korou's Column

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Carpenters デビュー50年

2019-01-19 | 洋楽

先月(2018年12月)

Carpenters(カーペンターズ)がニューアルバムを発表した。

イギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニーをバックにして

リチャード・カーペンターがアレンジを施した新譜らしい。

亡くなってからもう40年近く経つというのに

いまだにこうして、カレンの歌声を

新しい試みで”復活”させようとするリチャードの熱意には

毎度ながら驚かされる。

こちらも、そのたびに

いつのまにかあまり聴くこともなくなった

カーペンターズの音楽を久々に懐かしく聴き

そして、一つ一つの曲に込められた記憶を蘇らせ

感傷的な気分に浸ることになる。

 

そんなわけで・・・

今日もまた、カーペンターズを聴いている。

以下、今お気に入りの曲を2つほど。

 

①”We've Only Just Begun”(邦題「愛のプレリュード」)

リチャードが「カーペンターズの代表作といえばこれ」と語った曲。

確かに、オリジナルと

カーペンターズのカヴァーを比較して聴けば

素晴らしいアレンジに感動すら覚える。

Aメロの途中の伸びる音に

バックコーラスの厚みを加える発想とか

Bメロに入ってすぐ

絶妙のタイミングで挿入される金管の鮮やかさ。

やはり

これだけのものを引っ張ってこれる才能は

非凡というほかない。

(オリジナル)

Paul Williams & Roger Nichols We've Only Just Begun

 

(カーペンターズのカヴァー)

carpenters -We've Only Just Begun

 

 

②I Need To Be In Love (邦題「青春の輝き」)

この曲が発表されたとき

日本ではそれほどの大ヒットにならず

「隠れた名曲」という扱いだった。

それが、1990年代になって

人気ドラマのなかで使われたせいで

今や日本においては

カーペンターズの代表曲となっている。

それにしても

この原題から「青春の輝き」という邦題を考えた人は

大したものだと思う。

曲の素晴らしさが一際増してくるようだ。

 

今回、カーペンターズを聴き直して

この曲が一番心に沁みてきた。

以前は「遥かなる影」とか「スーパースター」などが

最も心に響いていたのだが。

自分の好みはコロコロ変わるようだ。

 

I Need To Be In Love (青春の輝き) / CARPENTERS

 

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