金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。今回は、令和6年7月18日(木)に開かれた札幌木鶏クラブ例会での学びについて書きます。
6月に続き7月も、特定の記事に人気が集中していました。中でも断トツの人気が、特集「師資相承(シシソウショウ)」のリード文です。
6月に続き7月も、特定の記事に人気が集中していました。中でも断トツの人気が、特集「師資相承(シシソウショウ)」のリード文です。
リード文の後半、森信三先生の言葉として大きく3つ挙げられていました。
①哲学者 森信三師は、人間を形成する要素として三つを挙げている。
一つは「先天的素質」、二つは「逆境による試練」、三つは「師匠運」。
②「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に-」
③「縁は求めざるには生ぜず。内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁を生ずるに到らずと知るべし」
この①について、いつも辛口のM先生。「師匠運という言葉は腑に落ちた。自分は師匠運が無いから、(良い出逢いが無くて)こんな人間になってしまったんだな…と。もっとも、このリード文が分かるようになったと言う事は、成長してきたって事かもしれない」だそうです。
私は、M先生の辛口コメントを面白いと思いますし、世の中に対する鋭さを感じる事も多いです。ですから、「こんな人間」などと卑下する事はないと思いますが、これはM先生なりの謙遜かもしれない…とも感じました。
次に②は飛ばして、③に関して中学校のA先生から。「今の子供たちは、親は尊敬しているが、外に師を求める事が出来ない。これは、身近な大人である親の在り方が影響しているのかもしれないが、外の人に心からついていく事が出来ないように感じる」と話がありました。
親の在り方は地域により異なっていると感じるので、もしかするとA先生の勤務する地域だけの話かもしれません。とは言え、家庭と言う狭い範囲でしか尊敬する人がもてないのは、その子にとって大きな損失です。また、その様な子が、本当に心から親を尊敬しているのか…私は、ちょっと疑問を感じます。いずれにしても、かなり気になる話でした。
最後に、リード文と言うより、特集されている「師」そのものについて。小児科医のN先生が、「私は師から、『学ぶ事は大切だけど、実際に医者になったら、目の前にいる患者を助けたいと言う気持ちが大切』と教えられた。また、『小児は小さな大人じゃない。日々成長していくのが小児だ。その小児と共に歩めるのは、とても素晴らしい幸せなんだ』とも師は言っていた。子供を大切にしない社会は伸びる訳がない。日本は、お金を稼ぐ事ばかり大切にして、子供にお金をかけていなさすぎる」と話していました。
N先生のお師匠様、とても素敵な方だと思います。その教えを強く受け継いだN先生の最後の言葉(ラスト2文)、本当に、その通りです。ただの小学校教師に出来る事など微々たるものです…が、改めて、目の前の子供たちのために頑張ろうと思いました。N先生、ありがとうございます。
なお、8月は年に一度のビール例会です。ん~、楽しみ~。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また来週の月曜(R6.7.29)に会いましょう。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また来週の月曜(R6.7.29)に会いましょう。