万葉集で紫蘭(しらん)を詠んだ歌
万葉の時代は、蕙 (けい)と呼ばれています。
「けい」の漢字は草がんむりに「恵」の旧字を書きます。が、このブログでは使えない文字なので、(けい)表記しています。
万葉集 巻17-3967 作者:大伴池主(おおとものいけぬし)
豈(あに)慮(はか)りきや、
蘭蕙(らにけい)叢(くさむら)を隔て、琴樽用(つか)はるること無けむと。
・・・・・・・長歌のため途中省略・・・・・・・・・・
博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている櫛田神社の境内で写したものです。
蕙(けい)は、本州中部以南の湿地などに自生する多年草の紫蘭(しらん)のことで、 4~6月頃紫紅色の花をつけます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます