エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

滑って爽快な三角山登山

2023-07-28 04:30:00 | 野外活動

 毎週木曜と金曜は、もう解散してしまった八軒自然科学クラブの思い出を書いてます。昨日(R5.7.27)に続いて今回は、通常のハイキングや登山に関わる話をします。

 2月には、札幌市西区のシンボルである三角山登山をしました。雪の積もっている時期ですから、冬山登山や雪山登山という事になりますが、広い林道が整備され、冬でもコースが踏み固められているので、初心者でも簡単に登る事ができます。

 この三角山登山…最大の売りは「山頂からの尻滑り」です。

 林道入口からのんびり登っていき、山頂へ到達したら景色を眺め、一度、八~九合目辺りにある広場へ戻ります。そこで、昼食を食べて休憩したら、再度、山頂へ向かいます。

 ただし、完全に山頂へ登るのではなく、少し手前の林道の角で止まります。そちら側の麓には病院があるのですが、その病院の横辺りに滑り降りられるよう、指導員がコースを見極めながら尻滑り開始です。

 斜面に積もった雪に座り、手や尻を動かして雪面を滑っていくのですが、コースを開拓している指導員は、そんなにスピードが出ません。ゆっくり滑り降りていく感じです。それが二人目、三人目…と続くにつれて、どんどんスピードが出るようになります。概ね四~五人目がピークとなり、七人目くらいからはスピードが出ない…と言うか、あまり滑らなくなります。滑る子供たちと一緒に雪が流れていくので、雪が無くなって、笹や枝が出てしまい引っかかるからです。

 そうなると、最初のコースの近くに新しいコースを作ります。そして、また尻滑りで降りていく訳です。

 こうやって、山頂から麓の登山口まで滑り降りていきます。登る時は、のんびり登っている事もあって2時間くらいかかりますが、帰りは概ね15~20分間で滑り降ります。もう、とっても爽快です。

 もちろん、気を付けないと怪我をします。コースの先が2~3mくらいの崖になっている事もありますし、枝に引っかかる事もあります。立木にぶつかる可能性もゼロではないでしょう。だから滑る際、我々指導員は最大限の注意を払っていました。

 ちなみに子供たちには、通常活動の中で最も人気の活動でした。

コメント
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