ 先発のKnackが相変わらず駄目だったこと。2回裏の先制の1点、3回裏に追加で4点、3回終了時に計5点もの援護点を貰いながら、4回裏にあっさり2失点。楽勝ムードが緊張感ある展開に。
  しかも、4回1/3 65-41[63.1%]で降板してしまう。過去数試合で、LADのブルペンの成績が悪いと表示されていたが、疲弊気味のブルペンを引っ張り出してしまう。
  Knackはマウンド上で表情やボディランゲージもさえず、アップアップと溺れているかのような状態で、今後の先発登板は無理でしょう。ミラーやゴンソリンの登板が待たれます。
  ミラーは明日の第三戦に先発登板、カーショーもマイナー(3A)で先発登板と注目の試合です。

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