goo blog サービス終了のお知らせ 

黒虎軍団記~RYUEIRYU KARATE~(劉衛流空手古武道龍鳳会)

劉衛流空手古武道の紹介、師匠・佐久本嗣男先生に仕える黒虎軍団の奮闘記。M団長の主観。

燃える組手練習

2005-10-07 01:23:19 | 修行について
今日、1週間ぶりに練習ができた。
竜虎の協力で、毎週木曜に練習ができるようになった。
火曜自主トレ(古武道)、水曜練習(佐久本先生の指導のもと練習)、木曜組手練習(U高空手部OB)と週3回、練習に励む事にした。
最近、自分(M団長)は仕事の都合で、水曜練習で満足に練習してないので、そのぶん火曜自主トレと木曜組手練習を頑張らねば。

組手練習は、たくや先輩とK村先輩に指導をお願いした事で内容が濃くなった。高校時代に指導をしてもらった両先輩との練習は、本当に身になる。
たくや先輩がメインコーチで、練習内容と組手の方向性を決め指導し、K村先輩がサブコーチとして助言、指導をしてくれる。

練習内容は、今まで試合で使った事のない技や基本、股関節の稼動を重視した動作など、新鮮で学ぶところが非常に多く本当に楽しい。

同期のターナーも、8年のブランクがあるにしろ、元国体選手だけあって、技のダイナミックさ、考え方は現役時代を思い出させた。

練習の最後に、K村先輩の胸をかり、ターナー、仁虎、自分(M団長)、たくや先輩の順に軽めの組手をした。
K村先輩のスタミナと組手のセンスは、すごいなぁと思った。実際、軽めの組手でも相手の力量は、わかるなぁ。
たくや先輩、K村先輩は、本当にすごいし、いい先輩だなぁ~。

組手強化・二丁鎌改良(黒バージョン)

2005-09-25 22:14:16 | 修行について
二週間前から劉衛流組手強化が始まり、水曜練習で佐久本先生の指導の下、たくや先輩、K村先輩を中心に練習を行っている。
早速、上段蹴りを統一課題として、蹴りまくっていると、右足腿裏が肉離れじょうたいに・・・、そこで、左足で上段蹴りを続け何とか課題こなす。
しかし、翌日、昔痛めた左足股関節に違和感が・・・
そこで、整形外科で治療した時の事を思い出し、違和感のある左足股関節患部にシップと、腰をシャワーで温め、シップを貼る。なぜ腰を温めかというと股関節の神経とつながっているから温めて痛みを和らげると医者が言っていた。
組手の練習を開始して、すぐ両足股関節部分を痛めてへこんだ。でも来週の水曜練習に間に合わせてある程度、回復させるようシップ貼りまくっている。頑張らねば。

劉衛流特注の二丁鎌を、佐久本先生の教えどおり改良した。
鎌の柄の部分を黒く塗り、持ち手の部分を滑らなくする為にバドミントンのグリップテープを巻く。ポイントは、持ち手の一番下の部分を何重にも巻き出っ張りを作る事。試行錯誤し何とか二丁鎌改良に成功した。

今回、黒虎軍団模合金受取番だったので、その受取金で、大会用の棒を新調した。守礼堂に行って、たくさんある棒の中から、ピンときた一本の棒取り、しなりと重さを確認して即購入。当分はこの棒を使い、手に馴染ませよーっと思い、ウキウキしてしまった。

今回掲載した写真は、改良二丁鎌と拳サポーター・メンホーです。

「復活・劉衛流組手化計画」 始動

2005-09-18 11:46:53 | 修行について
那覇市の大会が終わり、古武道でのある程度の成果を得て、さらなる劉衛流の発展のため、次なるプロジェクトが、スタートした。

佐久本先生主導による「復活・劉衛流組手化計画」である。
過去、佐久本先生の指導の下、形のみならず、組手の国体選手および県大会上位者を多数輩出した。
そこで、形、古武道ときて、次は、組手を強化し復活させる事になった。

水曜練習での組手強化主任は、たくや先輩、TSUYOSHI先輩、K村先輩で行われる予定で、総括は佐久本先生で各自に指導をする方式。
組手練習には、全員統一の課題が設定されているので、まずは、課題をクリアしつつ、各自の組手を作るのが、第一歩になるだろう。

