万葉集で桜(さくら)を詠んだ歌
万葉の時代も、桜(さくら)と呼ばれています。
万葉集/巻8-1425 作者/山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)
あしひきの 山桜花(やまさくらばな) 日(ひ)並べて
かく咲きたらば はだ恋ひめやも
【意味】山桜が何日も 続けて花をこのように
咲かせているのであったなら それほど強く惹かれまい
※枕詞:あしひきの
※「日並べて」日数を重ねて。
※「はだ」非常に。
※「やも」反語。
※写真は、福岡で私の写した「山桜」
万葉集には、植物を詠んだ歌が約千五百首もあるんだそうです。
万葉に読まれた植物と歌を少しですが、紹介したいと思っています
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