日経プラス
12月8日土曜日夕刊
コトバの鏡
ライター福光恵さん
たしかに会社っていうのは、そう大喜びで、いくところでもないわけで。
行けば憧れのあの人に会えるというヨコシマなおもいが、ぬくぬくのベッドからはいだすモチベーションになることもある。
時は変わり、相手も変わった。
毎日会社にやって来る宅配便のお兄さん目当てに、出勤する女性が、ふえているようだ。
著者(女性)本人最近、冷蔵庫を軽々と持ち上げた引っ越し業者の鍛えた筋肉に、目がくぎずけに。
これじゃあグラマーな女性を、口を開けて凝視するおじさんと同じでは?
近ごろ女性から人気の、肉体を使ったたくましい仕事をする男子のことを「肉職系」と呼ぶ。
「佐川男子」なる写真集まで出た宅配便のお兄さん
消防士、職人さんなど
ジムで作ったのではない、仕事で鍛えた天然モノの筋肉もポイント。
ところで
税務署の受付は、今は総合窓口になり、かつての楽しみはない。
ここだけの話し
申告書の提出は大切な仕事です。
税務署総務課に若くて可愛いスタイル抜群の女性が、受付をしている情報は、直ぐに男性税理士に知れ渡り、なぜか税理士自ら申告書の提出に行きたいということもありました。
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