女子形のメンバーも含め全員組手化は、もうスタートした。
佐久本先生の下、またみんなで戦える団体戦が楽しみだな、燃える。

今回、掲載した写真は、今はなき黒虎練習場での組手練習の時のものです。

M団長、奮闘する 

2005-09-12 23:28:33 | 大会について
9月11日(日)、第10回那覇市空手古武道選手権大会が県立武道館で行われた。
第57回沖縄県民体育大会空手道競技那覇市選考会もかねている大会である。
今回の大会に、自分(M団長)は、古武道の棒で出場した。
一般男子棒は、予選8名中、4名残し。出場者は、古武道をメインに練習している道場の方々。
空手と古武道を両輪とする劉衛流龍鳳会から、自分(M団長)と後輩のルートキャスル金が試合に臨んだ。
今回の試合は、今まで古武道の試合で惨敗してきた自分(M団長)にとって、まずは予選突破が目標だった。

黒虎軍団メンバー、竜虎の木村道場での自主トレ。
練習場所を提供してくれ、試合直前、「先輩、落ち着いて」と声をかけてくれた優しい後輩竜虎。
惨敗続きで迷いの中にいた自分(M団長)に、「組手のように、相手を想定して棒を使え」とアドバイスしてくれた黒虎軍団の兄貴たくや先輩。
一緒に黒虎軍団として、佐久本先生にお仕えし、劉衛流龍鳳会を盛り上げようと頑張っている圭虎、カザーキ、仁虎の先駆けとして。
そして、会場で見守ってくれている師匠佐久本嗣男先生の為にも、はずかし演武はしないと、燃えると同時に心に誓った。

予選・カーティンの棍(劉衛流、棒の形名)
普通は、決勝で使う形だが、この一発にすべてをかけた。
勝った、予選突破の目標を達成した。
佐久本先生が、自分(M団長)の演武をみて、うなずいていたと聞いた時、さらに燃えた。
空手部同期で、女子一般棒の名手KAORIから「棒の振りは、今のままで、少し間をとってみては」とアドバイスをもらい、決勝にすぐいかそうと思った。

決勝・公望の棍(劉衛流、棒の形名)
優勝、準優勝は、古武道をメインに練習してる道場の方に、決まった。
しかし、自分(M団長)は、同点3位で再演武することに。

3位決定戦・カーティンの棍(劉衛流、棒の形名)
気をのせて、組手のイメージで爆発させた。正面に佐久本先生がいて、かなり燃えた。勝った。やっと勝った。

試合後、佐久本先生に「よくやった、棒の使い方で先生を思わせるところもあったぞ」と久々に褒められ、最高だった。運足について指導もしてもらえて、さらに燃えた。

そして今日、佐久本先生から、「さあ、また一から練習、新しい気持ちでスタートだ」とお言葉をもらい、またまた燃えた自分(M団長)でした。

劉衛流龍鳳会メンバーの成績
一般女子個人形優勝・よっちゃん、準優勝・やぁーまぁー
一般男子棒3位・自分(M団長)
一般男子サイ3位・ルートキャスル金

今回掲載した写真は、高校時代組手で取った以来の久々のメダルです。

圭虎の活躍

2005-09-07 23:32:55 | 大会について
黒虎軍団・圭虎主将が、8月19~21日に行われた、空手道2005オーストラリアオープン大会で、団体形で優勝。個人形で2位入賞した。

団体形の選手は、劉衛流のメンバーで、TSUYOSI先輩、圭虎、後輩のMITSUOの三人で、形と形の分解(安南)を演武して優勝。
TSUYOSI先輩は、個人形3位。HIDEKO先輩は、個人形ベテランの部で優勝。

今回の大会は、西日本実業団での優秀な成績から日本代表として出場した。
圭虎は、去年、西日本実業団で個人形3位、全日本実業団で個人形2位と上位入賞している。

圭虎が、演武した形は、以下のとおりである。
1回戦・セーパイ 2回戦・セイエンチン 3回戦・ヘイクー(黒虎) 準決勝・アーナン(安南) 決勝・パイクー(白虎)
3回戦以降は、劉衛流の形である。

圭虎本人いわく、決勝でのあと1手の形を強化すべきだった。優勝者は、やはり練習をつんでいると感じた。もっと練習しなければ、との事。

佐久本先生の談・ひとまずは、よくやったとの事。圭虎なら優勝すると期待していたが、次回の大会頑張るようにとの事。

(M団長の主観)
黒虎軍団の主将として圭虎は、全国レベルで活躍し、佐久本先生からの期待と信頼も大きい。
努力を怠らない圭虎は、今後さらに活躍するだろう。同じ黒虎軍団として、さらなる応援をしていこうと思う。
圭虎、全日本実業団空手道大会も頂点目指して、頑張れ~

