大学への数学
最終更新 2008年4月6日 (日) 01:43。Wikipedia®
この項目では東京出版の月刊誌やその増刊号について記述しています。研文書院が出版する大学受験の参考書(黒大数)については大学への数学 (研文書院)をご覧ください。
大学への数学(だいがくへのすうがく)は、大学受験での数学を取り扱う東京出版の雑誌。略称大数(だいすう)。
月刊誌で、増刊号(下記)も発行されている。50年以上の長きにわたって刊行を続けており、主な読者は東大・京大などの最難関大学の理系学部志望の受験生である。また高校2年生以下であっても数学の能力の高い学生や、学習意欲の高い大学生・大学院生・中学高校の数学教員などにも愛読されている。誌上で「学力コンテスト」(略称「学コン」)を実施しており、これに名前が載ることは受験数学の世界では名誉とされる。通常の数学受験参考書のレベルを逸脱した難問に対して、東京大学理系OBを中心とした執筆陣が才能あふれる解答例を示すことで有名である。
ジュニア版として、難関高校の入試問題を扱った『高校への数学』や難関中学の入試問題を扱った『中学への算数』もある。その他、大学への数学シリーズの書籍については東京出版を参照のこと。
目次 [非表示]
1 内容
1.1 巻頭言
1.2 スタンダード演習
1.3 日日の演習(にちにちのえんしゅう)
1.4 学力コンテスト
1.4.1 宿題
1.5 数学鼎談(すうがくていだん)
1.6 物理のページ
1.7 化学のページ
1.8 最速解法ゼミ
1.9 大数模試
1.10 入試特集 ○○○○年大学入試問題
1.11 受験報告
1.12 読者の接点
1.13 休日の演習
2 大学への数学 増刊号
3 関連項目
[編集] 内容
毎月の内容は月ごとに大体決まっている。
[編集] 巻頭言
最初のページにある短い文章。大数に関係する人々が自由に書いている。
[編集] スタンダード演習
日日の演習よりも難易度の低い頻出問題を取り上げて、解答、解説を与えている。
[編集] 日日の演習(にちにちのえんしゅう)
平日に1日1題解けるように作られている。月ごとに分野が定められており、12月から3月にかけては分野不明の総合問題が扱われる。「ヒビモニ。」というモニターたちがあらかじめその問題を解き、感想や結果などを載せたりもしている。なお、日日の演習の読み方については2001年4月号P.4において、「ニチニチのエンシュウ」と呼ばれていますと記述がある。ヒビモ二と呼ばれるようになったのは2002年度からであり、このことについての接点ネタは2002年8月号にある。
[編集] 学力コンテスト
通称「学コン」。問題のみを掲載し、意欲的読者が解答して、東京出版に送ると添削をしてもらえるシステムである。月に6題出題され、そのうち、1.2.3.は文理共通問題、4.は一般の理系生向き、5.6.は意欲的な理系生向きである。1. - 3.を解答して出すものをSコース、1. - 4.を解答して出すものをAコース、1. - 6.を解答して出すものをBコースという。1問25点満点で採点され、着眼と大筋をAからCの3段階で評価してもらえる。また、各コースにおける成績優秀者は賞品(1等バインダー、2等ファイルノート、3等高級ノート)をもらえる。
[編集] 宿題
この本の中で最も難度が高いとされる。1題の問題を出して、本当に意欲的な読者が解答するというものである。問題の難易度はずば抜けて高く、学力コンテストよりも高い。高校生というよりは寧ろ大学生や予備校教師、一般社会人からの応募が多い。
[編集] 数学鼎談(すうがくていだん)
鼎談からわかるように、3人(箱崎、六本松、香椎)による対話形式になっている。興味深い数学の議題について語っている。
[編集] 物理のページ
高校物理に関する記事が書かれる。化学のページと毎月交代になっている。
[編集] 化学のページ
高校化学に関する記事が書かれる。物理のページと毎月交代になっている。
[編集] 最速解法ゼミ
毎年大数ゼミの冬期講習での講座を紙面に再現。最速で答えを出すためのコツを紹介している。議論が粗くなっているという犠牲はあるので注意が必要。
[編集] 大数模試
5問セットで出題され(3問は文理共通、2問は理系用)、125点満点形式。別のページに答がのってあり、採点基準も書いてある。11月、1月は難関大用、12月、2月は最難関大用になっている。
[編集] 入試特集 ○○○○年大学入試問題
1月、4月から8月が基本。有名大学の入試問題(主に前期)の問題を掲載し、講評、解答、問題の難易度評価を与える。
[編集] 受験報告
上記の入試特集に関連して、実際の受験生がその試験を受けたときの体験記を掲載する。実際に受験生がどのように感じたのかがはっきりとわかる。
[編集] 読者の接点
毎月の最終ページに掲載。読者自身が書いた文章から抜擢される。特に編集部の気に入ったものに対して、接点大賞が与えられ、応募者は景品がもらえる。左上も読者自身の応募によるカットが1つ掲載される。
[編集] 休日の演習
河合塾の広告欄に掲載。「河合塾のハイパー数学にチャレンジ!!」ということで、過去の入試問題やオープン模試などの問題が毎月1題出題される。問題の下に、「講師からのアドバイス」がいつも書かれており、解答は次の月に掲載される。宿題や学コンと違って、応募するものではない。
[編集] 大学への数学 増刊号
新数学スタンダード演習
新数学演習
解法の探求I
解法の探求II
合否を分けたこの1題
センター試験必勝マニュアル
[編集] 関連項目
『理系への数学』 (現代数学社)
『受験の数学』 (聖文社)
この「大学への数学」は、教育に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:教育)
