里山のハイエナ

里山・里海周辺で生息しておりますと、
自然は豊かですが人間が出すゴミとか不要物品も多く見かけます。
過去に、捨てられていた廃車を３台と、
その他の鉄屑やプラスチック屑、空き瓶、空き缶等を産廃に出しました。
農業用ハウスのビニールやハウスバンド、タコ糸等は地面に埋もれていたのを掘り出し、
軽トラックで数十回運び出しました。

地面の中のビニールを掘り出し、もうこれ以上はビニールが無くなって、
踏んでもゴワゴワしない本当の土にぶち当たると思わず「やった！」という気持ちになります。
何年も地中に埋まっているとそこは蟻の巣だったりムカデのお家であったりもしますが、
とに角強制撤去して貰う事にしています。

竹害からクサッパラを守る為に竹林をバサバサ伐採して切り出したり、
その為にイバラの坂道を切り開いて運搬機が出入りできる様にもします。
枯れ枝、枯れ木の処理も必要です。

ただ掘り出したり切り出したりして捨てるだけではなくって、
潰れた廃屋から瓦や土壁をもらってきたり、
切り出した竹は竹材としたり、
地面に埋まっている大きなカメは上手く掘り出して置物にしてやろうとか、
そこに何かに使ってやろうとする遊び心がフツフツと湧いてきます。

そんなこんなで、
今月は、でぇ～くの平っちが近くの別荘のログハウスの修理を請け負っておりました。
我が家の裏の平っちの作業場にはぶっとい丸太を沢山並べて３人掛かりで加工していました。
月末にやっとログハウスの補修を終えたみたいなので、

里山のハイエナはここぞとばかりにやおら活動を始めました。

案の定、平っちは加工後の要らなくなったログハウスの切れっ端は全部持っていっていいよ、
と言ってくれたので有り難く全部貰ってきました。
そして直ぐ裏の庭の空き場所に並べました。（表題写真）
高さの違う椅子としてそのまま使えそうです。
椅子があればテーブルも欲しくなりましたので、
貰ってきた廃材でテーブルの天板を作り、
少し高めのログハウスの端材２本の間に渡して、これで庭に休憩所が出来上がりました。

お天気の良い日とか、
畑仕事や庭仕事の合間の休憩時間に、ここでお茶でも飲みながら一服出来そうです。
倉庫カフェに続いてオープンカフェがオープンしました。