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フランス原子力機関、日本語で放射能情報発信

2011-03-26 11:48:41 | 欧州
フランス原子力機関、日本語で放射能情報発信


http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/chikyu-20110325-11014/1.htm


東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発事故で、放射性物質の大量拡散が問題となっていますが、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)では3月22日より日本語で今回の事故に関する放射能情報の発信を行っています。


福島第一原発の1~4号機では、原子炉建屋の爆発や原子炉、および使用済み核燃料の過熱により大量の放射性物質が拡散しており、憂慮すべき状態が続いています。今回の事故で放出された放射性物質は既に1979年の米国スリーマイル島事故を上回る規模で、原子力事故の国際評価尺度ではレベル6に相当します。


IRSNではIAEA(国際原子力機関)や在日フランス大使館などからの情報に加え、専門家1名を派遣するなどして今回の事故を監視。放出された放射性物質の量が旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)の10%に相当し、22日~24日には日本から約1万キロ離れたフランス本土に放射性セシウム137が到達するなどの分析結果を公表しています。


また、東京電力は福島第一原発の放射線モニタリングポストの測定データを11日の震災直後から「システム点検中」として公表していませんが、IRSNの公表資料「よくある質問」の中で12日から15日までのモニタリングポストのデータを掲載。東京電力が公表せず、フランスのIRSNが日本語版を公表しているのはなぜでしょうか。

2011年3月25日(金)22時0分配信






I R S N

http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx









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