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筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

◆万葉集/巻8-1425  桜(さくら) 3月~4月

2025年04月09日 | 21.万葉の花

万葉集で(さくら)を詠んだ歌

万葉の時代も、(さくら)と呼ばれています。

万葉集/巻8-1425  作者/山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)

あしひきの  山桜花(やまさくらばな)  (ひ)並べて
                     かく咲きたらば    はだ恋ひめやも

【意味】山桜が何日も  続けて花をこのように
    咲かせているのであったなら それほど強く惹かれまい

 ※枕詞:あしひきの
 ※「日並べて」日数を重ねて。
 ※「はだ」非常に。
 ※「やも」反語。

※写真は、福岡で私の写した「山桜」


万葉集には、植物を詠んだ歌が約千五百首もあるんだそうです。
万葉に読まれた植物と歌を少しですが、紹介したいと思っています


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