エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

秘話番外編~H先生の思い出

2024-06-12 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、前々回、前回と続けている八軒自然科学クラブ誕生の経緯…ですが、今回は番外編です。
 ロクデナシの私を何とかするため、札幌市中央区の旭ヶ丘地区で行われていた「旭山自然科学クラブ」に参加させた母。
 しかし、札幌市西区の八軒地区に引っ越す事となり、「旭山自然科学クラブ」の指導員をされていたH先生からアドバイスを受け、「八軒自然科学クラブ」を創設するために動き出す事となった…と言うのが、前回までの内容でした。
 このH先生で思い出すのが、何と言ってもカマキリの交尾の話です。
 H先生は後年、札幌市南区白川(シライカワ)にある札幌市北方自然教育園に勤務していました。そこでは様々な生物…特に昆虫を飼育していて、その話を昆虫好きの私にしてくれたのです。
 こんな感じです。

 北方自然教育園では、他の昆虫の餌にするため、コオロギを沢山飼育しているんだ。だから、カマキリにもコオロギを餌としてあげる。
 ところでカマキリって、交尾した後、雌が雄を食べてしまうんだ。そこで、周りに餌が沢山あったらどうだろう…って考えて、交尾中のカマキリのケースにコオロギを山の様に入れてみたんだ。
 すると雌は、交尾しながらコオロギをどんどん捕まえて、どんどん食べてしまうんだ。そして、交尾が終わっても雄を食べない。つまり、交尾した後に雌が雄を食べるのは、栄養分を補給するためで、満腹するくらい栄養補給されてたら雄は食われないんだ。
 でね、その生き残った雄を別な雌と交尾させてみる。同じ様にコオロギを入れると、やっぱり雌は雄を食べない。だから、1匹の雄を何回でも交尾に使える。
 つまり、競走馬でよくある「種馬」として雄を使う事が出来る訳なんだ。カマキリだから「種カマキリ」だね。

 いや~、この話、今でも覚えているのですから、私にとっては滅茶苦茶面白い話だった…って事ですよね。こんな面白い話を聞かせてくださったH先生には、本当に感謝です。
 番外編は以上です。次回は、創設秘話(?)の続きを書きます。

 ところで、令和6年6月11日の「1年生へのハサミの指導」に、また「いいね」などをいただきました。2日連続で、とてもヤル気が出ます。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
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