潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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あまたの星、宝冠のごとく

2018-05-30 19:26:00 | 本・小説
 蒸し暑い……( ;´Д`)。

 一昨年出て、そのうちにと思っていたジェイムズ・ティプトリーJr.『あまたの星、宝冠のごとく』(ハヤカワ文庫SF)をようやく読む機会がありました。
 こことかここでティプトリーの話題をしてますが、久しぶりの(邦訳)単行本かつもしかして最後の本になるんですかね、これ。
 あとがきによるとティプトリーの死の翌年に出たものらしいので、ようやくこっちで……といったところですか。

 感想は……これ、今でなく当時の勢いそのままに読みたかったなあと。いかにもティプトリーらしい短編集みたいなんですが、あの味を忘れてしまっている今の私には入りづらくて色んな意味でつらかったです。うーん、残念。
 すごーーく暇なときに、またじっくり読み返したいなあ。

 この中だと『もどれ、過去へもどれ』がすんなり馴染めました。これ、逆ver.が過去作にありましたよね。老女が過去の自分の中に入り込む(中身が一時入れ替わる)バージョン。あれ、タイトルなんでしたっけ。

 しかし、最近SF読んでない……火星三部作の三部め『ブルー・マーズ』も何年か十何年かぶりに邦訳されたのに、手すら延ばしてませんわ(´・ω・`)。これも昨日の話題と同じで、少し読むよう努力しないといけませんね。

2 コメント

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Unknown (テリー)
2018-05-31 11:50:18
ティプトリーって、実はすごく難しいんじゃないですか?「霊長類」「愛はさだめ」読むのに苦労して、あまり内容を覚えていない、(^^;;

「星々の荒野」みつかりましたか??
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『星ぼしの荒野』、どこかにあったように思います。 (shioji)
2018-05-31 19:47:25
ティプトリー、難しいものもありますけど、平均するとそこまでではないような印象ですね。
ただ80~90年代に出たり読んだりしたSFは概して小難しいものが多かった……良き時代でした。
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