今回は税法の改正のお話しです。毎年三月に税法は国会で改正されます順番としては政府税制調査会が年末の数ヶ月前から会合を頻繁に開き、検討をします。議事録はインターネットで公開していますが、発言者の名前は伏せています。新聞でかなり重要なことが報道されています。その通り改正されるかは、政治的判断によりわかりません。31日曜日の朝刊に給与所得控除に上限をもうける。サラリーマンの収入の一定割合を必要経費と見なして課税所得から差し引く「給与所得控除」について上限をもうけるとの記事がありました。給与所得者(サラリーマン)のうち高額の給与の方の所得税を増やすと言う事です。以前の記事からニ件紹介します。青色申告の会社が欠損で、例えば次の期以降黒字になっても以前の欠損金を使い黒字と相殺できます。これに制限をかけようと検討しています。これは大変なことです。次は相続税の課税強化です。基礎控除額の引き下げ、現在遺産の総額が基礎控除額を超えなければ原則相続税の申告は不要です。基礎控除額が下がれば申告す
る人は当然増えます。相続税の税率の引き上げ、生命保険金退職金の非課税の廃止など、検討しています。増税オンパレードと言う事がわかります。あくまでも現在審議中ですのでまだ決まったわけではありません。お疲れ様でした
長尾愼一
る人は当然増えます。相続税の税率の引き上げ、生命保険金退職金の非課税の廃止など、検討しています。増税オンパレードと言う事がわかります。あくまでも現在審議中ですのでまだ決まったわけではありません。お疲れ様でした
長尾愼一