カテゴリ: 教育に関するスタブ | 入学試験 | 日本の大学受験
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大学への数学(だいがくへのすうがく)は、大学受験での数学を取り扱う東京出版の雑誌。略称大数(だいすう)。
月刊誌で、増刊号(下記)も発行されている。50年以上の長きにわたって刊行を続けており、主な読者は東大・京大などの最難関大学の理系学部志望の受験生である。また高校2年生以下であっても数学の能力の高い学生や、学習意欲の高い大学生・大学院生・中学高校の数学教員などにも愛読されている。誌上で「学力コンテスト」(略称「学コン」)を実施しており、これに名前が載ることは受験数学の世界では名誉とされる。通常の数学受験参考書のレベルを逸脱した難問に対して、東京大学理系OBを中心とした執筆陣が才能あふれる解答例を示すことで有名である。
ジュニア版として、難関高校の入試問題を扱った『高校への数学』や難関中学の入試問題を扱った『中学への算数』もある。その他、大学への数学シリーズの書籍については東京出版を参照のこと。
目次 [非表示]
1 内容
1.1 巻頭言
1.2 スタンダード演習
1.3 日日の演習(にちにちのえんしゅう)
1.4 学力コンテスト
1.4.1 宿題
1.5 数学鼎談(すうがくていだん)
1.6 物理のページ
1.7 化学のページ
1.8 最速解法ゼミ
1.9 大数模試
1.10 入試特集 ○○○○年大学入試問題
1.11 受験報告
1.12 読者の接点
1.13 休日の演習
2 大学への数学 増刊号
3 関連項目
[編集] 内容
毎月の内容は月ごとに大体決まっている。
[編集] 巻頭言
最初のページにある短い文章。大数に関係する人々が自由に書いている。
[編集] スタンダード演習
日日の演習よりも難易度の低い頻出問題を取り上げて、解答、解説を与えている。
[編集] 日日の演習(にちにちのえんしゅう)
平日に1日1題解けるように作られている。月ごとに分野が定められており、12月から3月にかけては分野不明の総合問題が扱われる。「ヒビモニ。」というモニターたちがあらかじめその問題を解き、感想や結果などを載せたりもしている。なお、日日の演習の読み方については2001年4月号P.4において、「ニチニチのエンシュウ」と呼ばれていますと記述がある。ヒビモ二と呼ばれるようになったのは2002年度からであり、このことについての接点ネタは2002年8月号にある。
[編集] 学力コンテスト
通称「学コン」。問題のみを掲載し、意欲的読者が解答して、東京出版に送ると添削をしてもらえるシステムである。月に6題出題され、そのうち、1.2.3.は文理共通問題、4.は一般の理系生向き、5.6.は意欲的な理系生向きである。1. - 3.を解答して出すものをSコース、1. - 4.を解答して出すものをAコース、1. - 6.を解答して出すものをBコースという。1問25点満点で採点され、着眼と大筋をAからCの3段階で評価してもらえる。また、各コースにおける成績優秀者は賞品(1等バインダー、2等ファイルノート、3等高級ノート)をもらえる。
[編集] 宿題
この本の中で最も難度が高いとされる。1題の問題を出して、本当に意欲的な読者が解答するというものである。問題の難易度はずば抜けて高く、学力コンテストよりも高い。高校生というよりは寧ろ大学生や予備校教師、一般社会人からの応募が多い。
[編集] 数学鼎談(すうがくていだん)
鼎談からわかるように、3人(箱崎、六本松、香椎)による対話形式になっている。興味深い数学の議題について語っている。
[編集] 物理のページ
高校物理に関する記事が書かれる。化学のページと毎月交代になっている。
[編集] 化学のページ
高校化学に関する記事が書かれる。物理のページと毎月交代になっている。
[編集] 最速解法ゼミ
毎年大数ゼミの冬期講習での講座を紙面に再現。最速で答えを出すためのコツを紹介している。議論が粗くなっているという犠牲はあるので注意が必要。
[編集] 大数模試
5問セットで出題され(3問は文理共通、2問は理系用)、125点満点形式。別のページに答がのってあり、採点基準も書いてある。11月、1月は難関大用、12月、2月は最難関大用になっている。
[編集] 入試特集 ○○○○年大学入試問題
1月、4月から8月が基本。有名大学の入試問題(主に前期)の問題を掲載し、講評、解答、問題の難易度評価を与える。
[編集] 受験報告
上記の入試特集に関連して、実際の受験生がその試験を受けたときの体験記を掲載する。実際に受験生がどのように感じたのかがはっきりとわかる。
[編集] 読者の接点
毎月の最終ページに掲載。読者自身が書いた文章から抜擢される。特に編集部の気に入ったものに対して、接点大賞が与えられ、応募者は景品がもらえる。左上も読者自身の応募によるカットが1つ掲載される。
[編集] 休日の演習
河合塾の広告欄に掲載。「河合塾のハイパー数学にチャレンジ!!」ということで、過去の入試問題やオープン模試などの問題が毎月1題出題される。問題の下に、「講師からのアドバイス」がいつも書かれており、解答は次の月に掲載される。宿題や学コンと違って、応募するものではない。
[編集] 大学への数学 増刊号
新数学スタンダード演習
新数学演習
解法の探求I
解法の探求II
合否を分けたこの1題
センター試験必勝マニュアル
[編集] 関連項目
『理系への数学』 (現代数学社)
『受験の数学』 (聖文社)
この「大学への数学」は、教育に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:教育)
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