この年末年始にかけて
「指揮台の神々」という本を読み続けています。
ルーベルト・シェトレというドイツ人が書いた本で
19世紀末から21世紀初めまでに活躍した
大指揮者13名についての列伝です。
そのなかでも
ワルター、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタインについては
10代初めの頃から現在まで聴き続けてきた指揮者で
今回、この本によって新たに知った事実も数多く
興味深く読み進めています。
当ブログとしては
やはり聴きやすいカラヤンを取り上げてみます。
曲目も短めで、かつ有名な「歌劇カルメン 第一幕への前奏曲」で
”カラヤン美学”をご堪能ください。
Herbert von Karajan - Carmen
カラヤンは
自身の思い通りに動かせるベルリン・フィルとの演奏映像については
もっと徹底した映像美を見せてくれるわけですが
上記映像はウィーン・フィル相手なので
そこまで凝った映像にはなっていないようですね。
まあ、それにしても
スムーズに退屈させずに名曲を聴かせる技は
見事なものです。
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