コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

採用の話

2014-07-14 23:54:04 | 日記
昨日のブログに書いた友人は
旅行代理店に勤めている。

旅行業界は
学生の就職人気ランキングで上位を争う。
友人の会社も例外ではない。


その友人とは仕事の話をよくする。

社会人の僕らからすると、
意外でもなんでもないのだが、
旅行業の仕事は、
事務作業やチケットや宿の手配の確認作業などの
地味な作業がほとんどだという。
そして、休日などでも関係無しに
お客さんからの電話がかかってくるという。
朝の5時半にかかってきたこともあったらしい。
友人の先輩は夜中に国際電話がかかってきて、
「今すぐどうにかしろ!」とお怒りの電話を受けたこともあるらしい。

「そういう話を本当はもっと学生に言うべきだよなあ。」
僕は思わず、そうこぼした。

きっと働いたことのない学生からすると、
旅行営業マンの仕事は
「とんでもねえな。」と思うことの連続だと思う。

「仕事とはどういうことか」を
もっときちんと伝えることができれば良いのに、と思う。

だけど、エラそうなことは言えない。
採用担当者も希望者の分母を増やさなければいけない。
そういう現実もある。


ビジネス雑誌で読んだことがあるのだけど、
アイリスオーヤマでは
人事担当者が採用者に責任を持つために、
「採用者の5年後の評価」がその人を採用した人事担当者の評価になるのだそうだ。

とても素晴らしい勇気あるアイデアだと思う。
人事担当者のモチベーションも上がるだろう。



今日の日記で書いたことは
答えの無い難しい問題だと思う。

ただ、
「こんなはずじゃなかった。」と思う人が
できるだけ生まれないような世の中であれば、
素敵だ。


明日の座右の銘は
「それでも社会は面白いと思う。」

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