「食べ処・身土不二」(札幌)は、身土不二を日本と世界へ発信する。食堂ならぬ食堂、啓蒙運動の発信地。日本よ、滅びるな!

「身土不二」は、解放思想であり、危険思想でもある。

 日本から「身土不二」を発信し、日本と世界を救おう。

身土不二の原則

2007-04-22 00:35:48 | Weblog

             私説私語:原点回帰2001・01号          http://www3.plala.or.jp/shindofuji/

       身土不二の原則」とは何か

 「身」とは身体、「土」は環境のことを、それぞれ表わす。                  私たちはその住んでいる環境と切り離せない関係にある。

 この原則は、衣食住すべてにわたる。健康(疾病)との関係でいえば、外国の環境の産物、輸入農産物を日本で食すると、消化・吸収・排泄の生理機能に負担をかけて、健康障害を引き起こす。これが「身土不二」というものである。

      「身土不二」は、

  解放思想であリ危険思想である。

 商業主義の呪縛から農業と食物を解放し、民衆に生命の躍動と真の健康を取り戻させてくれる意味で「身土不二」は解放に他ならない。

  農業と食物を通して、はじめて「身土不二」は、私たちの血肉となる。そのためには、世界各国の農業の自立が必要である。

    「身土不二」は、危険である。
 
農産物を転がして利益をもくろむ者にとっては、身土不二」によって、彼らの望む経済的利益は否定されてしまう。

 農産物貿易それ自体、「身土不二」に反する。いまの農産物貿易を変えなければ、世界の民衆の健康はない。農産物貿易を変えることは、工業製品貿易に影響を与えずにはおかない。

 「身土不二」が世界に広まれば、それは、全世界の産業構造の転換への引き金となる。

   「身土不二」を無視しては、健康になれない

 健康雑誌をはじめ、新聞・ラジオ・テレビなどが「身土不二」を避けて健康を説くほど、私たちを愚弄するものはない。健康になれないことを前提にして、健康を説く健康雑誌・マスメディアは、一種の「詐欺」である。

 「身土不二」をぬきにして、食事療法など「技術的な対応」に終始するならば、それは人々を惑わすだけである。

  原理・原則を踏みにじって生じた不都合を、技術で解決しようとするとは、天に唾する類いの愚行である
。(文責 石澤文規)