湖沼の目覚め、シシウドの目覚めでもある。
霧が覆い始めてしまう。
大好きなシシウド、夜明けと共にファインダーにその姿を映してくれた。この高原では、ニッコウキスゲが咲き出す頃に合わせて咲き始める。
8月中旬のこの時期沢山の実を付けている。「種子のように見える果実は楕円形で、周囲に薄い膜のような羽がついており、風で飛散する。しかし、飛距離は数メートルから十数メートル程度で、遠くまでは飛散しない。そのため、繁殖力も強いことから群生をつくりやすい。」と言われていますが、この高原のシシウドは、毎年同じ場所に数株咲いているだけ、どうしてでしょう?日本では絶滅危機種にも指定されているシシウドもあると聞く。
大事にしたいものです。