エル・カザド 第5話「着る女」 (Aパート) 2007/5/01 01:30 テレビ東京 です。
ストーリー(Aパート):
ジープで南へと向かっていたナディとエリスの二人。
途中、タイヤが泥濘にはまって立ち往生していたワゴンを救出することに。
行商人・ホセのワゴンが道を塞ぐように停車していたためだった。
ホセのワゴンの救出に成功するも、今度はナディたちのジープが故障する。
ジープの修理のため、山間の村に立ち寄ったナディとエリスだった。
そこで出会ったのは村の娘・リタ。
リタは、ナディに自分を町に連れて行ってくれと頼むが、ナディは取り合わない。
行商人のホセは、そんなリタにとある相談をもちかける。
………というお話。
レビューな感想(Aパート):
いきなり、女性の皆さんがノンビリと洗濯物をしています。
ここはどこなのでしょう。なんとなく、どこかで見た外国映画の田舎町のような風景ですよ。
そんな風景の中、一台のワゴンが泥濘にはまっている様子。
一生懸命にワゴンを押しているのはナディですね。
いくら頑張っても女の子一人の力で、それも軽い上り坂なのですから無理だと思うのですが…。
とはいえ、この道を通らないと目的地には行けないようです。
でも、やっぱり、ナディの力ではどうしようもない様子。
エリスも「なんで?」って言ってないで手伝おうね。(笑)
ナディの泣き言のような声と説明にエリスが無言で動きました。
なんとなく、いつもの「イエッサ」じゃないのが寂しいです。
一応、手伝ってくれるようなので。エライ、エライ、と褒めてあげましょう。
でもね。考えてみたら、エリスが加わって女の子二人になった程度じゃ…。
ナディもそんな感じのことを口にしていました………。
それも、両手とはいえ、かる~く押しただけのように見えたし。
運転手の男「ありがとう、お嬢ちゃん。力持ちだねぇ~」
…ワゴン、動いちゃいましたよ。ナディも驚いていましたけど、見ていたわたしもびっくりなのです。
そっか…なるほど………エリスちゃんは怪力ということで。これも魔女の遺伝子からなのでしょう。
さあ、再び南へ向かって出発なお二人です。
ところが………満タンにしてあったハズのジープがガス欠のようです。
激しく落胆のナディ。よっぽど今日中に山を越えたいのか、感情表現が激しいです。
こういう時のナディは、ずいぶんと子供っぽくなるんですね~。
助手席のエリスは至って冷静なのにね。
ま、実際は何も考えてないし、分かっていないのでしょうけど。
ただ、見た目からだと、大人のエリスに子供のナディの図に見えちゃって。(笑)
ふだんは、その逆に見えているのですから、何となく新鮮です。
どうなるのかな~と思っていたら、トマト畑~です。時間がまったりと…ですね。
でもって、誰かの部屋。お着替えをする女の子が一人です。
なるほど、タイトルの「着る女」はこの娘ですね。名前はリタというようです。
その女の子・リタが部屋の外へと出ていきます。彼女の家なのでしょうか?
そこに、さっきエリスが助けたワゴンがやってきました。
どうやら、行商人の車だったようで、リタはこの行商人の到着を待っていたようです。
ん?後には一台のジープが牽引さてますよ。これはナディたちのジープですね。
リタと目があったナディは、軽い笑みで挨拶です。リタは怪訝な顔ですよ~。
リタはナディたちが気になる様子。部外者がそんなに珍しいのでしょうか。
そんなリタに村で一番車に詳しい人を紹介して貰いました。
さっそく修理をお願いです。どうやら、燃料タンクに穴が空いていたようですよ。
おかしいですね。いくら険しい山道でもジープの燃料タンクに……。
リタ「町から来たの?」
リタ、修理中のジープをのぞき込んでいるナディに代わってエリスに質問です。
…なるほどね。典型的な田舎暮らしより都会の生活に憧れる娘なんですね。
でも、ほとんどの映画などでは、この手の娘さんって現実が分かって(見えて)いなくって、
下手をすると目的のために手段を選ばな~いな~んてことがあったりして要注意ですよ。
ジープを修理してくれたダンディーなお爺さんも言っていたように、年頃の娘の“病気”ですから。(笑)
それにしても、質問相手がエリスじゃ、会話が成立しないのでした。
思えば、ナディとはなんとなく会話が成立してるんだよね。
これは、相手を理解しているかしていないかの証拠かも。親密度。
エリスはちゃんと、本当のことを言っているのですから。
さて、ナディはお爺さんと応急修理の終わったジープの試運転です。
お礼に頬にキスまでしちゃいます。大サービスです。
もしかして、ナディって年上好きですか?