修行 ~閉目編~

2005-09-02 23:27:58 | 修行について
昨日の自主トレも、竜虎の木村道場でお世話になった。

まず、両手両足に軽めの重りをつけ、二丁鎌で、鎌の法の手数を確認しながら、反復練習する。前日に佐久本先生から教わった後半の部分(棒の攻撃を引っかけて流す、すぐさま、きりかえす)を重点的に練習する。
鎌の向き、位置、意味、を意識し部分練習する。

次に、公望の棍・カーティンの棍を反復練習する(回数は、少なかった)
棒の形・公望の棍の部分練習、きりかえし(払い・すくい打ち・真向上段打ちの三連動作)の素振りを100回こなす。
さすがに、終わった直後は、両腕が上がりにくい、かなり重かった。

最後に、今回、初の試み、武器(棒や鎌)を持たず、目を閉じて(閉目)、棒や鎌を持ってるイメージで、公望の棍・カーティンの棍・鎌の法を練習する。
運足、腰の動き、武器を持つ手の位置、動きを閉目でイメージする。
形終了時の立ち位置、向きが、開目してる時と同一かどうかの確認。
目を閉じてやって、イメージでは、上手く最初と最後の向きがあってるつもりでも、全然ダメだった。非常に悔しかった、まだまだ未熟、練習あるのみだと思った。

今回掲載した写真は、比較の為、一番上に通常の鎌を、下の二丁が劉衛流独特の鎌で、刃先が短く、鎌の角が通常の物よりとがっているのが特徴。

首里城祭・演武について

2005-09-02 22:28:18 | イベント
10月30日(日)の「首里城祭王朝絵巻行列」への参加要請が、主催者側から、自分のところに連絡があり、劉衛流龍鳳会会長である佐久本先生の了承を得て、参加することになった。

今回、数多くいる劉衛流龍鳳会のメンバーから、佐久本先生の選出で参加者は、黒虎軍団をはじめ、若手20名に決まった。

「首里城祭王朝絵巻行列」での劉衛流龍鳳会の演武内容とは、
大まかに、琉球王朝行列の護衛武官の空手使いのイメージで、那覇市の国際通り6ヶ所で、空手および古武道を演武することになる。自分たちのスタートは、午後3時からの予定である。

このイベントに関して、佐久本先生より、「お前を中心にやりなさい」と一任されたので、今回のイベントも劉衛流龍鳳会の名に恥じないよう、黒虎軍団メンバーの協力と、劉衛流の若手メンバーの力をかりて、なんとか、成功させるよう努力しようと思う。

今回掲載したのは、古武道で使うサイです。

自主トレ再開

2005-08-30 23:39:44 | 修行について
今日から、自主トレを再開した。毎週水曜の佐久本先生との練習とは、別に練習をするのは、1ヶ月ぶりだ。

黒虎練習場がなくなって、しばらくは、黒虎メンバー、竜虎の木村道場で週2回、自主トレしてたが、なんだかんだで、休止中だった。

ひさびさに、ゆっくりと技をひとつひとつ確認しながらの反復練習。

両手、両足に軽めの重りをつけ、二丁鎌の手数を確認、技の意味をイメージしながら鎌をふる。技の不明瞭な点を、佐久本先生に質問するために、整理する。運足について、終盤の二丁鎌の使い方についてなど。

続いて、棒をふる。劉衛流の棒は、先端に金属のリングをはめているのが特徴。自分も六尺棒に金属のリングをはめている。(自分で作成したもの)

今日は、打突の時の運足と腰の使い方に重点をおいた。打突の時、棒の引きと、かすかに送り出す腰の連動動作がポイントなのだが、イマイチしっくりこなかった。突きに関しても、狙った目標に連続して突くものの、棒先づれがちだった。

しかし、今回の自主トレは、再開にふさわしく、いろいろと収穫があった。これからの練習につなげていこうと思う。

また練習場所を提供してくれる、竜虎に本当に感謝してます。ありがとうね。

今回掲載した写真は、劉衛流独特の棒(金属リング付き)です。

修行 ~棒編~

2005-08-26 22:28:01 | 修行について
沖縄では、空手道大会で、古武道(棒・サイ)が導入されている。他の都道府県では、ないことだと思う。

空手発祥の地である沖縄では、空手と古武道は、両輪をなすとされて、劉衛流でも空手、古武道の両方を練習する。

自分も、現役時代、空手(組手)の試合には出ていたが、長いブランクがあり、3年前から、佐久本先生に手数を教わり、古武道(棒)で2回大会に出場したが、惨敗。空手、古武道の奥深さ、自分の未熟さを、痛感する。

