岳人の森
2016年05月19日 | 雑

数日前に燦ママの友達がヒメシャガの群生を見て来て、
以前見たかずら橋山草園のクマガイソウにも劣らない群生だと言う事です。
群生に弱い里山ですからこれはぜひ見に行かねばと出かけました。
里山の車はリコールにより点検に出してあるので、
代車として貸して貰った車で出かけました。

五月の青空にも負けないショッキングブルーの車で、
四国山地の奥深く標高1000mに有る「岳人の森」という山岳植物園に到着です。
家から約2時間の道のりでした。

駐車場は広いですが道中の道は軽四一台がやっとといった狭いクネクネ道が続きます。

岳人の森は山の斜面をかなり歩きでが有る広範囲なコースを辿ります。
全て植栽ですが斜面に無理なく、
自生の雑木や岩や池、沢すじに溶け込んで居て感じが良かったです。
何分山野草オンチですし、また花が咲いていても分からないのが多いので、
ネームプレートの図鑑みたいですが記録的に写真を載せて置きます。
では、始まり始まり・・・・
「シャクナゲの里」と言われているだけに、登り口から両側がシャクナゲの間の山道を行きます。

シャクナゲの花の時期は、過ぎていてもう終わっていましたし、
去年、今年と裏作で花は少なかったと言う事です。
地面を覆っている赤い花は、もう咲き終わったオンツツジの花々です。

苔むした大きな岩もアクセントになっています。

複雑に群生していて足を踏み入れると植物が踏み荒らされたり、
盗掘されたりすると困る所は網を張って入れ無くして有りますが、
殆どの場所はオープンでした。
ネームプレート図鑑が続きます。

県とか国指定の絶滅危惧種もかなり植わっています。

沢すじにクリンソウが出て来ました。
クリンソウと言えばピンクのしか見た事なかったですが、黄色のも有りました。

白花のクリンソウも見かけました。

白花と言えば、まだ咲いていませんがこの様なものもありました。

これは四国の固有種でしょうか、花は終わっているみたいです。

北海道のも有りました、これは少し花が咲いているのでしょうか?


沢沿いの道をクリンソウを見ながら上がっていきます。

又もや絶滅危惧種がお出迎えです。
少し蕾が見られます、これからでしょうか。

そしていよいよヒメシャガの群生地へとやってきました。
ここは「シャクナゲの里」とうたっていますが、
数的にはヒメシャガが圧倒的に多い気がします。

本来の花の時期はこれからですが、今年は早かったそうで、
また数日前の台風並みの雨風で花は少し傷んでいる感じでした。

バカチョンの望遠で少し近づいてみましょう。



花の直径は3cm程度でしょうか、
「ヒメシャガ」とお姫様の名前が付いているだけに一般のアヤメよりかは小さいみたいです。
花は小さいですが斜面を緑と薄い紫で覆っています。

段々上に登って行くと上から斜面を見下ろしてヒメシャガの群生が見えて来ました。

リョウブの林の中で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

見事な群生に惚れ惚れします。

岩に囲まれてもしっかり群生しています。

白花のヒメシャガもありました。

オンツツジの花とのコラボです。

大分長くなりましたが一応記録と言う事でお付き合い願います。
ヒメシャガはこの後至る所で顔を出してきますが、
ここらで打ち止めにしてその他のネームプレートにご登場いただきましょう。
下の双葉になっているのがこれでしょうか?

カサのお二人です。

又もや絶滅危惧種の登場です。

成程アジサイに見えます。

キンポウゲ科です。

どれやら分かりませんが、ウコギ科です。

ユリ科です(?)。


イチヤクソウ科です。

蕾が見えているのかな?

シャクナゲを下から覗くと葉っぱが茶色く見えます。

白花が少し残って咲いていました。

メギ科、絶滅危惧種です。

バラ科、花は終わった後か?


水辺の楽園です。




こんな水辺が近くにあったらなぁ~
シソ科は多いですね。



キンポウゲ科も負けていません。




こちらもお姫様のヒメカンゾウです。

ちょっと分かり辛いですが真ん中辺りに菊の葉っぱらしきものが見えます。
徳島の南に那賀川と言う所が有りますけどそこの固有種でしょうか?

こちらは伊吹山からお越しでしょうか?

県の絶滅危惧種も多いですね。

これは葉が何処かに隠れています。

これは良くキク科です。

この岳人の森より更に西方に有る剣山(つるぎさん)で多く見られます。

キレンゲショウマと同じユキノシタ科です。

イモの葉っぱってな感じです。
関東出身でしょうか?