まあ、ナディって今まで見ていると、年上の人。
特に、父、母、風な感じの雰囲気な場だと妙に子供っぽくなるような。
燃えた村の唯一の生き残りってことから、
無意識に家族を求めちゃってるのかな?
さて、今日はもう遅いし、夜の峠越えは危険だと言うお爺さん。
宿がないからと言ったら、お爺さんの家に泊めて貰うことになりました。
お婆さんと二人暮らしのようで、とっても感じのいい人です。
ナディって、いい人達とばっかり出会いますね。出会いはいいのですが。
時に、損な役割を引き受けちゃったりすることが多い原因かも。
もちろん、オカマ賞金稼ぎとか、エリスの変態ストーカーとか例外もあるけどね。
………彼らは出会いとは違う次元のような気もしますけど。(笑)
ナディ「困ったときは、お互いさま。なんでしょ。」
ちゃんと家の手伝いをするナディ。いい子です。
そのナディの後をついて回るエリスもいい子です。
そんな、ナディを訪ねてくる人がいます。
この村じゃなくても、ナディを訪ねくる人物なんていないはず。
誰なんでしょうねぇ。と思ってたらリタでした。
リタ「私はこんな山奥で埋もれたくないの。」
もちろん、リタの目的は、ナディに自分を町に連れて言って貰うことでした。
道案内が必要だとリタ。家は?仕事は?と、取り合わないナディ。
自分が賞金稼ぎで、エリスが賞金首だと話して、一緒にいたら危険だからとキッパリ断ります。
当然ですよね。でも、困ったことにリタはナディの言ったことを信じません。
リタ「田舎娘だと思ってバカにして。嘘をつくなら、もっとましな嘘をつきなよ。
誰があんたらなんかに頼むもんか! 崖から落ちちゃえばいいんだ!」
とうとう、田舎者だとバカにされたと勘違いしたリタは、
物騒な捨てぜりふまで吐いて帰っていきました。それも全然諦めていなさそうですよ。
それにしてもこの娘、年頃の病気とか関係なく性格が悪すぎだよ。
お爺さん「あんた…賞金稼ぎって…」
ナディ 「え…まあ…」
エリス 「嘘じゃないから。 ほら。」
ナディ 「もどす。」
エリス 「イエッサ」
リタが帰った後、お爺さんが改めて訪ねます。
このときのエリスの行動がおもしろいです。
どうやら、リタに嘘だと言われたことを気にしていたみたいで、
ナディから銃をとって老夫婦に見せちゃいます。
エリス。ちゃんとあのときの会話を理解してたんだね。
ときどき、エリスがどこまで理解していて、どこからが天然なのかわからなくなります。
でも、ダメでしょエリスちゃん。銃を人に向けちゃいけないよ。
お爺さんの背中からおっかなびっくりな感じで顔を出すお婆ちゃんが、
とっても可愛らしく見えちゃいました。
お爺さん「なんで、賞金稼ぎと賞金首がそろってこんな村に。」
ナディ 「まあ、いろいろと事情があってね。」
それにしても良かったねナディ。賞金稼ぎだと話しても、敬遠されなくて。
気がつけばナディ。すっかりこの老夫婦に気を許しちゃってましたから。
エル・エー「やっと見つけたよ。エリス。
もう二度と君から目を離さないから。」
ああ、ここでカメラのファインダー越しの映像が。
エリスの美少年変態ストーカー、エル・エーの登場です。
いきなり、危ない台詞をまき散らしております。(笑)
ところで、彼ってばどうやって追ってきたのでしょうか。
もう、あのオカマ賞金稼ぎはいないみたいですし。
え、やっと(ひさびさ)出てきたと思ったらAパート終了です。
Bパートでの活躍を期待です。(何をだ?)
Bパートを読んでみる
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5月11日まで期間限定 「エル・カザド」EDテーマ「romanesque」のCM
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