惨敗後、大会会場にいた劉衛流同門、名護のI先輩に、意見を聞くと、「技は、丁寧だが、リズムが、単調」、「全体的に、キメが流れてる」とのこと。

そして、黒虎軍団3兄貴のひとり、たくや先輩に、意見を聞くと、「前半、いい所もあったけど、全体的に、メリハリない」、「組手のように、棒を使い、相手(敵)を想定して、突く、叩くを意識いたほうがいい」とのこと。

名護のI先輩、兄貴たくや先輩の意見を聞いて、自分では、気づかないことに、なるほどと思った。

当面の棒を練習するにあたり、自分の方向性が決まった。

・全体的に、技を単調にせずに、抜き、決めを意識する。
・組手のイメージで、相手(敵)を想定して、突く、叩くを意識する。
・ひとつひとつの動きを反復練習し、スムーズにする。

黒虎軍団T支部長の木村道場で、自主トレするものの、やればやるほど、棒の難しさ、空手古武道の奥深さを感じる。
なのに最近、自主トレも怠けているので、気持ちを入れかえ、来週から最低、週1回は、自主トレを再開しようと思う。
頑張らねば!上達の道は、まだまだ遠い。

・今回掲載した写真は、棒の練習をしてる自分(M団長)です。

佐久本先生との語らい

2005-08-23 22:45:24 | 佐久本先生について
佐久本先生と弟子たちで、たびたび飲み会をする。

自分は、佐久本先生と飲むのが、非常に好きだ。先生の話がとても面白いからだ。

佐久本先生の若かりし日の出来事、劉衛流の事、空手界の話、琉球の歴史について、ゴルフの奮闘記、これからの計画、男についてなど、わくわくする。

この間、「みんなで中国にいこう!」との佐久本先生の提案は、かなり燃えた。

佐久本先生と海外旅行ができるなんて、最高に楽しいだろうなぁ~。

佐久本先生も、かなりノリノリだったので、絶対実現させたい!

「中国旅行費積立プロジェクト」を早めに実行に移さねば。燃えるなぁ~。

佐久本先生は、本当に魅力的な師匠です。

先生は、弟子の申し出を、決して無にしない。何らかのかたちで、必ずかえしてくれる。筋の通せば、先生は、わかってくれる。頑張ってる人を必ず、みている。

自分は、佐久本先生から「お前は、単純だが、義理堅いいい男だ」と言われた時、飛び上がるほど、うれしかった。

「忠臣は、二主に仕えず」の言葉どおり、自分の心は、一生涯、佐久本先生以外には、仕えない。最高の主君に出会えて、自分は、本当に幸せだと思う。

飲み会で、知らず知らずに、佐久本先生のとなりをキープする自分は、本当に佐久先生が好きだな~。

*今回掲載した写真は、佐久本先生とU高空手部同期の集合写真です。

劉衛流について その2

2005-08-04 23:57:08 | 劉衛流について

劉衛流 技の体系

 

*空手・形 (無手の法)*

 

1.十三(セーサン)

2.二十四(ニセーシー)

3.三十六(サンセールー)

4.巴球(パーチュー)

5.黒虎(ヘイクー)

6.白虎(パイクー)

7.安南(アーナン)

その他(セーユンチン、オーハン、パイホー)などがある。

 

*武器を使用する古武道*

 

長器の法 棍(棒): 公望の棍 ・カーティンの棍 ・リューリューの棍、櫂(エーク)

短器の法 釵(サイ):一の段 ・二の段、二丁鎌、団牌(ティンベー)

 

劉衛流の特徴

 

 相打ちの先 「相打ちの先」とは、攻撃と防御が必ず一緒になっている事で、「攻防一如」などと呼ばれる。

 

一足二拳 劉衛流では、徹底的に攻める事を身上とし、一歩踏み込む間に、二本突くという事で、一歩目が、地面に着く前に素早く、二連突きを決めなければ、意味がない。

 

上肢と下肢は、一致する 動きの中で、上半身の動作と下半身の動作をバランスよく連動させる。

 

虚をつくらない 構えるにしろ、技を仕掛けるにしろ、不用意な動作、虚(スキ)を決してつくらない。

 

一眼二足三胆四力 一番大切なのは、目付(間合をとり、人を射貫くような鋭い目)。二番目は、立ち方・足の運びなどの運足法(後ろ足での決め)。三番目は、胆力(勇気や決断力)。四番目、最後に力であり、力には、頼るなという事である。

 

