月に一度のマンション理事会。先月初めに日向灘で起きた地震の影響で、マンションに少しダメージが出ている。というのも、8年前の熊本地震で大規模半壊しており、その際に修復した箇所からダメージが拡がったのだ。熊本地震では修復に十分な保険金が下りたが、最近は全国各地で災害が多発しているため、以前のように簡単に保険金が下りなくなっている。しかもマスコミがやたらと南海トラフ地震の恐怖を煽るから更に保険金請求が難儀になっており、保険会社も戦々恐々としているのが分かる。最近の災害の傾向は、地震の直後に台風が来るパターンが多い。土砂崩れといった二次災害の恐れも出てくるが、単なる偶然だろうか。
先日上陸した台風10号は、南九州付近では勢いがあったが、熊本に上陸した辺りから急激に勢いがなくなり、あっという間にただの雨雲となった。最近日本に来る台風はこんなのばかりだが、今月発生した台風11号は、中国で吹き荒れたようだ。海南島に上陸した後は、街中の建物や車両が破壊され、樹木もなぎ倒された様子が動画に挙がっていた。しかし、同じ規模の台風が日本を襲ったとしてもあんなに破壊されないように思う。「おから建築」の多い国だから、半分は人災とも言えるのではないか。
台風ばかりではない。先月遼寧省で発生した大洪水は、おそらく中国政府の発表より遥かに深刻な被害が出ている。例によって予告なしのダムの放流によって数千人もの住民が流された可能性が指摘されており、現時点ですでに100体以上の遺体が発見されている。しかしこんな状況でも中国政府は全く救助も援助も行っていないようだ。ここまで人命や人権が軽視される国を他に知らない。中国政府(中国共産党)は自らの手で自国を滅ぼそうとしているように見えてくる。本当に恐ろしい国だ。