膵臓癌と向き合う

余命1年宣告から1年を過ぎ
只今2年目を元気に過ごしております^^
今年の目標は、もちろん今年も生き切る事!

告知

2009-11-24 13:54:05 | 癌と分かるまで~分かった頃

検査2日目に先生が

「何かが起こった場合、本人が選択出来る状況じゃなかった時 誰の選択を優先するか。」 とか、

「告知して欲しいと言われて告知しても本人が受け入れに耐えられない場合もありますし。。。」 等 なーんか回りくどいな~とは思っていて、

「万が一の確立でもあれば それはちゃんと説明しておかなければいけないので 今考えられる最悪の状態は膵臓癌です。」と言われた時に なんとなく

「多分膵臓癌なのかなー。」とは思っていた。

その日の夜、ネットで膵臓癌について調べると

「わかった時には手遅れの場合が多い。」とか「手術をしても術後は悪い。」とかいい事はまず書いてない。

なので夜、主人に
「もし私に内緒で先生が言ったことがあっても全部私に話して欲しい。」と頼んでおいた。

翌日3日目の検査の後 2人で呼ばれるのを待っていたのに看護婦さんが来て言ったのが

「ご主人、ちょっと入って頂けますか?」

。。。。。。。。。。

ちょっとちょっと~~~~!
こっちは覚悟して来てるのに、それじゃぁ 癌の告知したようなもんじゃん!!!

と一人待合室で突っ込む^^;

それから内科の先生と外科の先生と主人とで長~~~~~~い時間話し込んでいた。

一人ほっておかれる方が精神的にキツイよ^^;

で、出てきた主人がいうには

「早く手術をしないと胆管がつまっても困るのだが 腫瘍のある場所が動脈が通っていて手術はできないので、まず薬で腫瘍を小さくして動脈から離れることが出来たらその時に手術をする。」とのこと。

「膵臓癌?」って聞くと主人は「うん。」と頷いた。

やっと本人に告知だ。
言ってくれた方がすっきりする。

妙に冷静に受け止めることができた。

もし主人や子供が癌だった方が私にはキツイだろうな。
自分だからまだよかった。
事実は事実で変わることはないので これから出来る治療をしていくしかない。
それと気持ちが凹まないこと。

説明のつかない奇跡だっておこるときはある。
もしダメで余命いくらと言われても 猶予期間があるのだから子供たちに伝えておきたい事も伝えられる。

事故で突然命を奪われた人たちのことを思うと猶予があるだけ恵まれているのだから。

負けないもん!!!