段々終わりに近づいて元の駐車場に下りて来ます。
そこから歩いて植物園の入口に行く間の道際にも色々と植わっています。





ここでカメラのバッテリーが切れました。
下りて来て、入園登り口に有る茶店で里山バッテリーもコーヒーブレイク。
茶店名物のわらび餅も頂きました。
お皿の上にぷるんと乗っかり、
蜜ときなこが塗さって木のスプーンで切り取って頂きました。
口の中でぷるるんと融けていったその味は、
昔懐かしいわらび餅屋さんの味でした。
入園管理のおじさんは、
ここは秋まで楽しめて飽きが来ない所です。
またお出掛け下さいと挨拶してくれました。
里山群生探訪記これにてお開きとさせて頂きます。
長時間のご愛読有難う燦でした。
以前見たかずら橋山草園のクマガイソウにも劣らない群生だと言う事です。
群生に弱い里山ですからこれはぜひ見に行かねばと出かけました。
里山の車はリコールにより点検に出してあるので、
代車として貸して貰った車で出かけました。

五月の青空にも負けないショッキングブルーの車で、
四国山地の奥深く標高1000mに有る「岳人の森」という山岳植物園に到着です。
家から約2時間の道のりでした。

駐車場は広いですが道中の道は軽四一台がやっとといった狭いクネクネ道が続きます。

岳人の森は山の斜面をかなり歩きでが有る広範囲なコースを辿ります。
全て植栽ですが斜面に無理なく、
自生の雑木や岩や池、沢すじに溶け込んで居て感じが良かったです。
何分山野草オンチですし、また花が咲いていても分からないのが多いので、
ネームプレートの図鑑みたいですが記録的に写真を載せて置きます。
では、始まり始まり・・・・
「シャクナゲの里」と言われているだけに、登り口から両側がシャクナゲの間の山道を行きます。

シャクナゲの花の時期は、過ぎていてもう終わっていましたし、
去年、今年と裏作で花は少なかったと言う事です。
地面を覆っている赤い花は、もう咲き終わったオンツツジの花々です。

苔むした大きな岩もアクセントになっています。

複雑に群生していて足を踏み入れると植物が踏み荒らされたり、
盗掘されたりすると困る所は網を張って入れ無くして有りますが、
殆どの場所はオープンでした。
ネームプレート図鑑が続きます。

県とか国指定の絶滅危惧種もかなり植わっています。

沢すじにクリンソウが出て来ました。
クリンソウと言えばピンクのしか見た事なかったですが、黄色のも有りました。

白花のクリンソウも見かけました。

白花と言えば、まだ咲いていませんがこの様なものもありました。

これは四国の固有種でしょうか、花は終わっているみたいです。

北海道のも有りました、これは少し花が咲いているのでしょうか?


沢沿いの道をクリンソウを見ながら上がっていきます。

又もや絶滅危惧種がお出迎えです。
少し蕾が見られます、これからでしょうか。

そしていよいよヒメシャガの群生地へとやってきました。
ここは「シャクナゲの里」とうたっていますが、
数的にはヒメシャガが圧倒的に多い気がします。

本来の花の時期はこれからですが、今年は早かったそうで、
また数日前の台風並みの雨風で花は少し傷んでいる感じでした。

バカチョンの望遠で少し近づいてみましょう。



花の直径は3cm程度でしょうか、
「ヒメシャガ」とお姫様の名前が付いているだけに一般のアヤメよりかは小さいみたいです。
花は小さいですが斜面を緑と薄い紫で覆っています。

段々上に登って行くと上から斜面を見下ろしてヒメシャガの群生が見えて来ました。

リョウブの林の中で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

見事な群生に惚れ惚れします。

岩に囲まれてもしっかり群生しています。

白花のヒメシャガもありました。

オンツツジの花とのコラボです。

大分長くなりましたが一応記録と言う事でお付き合い願います。
ヒメシャガはこの後至る所で顔を出してきますが、
ここらで打ち止めにしてその他のネームプレートにご登場いただきましょう。
下の双葉になっているのがこれでしょうか?

カサのお二人です。

又もや絶滅危惧種の登場です。

成程アジサイに見えます。

キンポウゲ科です。

どれやら分かりませんが、ウコギ科です。

ユリ科です(?)。


イチヤクソウ科です。

蕾が見えているのかな?

シャクナゲを下から覗くと葉っぱが茶色く見えます。

白花が少し残って咲いていました。

メギ科、絶滅危惧種です。

バラ科、花は終わった後か?


