積善の家には必ず余慶あり
積善之家必有余慶
『易経』
「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃(よおう)あり」と続く。「善行を積み重ねた家には、子々孫々に至るまで、必ず幸いがおとずれる。不善を積み重ねた家には、子々孫々に至るまで必ず災いが降りかかる」という意味である。
良い行いをしていれば良い報いがある。悪い行いをしていれば悪い報いがある。だから、良い報いを得ようとするなら普段の行いをつつしまなければならない。また、悪に向かっていることに気づいたら早めに軌道修正しなければならないのだという。典型的な「因果応報」論といってよい。
合理的に物事を考えようとする人は、あるいはこういう思考を拒否するかもしれない。 だが、これを自分に言い聞かせることによって、今現在の自分の行いを慎もうとするところに、この言葉の意味があるのである。
以上、「中国古典一日一言」より
昨日は楽しくて痛飲してしまいました。おまけに歌も歌いました。
今日もがんばりましょう。
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