指導日誌

日々の感想、備忘録、指導履歴など、気の向くままに綴っていきます

数学を指導するという事①

2024年02月04日 20時42分00秒 | 指導

 僕が初めて授業をしてから、教壇に立ってからかな、もう30年以上の月日が流れている。

大学生となり、学習塾の時間講師として、が最初だった。

何かね「わかりやすい」とか「おもしろい」とか言われて。                           

休み時間にも多くの子ども達が質問に来てくれて調子に乗ってた。はっきり言って。

 

 話はそれるけど、大学生のアルバイトの定番って言えば今でも「家庭教師」「塾の時間講師」だと思うの。単純に時給が高いから、理由は今も昔もそれだけ。

もちろん、面接のときは思ってもいない事を言います。                             「将来教員を目指していて」「子ども達が好きで」こんな感じ。

僕自身、採用担当、人事を兼務していた時期もありました。はっきり言って聴き飽きました。

理由なんてどうでもいいんです。要はコマが回れば誰でもいいの。                      サルでもいい、ホントに。         

大学生のアルバイトなんてそんなもんだって気が付けなかったら、結構イタイ奴です。

大学生は前期と後期の定期試験がある訳です。単位取得がかかっているんですよね。                  とは言え、これは今も昔もなんでしょうけど休む休む、平気で休む。

堂々と言ってきますからね「定期試験なので2週間お休みします」とか。

なんか、休んで当然、みたいな感じ。                              この時って「代講」って言って僕みたいなのが引き受ける羽目になるんですよ。                       僕ですら、国語の代講とか入ってましたから。

僕は理系だったので国語なんて当時、全くわからなかった。                           謙遜とかそんなレベルではなくてどうしようもない、まさにサル(笑)

高校受験の時に漢字の問題集1冊やったぐらい、何にもわからん。

塾業界に就職して予習シリーズ、四谷大塚さんのですね。                        今は4年上下とかでしょ、昔はⅠ~Ⅳ、まあⅣはまとめなのでほとんど使わないんですけど。その国語Ⅰでもわからない。解説読んでも解らない。                            これが答えなんだな~ぐらい、どう説明していいのか全く分からない。

これは結構重症なんだな、ってそこで気が付いた、それでもお給料貰えちゃってたんですよ。   もう、時間講師のアルバイトなんて、サルでもいいんだな~、大学生で気が付けたのは大きかったかな。

でも、親御さんからすれば、まさかそんな、こう思う訳です。                           テキストの答え移して読んでるだけ、そうは絶対に思わない。                          

国語で「別解」なんて聞かれようもんなら適当な返答。

それでも授業ができちゃうから怖いんですよね。

大学生でアルバイトとしてやるならしっかりと自信のある科目だけにしとかないとマズいです。それでも「素人レベル」だし。

当時の自分もそんな勘違い野郎でした。                                    

定期テストで休むのならば時間割を入れ替えないとダメです。                     週2日を2週間休むのであれば8コマ位穴開けることになるのかな?                    定期テスト終了後に自分で埋めないとダメです。

結局休むことになり、出欠に厳しい教授だと単位が取れない。親御さんの中には納得して下さらない方もいます、当然ですよ、曜日が合わなかったりするんだもん。

もう、ここまで、責任もくそもないので、全く大学生にはお勧めできないんですよね。頑張って子ども達を指導しよう!って思っていても本部でそんな風に思われている、嫌でしょ?

各々の学問を人並みには学んだ大学院生から、でしょうね。                          大学生には得るものが何にもないので。そんなに甘くないって。

 

僕は、これダメだろう、って感じ、そこで「料理」に出会ったんだな。中華料理屋さん。

大学から近かったから、です。理由はそれだけでした。                           

ただ、この中華料理屋さんのアルバイトの体験は今振り返っても非常に価値のあるアルバイトだった、自信を持って言えます。

この経験がなかったら、こんな偉そうにブログの記事書けてない、絶対。

何にも「数学の指導」とは、無関係に思われてしまうでしょうけどね。

僕の中では「指導する」この基礎の基礎レベルだけど、中華料理屋さんで教わった、そう思うんだな。

あらあら、とても長い前置きになってしまいました。

あまり長文でも疲れますもんね、続きはまた、にさせて頂きます。

今日も、読んでくださりありがとうございます。