水辺の楽園です。




こんな水辺が近くにあったらなぁ~
シソ科は多いですね。



キンポウゲ科も負けていません。




こちらもお姫様のヒメカンゾウです。

ちょっと分かり辛いですが真ん中辺りに菊の葉っぱらしきものが見えます。
徳島の南に那賀川と言う所が有りますけどそこの固有種でしょうか?

こちらは伊吹山からお越しでしょうか?

県の絶滅危惧種も多いですね。

これは葉が何処かに隠れています。

これは良くキク科です。

この岳人の森より更に西方に有る剣山(つるぎさん)で多く見られます。

キレンゲショウマと同じユキノシタ科です。

イモの葉っぱってな感じです。
関東出身でしょうか?

段々終わりに近づいて元の駐車場に下りて来ます。
そこから歩いて植物園の入口に行く間の道際にも色々と植わっています。





ここでカメラのバッテリーが切れました。
下りて来て、入園登り口に有る茶店で里山バッテリーもコーヒーブレイク。
茶店名物のわらび餅も頂きました。
お皿の上にぷるんと乗っかり、
蜜ときなこが塗さって木のスプーンで切り取って頂きました。
口の中でぷるるんと融けていったその味は、
昔懐かしいわらび餅屋さんの味でした。
入園管理のおじさんは、
ここは秋まで楽しめて飽きが来ない所です。
またお出掛け下さいと挨拶してくれました。
里山群生探訪記これにてお開きとさせて頂きます。
長時間のご愛読有難う燦でした。
沢山の草花を楽しませていただきました。
確かに仰言るように県の絶滅危惧種とされたものが多いですね。
広い土地で、いろいろな条件(日照・水湿度)の場所があるようですから、植物の種類も豊富ですね。
そして、それぞれの植物に名前を付けてくれて、親切なことでしたね。
これだけのところでしたら、きっとどこかにヒミツの花園を温存していることでしょうね。
恐らくその場所には希少ランなどが植えられていると睨みました。
沢山の花を見て目の保養になりました。
ぶちょうほうさんだったらこの様な名札は不要と思われますが、トウシロウの里山にとっては、へぇーってなもんで感心させられる物ばっかしです。でも根気よく付けたものだと思います。
実は山の上の方に向かって岩場を縫う様に道が有り、矢印で「おとぎの小道」って書かれていました。イソップ系だときっと変なのが出て来そうだったので行くのを止めました。
ひょっとしたら希少ランが有ったのかも知れません。
お読み頂いてありがと燦でした。
目の疲れが出ません様に。
時期を見て行ったらなあって思ってました
確かブログにも^_^;なかなかの山道でしたでしょ
水芭蕉も終わってましたか?
たくさんの種類で見ごたえありましたね
静かで誰もいませんでした
お兄さんがたくさん説明してくれました
花の時季 何回も行きたいですね
一番見たいは キレンゲショウマです
こうして名札が付いているのはいいですね
楽しませていただきました
ありがとうございました
リピーターも多いみたいで平日でしたが結構オートバイとか車で来ていました。
しかし、園内はかなり広いので人混みは無く落ち着いて散策できましたね。
静かにマイペースで楽しめますから良いですね。
往きは美郷から入りましたが、山を一つ越える山道で飽きるほどクネクネ道が続きました。
帰りは神山方面へ下りてこちらの方が道も良く時間もあまりかかりませんでした。
花の時期に合わせてまた行きたいものですね。以前この上に有る雲早山へ行きましたが多分この道を通って行ったと思いますが、その時は「岳人の森」の看板をちらっと見て通り過ぎたのだと思います。
かなりの絶滅危惧種があり、花の時期に合わせて何回でも行きたい処ですね。
機会が有ればお越しやす。
キレンゲショウマの群生は以前剣山で見ましたが、清楚で凛としたところが有って見応えが有りました。
こちらの方も良いですよ。
岳人の森、1000Mの山中に広大な
ヒメシャガの群生、驚きました。
うちの御隠居サンは、山野草大好き、カメラ持って
毎年久住高原や由布院高原に行きますが、
これだけの種類と群生、自然の中では見ることは
出来ません。ほんとにいろんな山野草達が。
近ければ飛んでいくことでしょう。
保護するのも大変でしょうね。
私も見たいなあ。でも・・・遠いですね。
燦さまのブログでしっかり拝見しました。
兎に角緑が多いですから心や目に優しいですね。
山野草の花々もあまり派手な花は少ないですから、こちらも観賞するのに持って来いですね。
ご隠居さんが好きなのもよく分かります。
そちらからでは遠いですから、せめてこのブログの中で楽しんでくれたらと思います。
ここは一つ走らずにゆっくりと歩いて見て行きたい処ですね。