筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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6月6日は「蛙(かえる)の日」 万葉集/巻4-0696 2024年

2024年06月06日 | 00.今日は何の日

6月6日は「蛙(かえる)の日」です。
万葉集には、蛙(かえる)を詠んだ歌があります。


今日は、万葉集で生き物を詠んだ  蛙(かえる) の歌です。

万葉の時代は、「蝦(かはづ)」と呼ばれています。

万葉集/巻4-0696  作者/石川廣成(いしかはのひろなり)

家人(いえびと)に  恋ひ過ぎめやも  かはづ鳴く
                    泉(いずみ)の里に   年の経(へ)ぬれば 

【意味】家に残した妻に焦がれる 気持ちの消えることはない
  カエル鳴くこの泉の里に 住んで一年過ぎたから

 ※「泉の里」京都府木津川市加茂町。


万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。

※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用


「かえるの日」の由来: 制定したのは、「かえる友の会」 。 その会員である作家の矢島さら氏の発案により、かえるの泣き声である「ケロケロ」の語呂合わせで、6月6日を「かえるの日」と決めたのだそうです。

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