いつも通る道沿いのセンダンの木、可憐な花をたくさん付けていました。
センダン(栴檀) センダン科 古名は楝(アフチ、オウチ) 撮影日:2015年5月21日 鎌倉市にて
遠目にはちょっと地味なのですが・・・
近づくと、良い香りがただよい上品な淡い藤色の花です。
名前の由来は色々とあるようですが、千珠(センダマ)、千団子(センダンゴ)と言われ、
いずれも花後に丸い実を沢山つける事からのようです。
また古名の「アフチ」は、淡藤(アワフジ)の変化と言われ花の色に由来しているとも。
万葉集より一首 ~山上憶良の『楝』~
妹(いも)が見し楝(あふち)の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干(ひ)なくに