(M団長の主観)おおまかな劉衛流の特徴であるが、かなり奥が深いので、必死で勉強中です。


劉衛流について

2005-07-31 19:51:22 | 劉衛流について
劉衛流とは 劉衛流は、中国・清朝の武官養成所の師範であった劉龍公(りゅうりゅうこう)を始祖とする流派である。 2代宗家・仲井間憲里が中国に渡り、劉龍公の元に入門。その時の中国名を衛克達(えい・かつたつ)と言ったため、劉龍公のと衛克達のを併せてできたのが、現在の劉衛流の名称となった。 沖縄へ戻った憲里は、当時の閉鎖的な風潮の中、現代のように流派を名乗ったり弟子を取ったりする事はできなかった。そのため劉衛流は「一子相伝」「門外不出」のものとなり、3代・憲忠、4代・憲孝、5代・憲児へと受け継がれていく。 門戸開放 4代宗家・憲孝に弟子入りを申しでた佐久本先生は、幾度となく入門を断られたのだが、その熱意により、入門を許され、現在の発展に至る。 (M団長の主観)佐久本先生の師匠である、4代宗家・憲孝先生が仲井間家に伝わる一子相伝の「劉衛流」の技を佐久本先生に伝承してくれたおかげで、今の劉衛流があると思うと人の縁とは、不思議だなぁと感じる。 今回掲載しているものは、劉衛流のシンボルマークです。

佐久本先生の教え その2

2005-07-31 14:03:03 | 佐久本先生について

佐久本先生の空手・形の心得について

 

・形は、組手を想定して使う。(組手に使えなければ意味がない)

 

・形の意味をよく理解し、反復練習する。(形の各部分の意味をきちんと知る事)

 

・必要最小限の動作をする。無駄な動作はしない。(余計の力、無駄な力を入れない)

 

・湧き出ずる泉の如く、流れ変化する。(技のイメージが、尽きることなく湧き上がる)

 

・電光石火の如く動き、パワー(破壊力)で極める。(余計の力、無駄な力を入れず、素早く動き、攻撃の瞬間に極める)

 

・気迫を込め、眼光鋭く敵を見る。(常に、仮想敵をイメージする)

 

・形は「接合動作」ではなく「融合動作」である。(技は、連続性を持つものである)

 

 

(M団長の主観)

 

佐久本先生の教えは、的確で無駄がない。

佐久本先生は、言葉だけではなく、実際に、ご自身がやって見せてくれるので、さらに説得力ある。

心得も実践できるよう精進しなければ、と思う。

今回は、技に関する佐久本先生の教えの一部ですが、まだまだありますので、また次の機会に。

 

今回の写真は、劉衛流演武会で、形「安南」を演武する佐久本嗣男先生です。


佐久本先生の教え

2005-07-29 00:16:58 | 佐久本先生について
佐久本先生の教えとは、

佐久本先生が、弟子たち(黒虎軍団も含め)に対しての多くの教えの中に、技術うんぬんの前に、基本となるものがある。
それは、素直さ、謙虚さ、思いやり、気配りである。
そして、努力する事、執心である。

(M団長の主観)
佐久本先生の教えの基本であるが、この事柄すべてが、簡単なようで、非常に難しい。
人に対しても、練習に対しても、何かの事にあたるにしても、佐久本先生の教えは、すべてにおいて役立つ。忘れがちになるが、日ごろから意識して行動できたらいいなぁと本当に思う。

今回掲載した写真は、劉衛流演武会で二丁鎌を演武する佐久本先生です。

師匠・佐久本先生について

2005-07-25 22:52:48 | 佐久本先生について
佐久本嗣男先生は、全空連7段・劉衛流師範8段。
世界空手道選手権大会個人形3連覇、ワールドゲームズ2連覇、ワールドカップ2連覇の7冠。アジア太平洋空手道選手権3連覇等の戦績をのこす。
・琉球王家第1尚氏の末裔(唐名:孫氏)である・
「執心」の名のもとに、多くの弟子を育て、黒虎軍団も浦添高校空手部時代に、世界王者の佐久本先生に教えをうけ、17年たった今、現在もより多くの事を佐久本先生から学んでいる。

(M団長の主観)

佐久本先生は、練習は厳しく、空手に対してのおもいも非常に強い。
弟子を思いやる優しさは、「先生のためなら、何でもやるぞ」と弟子が思うくらい深い。弟子の相談にも、親身にのってくれ、的確な助言をしてくれ、弟子の危機に、その弟子を守るすばらしい師匠。義理堅く、筋の通らない事が嫌い。
今回掲載している佐久本先生の肖像画は、黒虎軍団・仁虎副将により描かれたものです。